リハビリコラム

脳卒中急性期で作業療法士がやること〜介入の進め方を説明します〜

こんにちは!なおです!
このブログは『医療のこと』『生きための知恵』を柱に人生頑張っている方に向けて情報発信をしていくブログです!
ブログ×ツイッターを通し様々な方と楽しみながらコミュニケーションを取れればなと思っています!

なお
なお
今回は、脳卒中急性期で作業療法士がやること〜介入の進め方を説明します〜と題してブログをまとめて行きたいと思います!

久しぶりに臨床的な記事を書いて行こうと思います!
脳卒中急性期で作業療法士がやっていることを
『リスク管理』『評価』『治療』の順番でお伝えしていこうと思います!

・何から初めて行けば良いか悩まれている方

・介入の進め方に悩まれている方

・治療方法で悩まれている方

・当事者の方

・当事者の家族の方

に参考になれば良いなと思います。
では、早速書いて行きたいと思います!

脳卒中急性期で作業療法士がやること〜リスク管理〜

リスク管理に関しては非常に慎重に行なって行かなければならない点です。
考えるべきポイントは

・脳梗塞なのか脳出血なのか

・心原性なのかアテローム性なのか

・発症してどのくらい経過が立っているのか

・手術の有無(手術をしたのなら主治医からの指示はどうなっているか)

・リハビリ中止基準と比較して現状はどうなのか

を注意深く情報収集を行なっていきます。

カルテからの情報はもちろんのこと主治医・看護師と直接話し情報の漏れが無いようにして行かなければなりません。

なお
なお
なので、医師や看護師とは、毎日常に会話をする状態となります。

急性期という場所は『知りませんでした。すみません。』が許されない場所になります。
それは、患者さんが『死ぬ』か『生きるか』の瀬戸際で過ごしているからです。

『死ぬ』か『生きるか』の人を対象に作業療法を展開して行かなければならないのに
知りませんでした。すみません。』は、あまりにも無責任な状態となってしまいます。

・患者さんが今どういう状況なのか

・発症からどのくらい経過したのか

・意識レベルはどうなのか

・どんな薬剤を使っているのか

・ベッドUPはどのくらい行なっても大丈夫なのか

・バイタル変動の許容はどこなのか

を経過と共に慎重に慎重に考えて進めていく段階になります。
これがリスク管理になります。

加えて文献なども調べ、積極的に○○さんは発症○日経過しており、神経症状も出ていなく、文献的もそろそろ離床のタイミングかと思いますが先生いかがでしょうか?とセラピストから主治医に相談出来るぐらいの心構えが必要になります。

主治医の指示を待っているだけではダメです。
どんどん攻め込んでいく必要があります。

一分一秒でもベッドに寝ている時間が短い方が
より素早く回復し退院に繋げられる可能性が高くなります。

情報収集を出来るだけ多く行い、刻一刻と素早いタイミングでベッドから離れられるように進めて行けるようにすることが作業療法士の役割になります。



脳卒中急性期で作業療法士がやること〜評価〜

脳卒中急性期で作業療法士が行う評価としては本当に書ききれないぐらいたくさんあります。

基本的には、個別性が強くなるので、各個人によって評価することは違う!
と言ってしまったら、このブログは、もともこうも無いので・・・笑

普段、自分が概ねやるであろう評価をご紹介したいと思います!

・GCSまたはJCS評価

・バイタルサイン

・面接評価

・高次脳機能評価

・認知機能評価

・ブルーンストローム評価

・筋緊張

・筋力

・感覚評価

・関節可動域評価

・反射評価

・協調性評価

・失調評価

・姿勢評価

・動作分析

・バランス評価

をやることが多いです。

患者さんの状態にもよりますが1回の介入で上記の6〜7割程度は評価してしまいます。

特に重要視する評価が面接評価になります。面接評価が行える方に対しては
『作業療法を行う上でどうなって行きたいか』『どんなリハビリを望むか』『自分がどうなって行きたいのか』『まず出来るようになりたいことは何か』を聞ければ聞きます。

なお
なお
もちろん中には会話すら出来ない方もたくさんいます。そういう方に対しては会話を必要としない評価を行なっていき、経過と共に患者さんの言動や反応を評価しながら探っていくことになります。

