作業療法

総合臨床実習での目標|急性期で獲得すべきこと

こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。

ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!

なお
なお
今回は、総合臨床実習での目標に関してまとめて行きます。回復期でも成果付きでも参考になるかと思いますが、特に急性期に実習へ行く人におすすめです。

前回の記事の続きです。前回の評価実習編(検査測定実習編)見てない方は、そちらも参考になりますので是非みて頂ければと思います!

評価実習(検査測定実習)での目標|急性期で獲得すべきこと評価実習(検査測定実習)での目標を学生さんに向けてお伝えして行きます。これから実習を控えている作業療法士学生、理学療法士学生、言語聴覚士学生におすすめです。特に急性期病院に行かれる方必見!...

今回は、総合臨床実習に関しての記事を書いて行きます。
総合臨床実習(治療実習)とは、主に4年生が行う実習で8週×2回行う長期実習となります。

・患者さんに対して検査、測定を行う

・患者さんの問題点を見つける

・患者さんの治療目標を考える

・患者さんの治療プログラムを立案する

・実際に指導者監視下の下、治療を行う

・スタッフ、他部署の人とコミュニケーションを取る

主に上記のことを目標に行われます。

長期間の実習でもあり、学生さんにとっては国家試験の前の大きな山場となります。
最終学年で行う総合臨床実習。いよいよ、作業療法士や理学療法士、言語聴覚士になるべく、最後の学びの場です。評価実習(検査測定実習)と違う緊張感があると思います。

今回も現役の作業療法士で急性期病院に長く勤務し学生指導も行なったことのある立場から、急性期病院での総合臨床実習(治療実習)の過ごし方と乗り越え方をお伝えして行きます。

是非、最後まで目を通してみて下さい。

総合臨床実習での目標|急性期で獲得すべきこと


急性期病院での総合臨床実習では、リハビリを実践する上でも、より医学的な知識と他部署とのコミュニケーションを問われる場所です。

そんな急性期病院で総合臨床実習をする上で大切なことは以下のようになります。

・様々なスタッフとコミュニケーションを取るようにする

・評価、問題点の抽出はしっかりと行う

・治療を行う上では文献を参考にする

・書き物は実習時間内に極力終わらせる

・睡眠時間を多く確保する

です。

前回書いた、評価実習の時の大切なポイントに加えて上記のものが必要となります。

なお
なお
意外と簡単そうで中々出来ないものです。

では、1つずつ具体的に解説して行きます!

様々なスタッフとコミュニケーションを取るようにする

総合臨床実習をする上で大切なことは、様々なスタッフとコミュニケーションを取れるようにするです。

なお
なお
コミュニケーションを取るのは何よりも大切なことです。患者さんと取るコミュニケーションは、何よりも大切なことですが、それに加えて総合臨床実習では医師、看護師、他リハスタッフなど様々なスタッフとのコミュニケーションを取る機会も増えます。緊張するかと思いますが、極力、積極的に行えるようにしていきましょう! 

急性期病院においてはスピード感が何よりも大切になっていきます。
もたもたしていると何も出来ないまま、あっという間に患者さんは退院していってしまいます。

あっという間に退院することは良いことですが、生活復帰を行うにあたって不自由な状態のまま送り出してしまうことになります。

それでは急性期病院に務めるリハビリスタッフとしては失格です。

そうならない為に、他部署との連携は必須となります。

実際にどんなことを他部署の人に聞くかと言うと

・予後予測

・病状

・病棟での様子

・夜間の様子

・退院時期がいつになるか

・介護保険は使用出来るのか

・家族の協力は得られるのか

・家の状況はどのようになっているのか

などです。
上記の情報はなるべく早く取れた方が良いです。
指導者から上記のことを尋ねられる前に自分から上記のことを尋ねられるとポイントは高いです。

目の前の担当させてもらっている人が、どのようになれば『1番幸せに暮らして行けるのだろう』というところを想像しながら実習に取り組めるとスムーズに実習を進めて行くことが出来ますよ。

