医療コラム

コロナ禍における葬儀|家族葬をする際の実例

こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。

ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!

なお
なお
大切にしていた人が亡くなった。コロナ禍におけるお葬式。どのように行っていけば良いのか分からない。人を集めてコロナに感染させる訳にも行かないし・・・。どうしたら良いのだろう。今回は、そのように思われる方に参考になれば良いなと思い記事を書きます!

自分ごとではありますが数ヶ月前に祖母がコロナ禍において亡くなり葬儀を済ませました。
死因は新型コロナウイルスではありませんでしたがコロナ禍における葬儀であったため感染対策を行いながらの葬儀となりました。

今回は、コロナ禍における葬儀がどのように行われているのかを実体験をもとにお伝え出来ればなと思います。

家族葬の一例です。危篤状態から火葬までに行われた内容を1つずつ書いていきます。

決して暗い記事ではありません!

少しでもこの記事を読んでくれた方の参考になれば良いなと思います。
是非、最後まで目を通して頂き、コロナ禍におけるお葬式がどのようになっているのかを知って頂ければと思います。

コロナ禍における葬儀〜危篤状態から亡くなるまで〜

ここの項目では、危篤状態から亡くなるまでのお話をしたいと思います。

祖母は、病院に入院している状態でした。
危篤状態と知らせが入った時には個室に移動となっており祖母はコロナウイルスに感染していない状況であった為、面会は許可されている状態でした。

危篤状態で集まったのは祖母に関係する家族のみでした。
家族が集まった時点では、まだ息がありましたが数時間して静かに息を引き取りました。

幸い新型コロナウイルスで亡くなった訳ではありませんでしたので少しの間一緒に過ごすことは可能でした。

なお
なお
ちなみに報道でもされていますが新型コロナウイルスに感染し亡くなった場合は、よっぽどの許可がない限り故人とは会うことはできません。

エンゼルケアから出棺になるまでの間に病院で行うことは

・葬儀屋さんに連絡する

・葬式の日時を決める

・家族葬にするか一般葬にするかを決める

・故人に関係する関係各所への連絡

・死亡診断書を受け取る

です。

祖母はもともと葬儀屋さんと契約しており毎月積み立てでお金を払っていたことと、お墓も用意されていた為、葬式場探しとお墓探しには苦労せずに済みました。

葬式場が決まっておらずお墓もない状態であると、もっとやることは増えますし時間も多くかかります。

歳を重ねてからは葬式場とお墓は事前に用意しておけると良いかもしれませんね(いわゆる終活の一環として。息子・娘が促しておくことも大切だと感じます)!

コロナ禍における葬儀〜出棺後から葬式まで〜

ここでの項目は病院から出棺しお葬式までに行うことをお伝えしていきます。

出棺が終わったら病院で行うことが全て終わります。
その日は解散となり後日詳しい話を葬儀屋さんと行いお通夜やお葬式の日時を決めていくことになります。

病院での請求は、後日請求となることが多いかと思います。
病院で掛かった費用をどうするかは病院を出る前に看護師さんや事務の人に聞けるとスムーズに物事を進めていくことが出来るかと思います。

祖母の場合、葬式まで1週間ありました(コロナ禍であった為、中々葬儀場・火葬場も空いてない状態であった為)。

タイトルにも書きましたが葬式の形態は家族葬となりました。

・一般葬:故人に関わりのある人を集める

・家族葬:家族、親戚の人だけを集まる

一般葬だと集まる人が多くなり感染リスクをあげてしまうことになります。
コロナ禍においては一般葬より家族葬の方が安全性が高いかと思います!

