作業療法

作業療法実習の心得|指導者が学生を評価する際に見ているポイント

こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。

ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!

なお
なお
今回は、作業療法実習の心得|指導者が学生を評価する際に見ているポイントと題して記事を書いていこうと思います!実習指導者が学生を評価する際に見ているポイントを知れば臨床実習合格率もグーーンっと上がるかと思います!実習指導を行なったことのある作業療法士11年目の立場から様々なことをお伝えしていきますので是非、参考にしてみて下さい!

以前にも実習関連の記事をいくつか書いています!
ぜひ、そちらも参考になるかと思いますので実習を控えている方は見てって下さい!

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作業療法学生にとって最大の難関と言っても過言ではない臨床実習!

指導者とコミュニケーションを取るのも大変ですが指導者が自分のどこを見て評価をつけているかって気になりますよね!?

今回は、指導者が学生さんのどこを見て評価(合否)をつけているかを解説していきたいと思います!

当たり前ですが自分も臨床実習を通って作業療法士になりました。
そして臨床で経験を積み学生指導を行う立場にもなっています!

その経験から伝えられることを全て伝えていきますので、この記事を読んで頂きながら指導者とのコミュニケーションをしっかり取って頂き合格をもぎ取ってきて下さい!

必ずあなたは合格できる!自信を持って行動してみてください!

作業療法実習の心得|指導者が学生を評価する際に見ているポイント

実習は主に3年生の評価学実習、4年生の治療実習が本番の実習になるかと思います!
期間としては3年生が1〜2ヵ月程度、4年生が3〜4ヵ月程度になりますよね。

その間に指導者としっかりとコミュニケーションを取り評価方法や治療方法を学び実習を乗り越えていくのが臨床実習です!

学生さんにとっては長い戦いのスタートだと思います!
実習では、初めての環境に1人でいき、周りに知っている人もいなければ、初めてのことだらけで正直、緊張と不安しかないと思います。

なお
なお
自分も学生の頃は緊張と不安しかなかったです。

実習指導者の人とも上手くコミュニケーションを取れるか不安ですし実習に合格出来るのかも不安、自分のどこを見られるのかも不安。不安を数え出したらキリがないと思います。

そんな中、実習指導者が自分のどんな所を見て実習の合否を出しているのかが少しでも分かれば、ちょっとした安心材料になるのかなと思います。

なので、実際に実習指導者が学生さんの『どんな所を見ているのか』をお伝えしていきたいと思います!

・挨拶が出来ているか

・礼節が保たれているか

・体調管理が行えているか

・言った事がしっかりと理解出来るか

・疑問を解決しようとしているか

を見て総合的に判断して実習の合否を出しています。

なお
なお
実習指導者が見ているポイントは意外とシンプルです。知識や技術云々ではありません。そこを理解しておくだけでも実習地での行動も大きく変わってくるかと思います。

では、具体的にどう言うことなのかを解説していきます!

挨拶が出来ているか

挨拶は何においても基本中の基本です!
実習初日は、大きな声で挨拶し自己紹介をしましょう!

それだけでも実習合格率がぐーーーんと上がること間違いなしです!
(3年生の実習でも4年生の実習でも)

人間第一印象って非常に重要です!

実習指導者もそうですが実習初日ってスタッフルームにいるセラピスト全員が『どんな学生さん何だろう』という視点で学生さんを見ています。

最初に印象が良いと『しっかりした学生さんが来たな』と思ってもらいやすく実習が始まってからも声を掛けてもらいやすかったり、物事を教えてもらいやすかったりします。

逆に声が小さかったり、ボソボソと話す、挨拶が出来ないとなってしまうと『大丈夫かな?あの学生さん』っと警戒心を生んでしまい話し掛けて貰えなかったら、何も教えて貰えなかったりしてしまいます。

なお
なお
それほど最初の挨拶と言うのは重要です!

とにかく実習初日は、元気に明るくハキハキを心がけると実習指導者、スタッフ全員に好印象を与える事が出来実習合格率も非常に高く、学びのある実習を過ごす事が出来るようになるかと思います!

礼節が保たれているか

礼節も大切です!

・患者さん、利用者さんに挨拶が出来る

・スタッフに『ありがとうございます』が言える

・患者さん、家族に『ありがとうございます』が言える

・間違った事をしてしまったら『ごめんなさい』が言える

上記のことは当たり前?と思われるかも知れませんが緊張していると中々出来なくなってしまうのも事実です!

普段は礼節を保てるのに緊張や物事にいっぱい、いっぱいになってしまうとつい礼節が保てなくなってしまう学生が非常に多くいます

これをやってしまうと実習指導者からの評価も良くないものになってしまいます。

自分より他人を優先し礼節をしっかりと保つ事を心掛けるようにしましょう!
そうすれば自ずと合格率もぐーーんっと上がっていきます!



体調管理が行えているか

体調管理も非常に重要です!