是非、意識して自分で調べることの出来ないことに関しては、どんどん他部署の人に聞いてみましょう!(他部署に聞く場合、指導者の許可が必要なのであれば、具体的にどんなことを他部署の人に聞きたいかを伝え、どんどん情報収集していきましょう)

評価、問題点の抽出はしっかりと行う

総合臨床実習をする上で大切なことは、評価、問題点の抽出はしっかりと行うことです。

なお
なお
2〜3年生で行なって来たことを確実に実施していくことが大切です。評価と問題点がしっかりと出来ないと、そのあとの目標・治療プログラム立案・治療が全て上手く行かなくなると言っても過言ではありません。なので、評価、問題点の抽出はしっかりと行えるようにしておきましょう。

評価、問題点の抽出は非常に重要なところです。
自分は、これが出来なくて実習が不合格になったと言っても過言ではないと思っています。

評価を進めていくにあたっては、ボトムアップで行うのは非常に非効率です。

必ずトップダウンで行うよにして下さい。

トップダウンで行なっていくコツとしては

・必ず患者さんのHOPEを聞くようにする

・HOPEから必要な評価項目を上げる

・HOPEを叶える為に治療を展開していく

上記のこと意識して行うと良いです。
トップダウンアプローチが行えると、非常に問題点も抽出しやすく、検査測定しなければならない項目もスムーズに上げることが出来ます。

なんでもかんでも検査測定をしているのは、時間の無駄と患者さんに対しても大きな負担を強いることになります。

患者さん、指導者の時間を頂いていると言うことも意識しながら実習は進めてみて下さい。

治療を行う上では文献を参考にする

総合臨床実習をする上で大切なことは治療を行う上では文献を参考にすることです。

なお
なお
自分のやっている治療に関してエビデンスはあるのか、治療効果は出せているのか、治療の進め方は間違っていないか、これを確認するすべとして教科書や文献を参考にするのは非常に重要なことになります。指導者に聞くのもありですが、全てを聞いている時間はありません。気になることがあれば、すぐに調べる癖をつけていきましょう!

基本的に、何か気になった時に、教科書や文献を開くものです。
自分の思考で無目的に進めてしまうと、最後の考察を書くところで非常に苦労してしまいます。
漠然とした悩みの中で教科書、文献を開いてしまうのも時間の無駄になることが多いです。

例えば
『脳卒中 片麻痺 予後』『大腿骨頚部骨折 転倒 リスク 年齢』などキーワードが3つか4つぐらい上がっているのであればそれに対して教科書、文献を使ってみて下さい。

『脳卒中 片麻痺』
だけでは、膨大な情報量が出てきてしまいます。

必ず3つ以上のキーワードを意識して教科書、文献を探し情報を絞る癖をつけてみて下さい。

そうすることによってスムーズに自分の調べたいことを検索することが出来ます。

文献の調べ方は

・メディカルオンライン

・OTジャーナル、PTジャーナル

・総合リハビリテーション

・教科書

・インターネット検索

などを使用すると良いです!



書き物は実習時間内に極力終わらせる

総合臨床実習をする上で大切なことは、書き物は実習時間内に極力終わらせることです。

なお
なお
時間を有効的に使っていく為にも、書き物系は実習時間内に終わらせてしまいましょう。主に終わらせるのはデイリー、ケースノートです。レジュメは指導者と一緒に作る感覚で良いと思います。手直しされたところを家で軽く修正するぐらいにして、なるべく家には課題を持って帰らないようにしていきましょう!

実習中って日中を過ごすだけでもヘトヘトになります。
それに加えて家に帰り+αに作業をしてしまうと、本当に身が持たなくなります。

指導者の人と相談し、書き物は実習時間内に終わらせてもらうようにお願いしておきましょう。

今は、それが許される時代になっています。はじめに言ってしまった方が良いです。

『実習時間内になるべく書き物を終わらせられるようにしていきたいんですが、時間を作って頂くことって可能ですか?』

上記のことを伝えてみましょう。

そしたら幾分か調整はしてくれると思います。
ただ、注意して欲しいのがもらえても1〜2時間程度です。
やはり、実習なので見学を行い患者さんと会話し評価し治療することがメインです。

書き物をするのがメインではないので、そこだけは勘違いしないようにして下さい。

頂いた時間内で終わらせると言うのが基本です。
時間を効率よく使っていきましょう!!!