また、家族などからも話を聞けたら『家族の希望』『どうなって欲しいか』『脳卒中発症前のこと』を聞けたら聞いておけると、治療展開が行いやすくなります。

脳卒中急性期の作業療法評価の最初は
森をみて木を見ていくことが大半かなと思います。
最初から木を見ることは少ないかなと思います。

大枠から捉えて経過を辿りながら細かい部分の評価をしていくことが大半かと思います。

その他にも評価していくことがあり

・発症部位はどこなのか

・発症部位からどんな症状が考えられるのか

・血液検査はどのような状態になっているか

・薬の作用、副作用がどんな状態か

・昨日と比較して今はどうなのか

・リハビリの効果が出ているのか

なども評価しながら介入していきます。

作業療法士として身体面、精神面を評価していくと同時に
急性期のスタッフとして医学的な側面もしっかりと把握していかなければなりません。

物事を同時進行で進めていくことを求められます。

脳卒中急性期で作業療法士がやること〜治療〜

評価は常に毎日繰り返し行うことになります。
治療→評価→治療→評価→治療→評価→治療と退院が決まるまでぐるぐる毎日行います。

なお
なお
治療を行い次の日に何も効果が出ていないのは治療効果としては乏しいという判断になり治療方法を変えていく必要があります。

でないと、患者さんの回復スピードに追いついていくことができず自分が行なっている作業療法が無意味なものになってしまうからです。

評価同様、治療に関しても個別性が高くなるので一概に全てこの治療をやっている!とは中々言えませんが普段概ねやるであろう治療方法に関してご紹介していきたいと思います!

・反復促通

・IVESによる電気刺激

・ボバース概念を用いた姿勢調整

・CI療法の概念を取り入れた上肢機能練習

・高次脳機能練習

・基礎体力の底上げ

・バランス練習

・日常生活動作練習

・手段的日常生活動作練習

を行なっています。

もちろん、麻痺の具合、高次脳機能の具合、認知機能の具合でやることを変えながら治療・支援は常に行なっています。

治療の展開に関しては、個人の勉強だけではどうしても補えない部分が多いので
どんどん外の研修会に足を運び、技術を身につけ即実践していくのが一番手取り早く患者さんに還元していく方法になります。

なお
なお
休みの日は家にこもってたり、遊んでばかりいる訳にもいきません。

運動負荷量の調整に関しては
姿勢観察、動作分析から身体全体の筋緊張具合、姿勢崩れ具合を総合的に評価して患者さんに伝えるようにしています。

機能練習重視ではなく
生活に戻る為の練習もどんどん取り入れていかなければならないので機能練習20分・生活練習20分、機能練習10分・生活練習30分など、なるべく生活の練習を多く実施できるように介入を心掛ける必要は急性期でも大切な視点になります。

また、脳卒中急性期では作業療法を行いながらリスク管理も行なっていかなければなりません。運動負荷量が高すぎると血圧が上がり再梗塞や再出血のリスクも伴ってしまいます。かと行って運動負荷量が低すぎると作業療法の意味がなくなってしまいます。

微調整が難しいところだと思います!

常に観察しながらバイタルをはかり
運動調整をしながら作業療法を展開していかなければなりません。

常に考えながら行動が好きな人にとっては最高の現場となります!

脳卒中急性期で作業療法士がやることはたくさん!

いかがだったでしょうか?
脳卒中急性期で作業療法士がやること〜介入の進め方を説明します〜と題してブログをまとめて参りました。

脳卒中急性期で作業療法士がやることは山ほどあり、常に頭をフル回転させながら他部門とコミュニケーションを取りながら作業療法を行なっていく必要があります!

そして同じような患者さんが1人だけではなく10人も20人もいるような現場になります。

非常にハードな環境に身をおくことになりますが患者さんの回復を常に側で見ていくこともできる環境でもあります。

自分が行なったことがすぐに治療効果として現れ
良くなっていく過程を見れる現場でもありますので非常にやりがいを感じやすい現場にもなります。

自分が頑張れば頑張った分、患者さんも良くなっていきます。
変化しないという環境には身を置かないので、モチベーションを高く保ちながら仕事が行えるようになります。

そこが急性期の脳卒中の作業療法を行う楽しさかと思います。

基本的にリスク管理が行えばどんな作業療法を行なっても大丈夫です!
リスク管理をした上でしっかりとした面接を行い、患者さんや家族の希望を聞き、希望にそった支援を行えれば最高です!

機能練習だけに気を取られることなく生活に戻る為の介入が作業療法士には求められます!

以上、本日のブログでした。
本日も観てくださっている方、本当にありがとうございました。また、時間がある時に気軽に観にきてくださいね!
そして、何かあればTwitter、お問い合わせから連絡下さいね!!!
1人で悩まず一緒に歩んでいきましょう!

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