どうしても実習となると身体にも心にも負荷が掛かるので体調を崩してしまう学生さんが多くいます。

・寝不足でフラフラで実習に来てしまう

・遅刻をしてしまう

・休んでしまう

・風邪を引いてしまう

・居眠りをしてしまう

体調を崩してしまうのは、致し方無いことだと指導者も分かってはいますが短い実習期間で休まれてしまったり、遅刻をされてしまうと結局は患者さんや利用者さんに迷惑を掛けることになります。

これが常態化してしまうと資格を取って社会人になってからも『同じ事をするのではないか?』と思われてしまいます。

患者さん、利用者さんに迷惑を掛けるセラピストを世の中に出す訳にはいきません!
(これは、どんな作業療法士さんも思っていることだと思います)

そうなるとやはり合格は出しづらくなり不合格への道へと歩みを進めてしまうことになります。

そうならない為にも体調管理をしっかりと行い、遅刻・欠席をせず実習に行き続ける事が実習合格率をぐーーっと上げることになるかと思います。

言った事がしっかりと理解出来るか

指導者が言った事、伝えた事を正しく理解出来ると言うのも非常に大切です。

指導者から言われた事を正しく理解せず分かった気で行動し言われた事と違う事をしてしまうと指導者からの信用が落ちてしまうことになってしまいます。

なお
なお
あれ?伝えたはずなのに出来てない。分かったって言ってたけど分かってない?

不信感になってしまいます。

実習はコミュニケーションも非常に大切なのでコミュニケーションのすれ違いは実習の不合格を招いてしまう可能性があります!

分からない事は恥ではありません!
分からない事を分からないままにして行動してしまう事が恥なんです!

分からなければ何回も何回も指導者に聞きましょう!

学生
学生
指導者の先生も忙しいから自分の為に時間を取らせる訳には行かない。

なんてことは、考えなくていいんです!
分からない事をその場で解決してくれた方が後々分からず再度説明するよりズッと時間的には効率的になるかと思います!

指導者が自分に何を伝えたいのかをしっかりと理解し実習を過ごしていく事が合格率がぐーーんっと上がりますよ!

疑問を解決しようとしているか

疑問を解決しようとしている姿は非常に指導者は見ているポイントです!

・分からないものを分からないままにしようとしてないか

・分かった気になっていないか

・担当の方に興味を持ち、調べようとする意思はあるか

・評価、治療の事に関して調べようとするか

・他部署に対して担当の方の聞きたい情報を聞こうとしているか

は評価されてるポイントです!

なお
なお
これがいわゆる実習中の積極性にあたる部分かと思います!

臨床実習と言うのは、評価・治療を学ぶ場面でありながらも将来、臨床に出た際に自分で問題を解決出来る能力を養っていく場でもあります!

社会人になれば学校の先生はいません!
あなたが困っている姿を見て優しく丁寧に教えてくれる人もなかなかいません!
学校とは違い、あなたが上司や先輩にお金を払っている訳ではありません。
あなたも先輩も会社からお金をもらう立場になります。

社会人になればみんな平等です。

分からない事を分からないと言えないと上司も先輩も何も教えてくれません。

なので学生のうちから問題を解決しようとする姿勢は非常に重要になりますし実習の合否にも大きく関わってくるポイントにもなって行きます!

指導者も普段の態度、日誌のやりとりから非常によく見ているポイントになります!

逆を言えば、なんでもかんでも調べようとする姿勢でいれば実習合格率をぐーーんっと上げる事が出来ると言えます!

作業療法実習の心得〜指導者も人間なので完璧はない〜

指導者も人間です。完璧な人なんていません!

自分が学生のころ何故か過剰に思っていたのは

なお
なお
実習指導者=すごい人 !!!

と思い過ぎて、声をかけづらかったり、時間を取らせてしまってはいけないと思い込んでしまったり、変な質問をしてはいけないなどを思ってしまい萎縮していました。

結果、これらが原因の一端で一度は実習に落ちてしまったのかなと思います!

指導者も作業療法士という資格を持っているだけでただの人間です。
人と人とが普通にコミュニケーションを取っていくスタイルを意識して接して行くで良いんです!

過剰に萎縮する必要はありません!

指導者という事を取っ払って『初対面の人と接する』と言う事を意識して接して行きましょう!

教えてもらう事も1つ1つ自分の中に落とし込んで行きましょう!
なぜそうなるのか』『本当にそうなのか』『間違っていないか』を常に思う事が大切です!

指導者も人間なので間違った事を教えてしまう事もあります!
全て言っている事が合っているとは限りません。

言われた事を鵜呑みにするのではなく、もう一度自分で調べ直すぐらいの姿勢でいられると実習を良い時間として過ごしていく事が出来るかと思います!

作業療法実習の心得〜誠実と素直にいる事〜

いかがだったでしょうか!?
作業療法実習の心得|指導者が学生を評価する際に見ているポイントと題して記事をまとめました。

やっぱり実習を行なって行く中では、誠実である事素直である事は非常に重要です!

それが実習合否に直接繋がってくるポイントだと思いますし指導者もよーーく見ているポイントかと思います!

基本的に実習中ごまかしは効かないと思ってくださいね!

指導者は普通の人間ですが非常に辛い実習と国家試験を乗り越えてきた人です。
そして社会人になってからも指導者になるまで非常に叩き上げられて来ています。

なので人を観察する能力だけは普通の人間よりズバ抜けています

学生さんのことは常に分析していますし誤魔化そうとするとするその瞬間から分かってしまいます!

繰り返しになりますが誠実である事素直である事を大切に実習に取り組んでください!

そして上記の項目に並べた項目で学生の事を見ているんだと意識してもらいながら実習を過ごしてもらえると実習合格まで実のある時間を過ごせるようになるかと思います!

このブログを見てくれている方々がスムーズに実習合格が出来る事を心よりお祈りしております!

以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
少しでもあなたの未来が良い方向に向かうことを祈っています。
『悩み事』『もっと聞いてみたい事がある』と言う方はTwitterのDMやブログのお問い合わせから連絡下さい。1人で悩まず一緒に歩んでいきましょう!

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