睡眠時間を多く確保する

総合臨床実習をする上で大切なことは、睡眠時間を多く確保することです。

なお
なお
実習中に重要になってくるのが『睡眠時間』です。これが確保出来ないと、次の日、眠たすぎて実習にならなかったり、集中力も欠けるので書き物の時間が異様に長くなってしまったりします。そうならないためにも早く寝ましょう!

睡眠時間はしっかりと確保しましょう!
自分はショートスリーパーだ!とか言っている余裕はありません。
6時間以上は睡眠時間を確保しましょう!

18時:帰宅、ご飯

19時:お風呂

20時:リラックスタイム

21〜22時:書き物の修正

22時:寝る

5〜6時:起床

実習中はこのルーティンワークにした方が絶対いいです。
睡眠こそ全てと言っても過言ではありません!

自分の時代は3〜4時間睡眠が当たり前でした(書き物が莫大にあったので)
ブラック企業以上のブラックを味わってました。

そんな辛い思いは絶対にする必要はありません。
とにかく寝る!これは大切にしてください!

とにかく心の余裕を作ることが上手く実習を乗り越えるコツ


総合臨床実習はとにかく長期戦になります。最初は余裕だと感じても後半になるにつれて辛くなって行きます。

なお
なお
どんなに優秀な学生さんでも余裕で実習を終える人はいないと思います。

だからこそ、いかに心の余裕を作っていくかが勝負になります。
心の余裕を作る方法は

・実習時間以外のリラックスを大切にする

・頑張った自分に適切にご褒美を与えていく

・とにかく寝る

・わからないことを溜め込まない

・土日にストレス発散をする

が重要になります。
実習中だからと言ってズッと実習モードになっている必要はありません。

切り替えて行動していくことが上手く実習を乗り越えていくコツです。
ズッと実習モードだと3ヶ月や4ヶ月の間、身も心も絶対に持ちません。

実習以外の時間の使い方を工夫して少しでも多く心の余裕を作り上げて行きましょう!
心の余裕を作っていくことで目の前の患者さんに集中できるようになり、より良い支援・援助が行えるようになります。

真面目になり過ぎず実習に取り組んで行きましょう!

出来ないが当たり前!気楽に実習を過ごそう!


いかがだったでしょうか!?
総合臨床実習での目標|急性期で獲得すべきことと題して記事をまとめました。

今回のまとめです。

急性期病院で総合臨床実習を行なっていく上では

・様々な職種の方とコミュニケーションを取り常に情報収集する癖をつける

・トップダウンで検査測定をしていきましょう

・トップダウンで進めるにはHOPEが重要です

・キーワードを3つ以上見つけ文献、教科書を使うようにする

・書き物は実習時間内に終わらせる

・とにかく寝る

上記のことを心掛けて実習に取り組んで下さい。

昨今の実習は『学生が自殺、鬱になる程辛い実習をする』から『学び多く、のびのびとやる実習』へと変わって来ています。

数年前までの地獄の実習とは変化をしてきています。
学生さんは出来ないが当たり前です。なので気楽に安心して臨床実習に取り組んでいただければと思います。

もし、嫌な思いやパワハラ的な扱いを受けたら、我慢することなく、すぐに学校に相談し対応してもらうようにして下さい!

絶対に我慢だけはせず過ごして下さい!

あなたの総合臨床実習が少しでも上手く行くことをお祈りしております!

以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
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などを書いています。興味のある記事がありましたら是非、覗いてみて下さい。

少しでもあなたの未来が良い方向に向かうことを祈っています。
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