病院から出棺し1夜開けてから葬式までに行うことは

・親戚に電話

・葬儀屋さんとの打ち合わせ

・火葬場への連絡

・お坊さんに連絡

・墓屋さんに連絡

・戒名を決める

・毎日お線香をあげにいく

・納棺の儀を行う
(故人の身体を洗う、顔剃をするなど)

・葬式のお花を決める

・マスクを用意する

・消毒を用意する

・骨壷を決める

・写真を決める

・棺を決める

・お香典返しを選ぶ

・お坊さんへのお弁当を選ぶ

です。

ザッとこんな感じです。
お葬式が開かれるまでの間、本当にやることがたくさんあります。

なお
なお
あんまり休めないというのも事実です。

今回は家族葬でお葬式を行いましたが一般葬になると連絡する規模も増えますしお香典返しも大変になります。

もちろん費用も莫大になります。

人が集まれば集まる程、感染してしまう確率も上がります。
お葬式はそんなに派手にやらなくて良いと思います。
家族・身内で静かに送ってあげるのも故人にとっては良いことかと思います。



コロナ禍における葬儀〜お通夜・告別式〜

ここでの項目はお通夜・告別式のお話をしたいと思います。

コロナ禍においても感染対策を行いながらお通夜・告別式は行いました。
ですが1日で全て終わる1日葬を選択し実施しました。
(2日葬というものもありお通夜と告別式を分けるスタイルもありますがコロナ禍においては1日で全てを終わらせることの出来るお葬式の方が参加者の安全は確保出来るかと思います。)

お通夜・告別式を行う上で注意した点は

・換気をしっかりと行う

・検温を行う

・受付時密にならないように時間をずらしながら集合してもらった

・通夜振る舞いはなしにした

・マスクを適時つけてもらうようにした

・消毒も適時行なってもらうようにした

・控室は密にならないようにした

・告別式ではソーシャルディスタンスを配慮した席順にした

です。

とにかく3密にならないように注意することで感染予防を行いながらお通夜・告別式を行いました。

マスクも基本的に告別式中はずっと着けてもらうようにし適時、必要に応じてお坊さんからマスクを取ってもらうタイミングを言ってもらうようにしました。

なお
なお
告別式中、マスクを取ることは数回ありました。

新型コロナウイルスのことを考えれば『直葬』という手段も取れるは取れますが、それではあんまりにも簡素化しすぎて故人に申し訳なさが残ってしまうかと思います。

直葬:お通夜・告別式を行わずそのまま火葬場に行く方法

最大限の感染症対策を行いながら行えばお通夜も告別式も行っても問題ないかと思います。
後悔しない方法で見送ってあげるのが今までお世話になってきた者のやることかなと思います!

コロナ禍における葬儀〜火葬〜


ここでの項目は火葬のお話をしたいと思います。

火葬に関しては、お通夜・告別式が終了したのちにマイクロバスを使用し火葬場まで移動しました。

マイクロバス内も密になりやすいので基本的には換気を徹底とした状態で移動を行いました。

なお
なお
正直、参加してくれた方がコロナに感染されないように配慮するのが大変です。

火葬場に到着したらすぐに火葬となり火葬終了の間まで少し休憩の時間となりました。
お昼時ということもあったので家族・親戚に対してはお弁当の用意をしました。

お弁当を食べる際の注意点は

・アルコールの提供はなし

・黙食(喋らない)が基本

・ソーシャルディスタンスを取る

・食べ終えたらマスク

・換気をする

は徹底して行いました。

今まで述べてきたことを徹底とした結果、感染者を1人も出すことなくお葬式を行うことができました。

とにかく1人も感染させない。という強い意識を持って配慮した行動をすることが大切だと感じます。

火葬が終われば納骨し速やかに解散となりお通夜・告別式・火葬全てが終了となりました。

感染対策を意識して故人を送り出してあげる事が大切

いかがだったでしょうか!?
コロナ禍における葬儀|家族葬をする際の実例と題して記事をまとめて参りました。

繰り返しにはなりますが、コロナ禍においても今までお世話になった故人をしっかりと送り出してあげるのは、お世話になった者のやるべきことだと思います。

常に感染対策を意識して故人を送り出してあげる事が大切です。

その為には

・必要最低人数で行う

・なるべく短時間で行う

・3密を避ける

・アルコール提供はなしにする

・手洗い、消毒を徹底とする

が重要になるかと思います。

是非、この記事を参考にコロナ禍においてもしっかりと故人を敬い送り出してあげてください。

コロナ禍だから何もやらないでは、あまりにも寂しすぎるかと思います!
どうにかしてお通夜・告別式ができないかを考えて行動してみて下さい!

その方が後悔が残りませんよ!

以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
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