リハビリコラム

インシデントを起こし落ち込んだ時の立ち直り方5選|リハビリ職必見

こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。

ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!

インシデントを起こしてしまった・・・。本当に落ち込むし動揺するな。後を引くのも良くないし・・・。気持ちを立て直す良い方法ないかな?

インシデントを起こしてしまうと非常に動揺しますよね!

特に

・初めてインシデントを起こしてしまった

・絶対やらないミスをしてしまった

・患者さん、利用者さんを傷つけてしまった

などの時はより一層かと思います。
ぶっちゃけインシデントを起こしてしまったことは仕方ないことだと思いますが、あまり尾を引くのも良くはないです。

今回は、インシデントを起こし落ち込んだ時の立ち直り方5選をお伝えしていきたいと思います。

是非、実践して頂いてなるべく早く立ち直ってみて下さい!

ちなみに前回もインシデント関係の記事を書いています。

インシデントを起こさないために意識すること5選〜リハビリ編〜インシデントを起こさないために意識すること5選!〜リハビリ編〜をまとめました。起こさない為に意識することを知れば未然にインシデント・アクシデントは防げます。直近でインシデントを起こしてしまった方、リハビリ系の学生さん、新人作業療法士・理学療法士・言語聴覚士の方にオススメです!...

こちらも合わせて見て頂くと参考になるかと思います!

インシデントを起こし落ち込んだ時の立ち直り方5選|リハビリ職必見

インシデントを起こした時の立ち直り方は以下の方法になります!

・原因を徹底的に追求する

・対策を考えて実践する

・重大なインシデントに繋がらなくてよかったと思う

・反省が終わったら振り返らない

・時間が過ぎ去るのを待つ

です!

これらを意識して考えることで尾を引かなくなります!
では、具体的にどういうことなのかを解説していきます!

原因を徹底的に追求する

インシデントを起こし落ち込んだ時の立ち直り方として、原因を徹底的に追求してみて下さい。

・なんでインシデントが起きてしまったのか

・自分の落ち度は何だったのか

・患者さんの評価は適切に出来ていたのか

・環境に配慮出来ていたのか

・過信をしていなかったか

とにかく原因を追求しましょう!
ここが中途半端に終わってしまうとズッと尾を引いてしまうようになります。

なお
なお
尾を引くのは精神衛生上本当に良くないことです!

インシデントっと思い出したくない記憶にはなりますが、インシデントを起こしてしまった直前や2日、3日ぐらいはしっかりとインシデントに向き合いましょう!

しっかりと向き合う中で上記に挙げた項目を中心に『何でインシデントが起こってしまったのだろう』を考えて下さい!

原因がはっきりするまでは、自分を追い詰めても良いかと思います!

原因がはっきりしたら、もうそれ以上は自分を責めないようにして下さい。
原因を追求することが反省にもなります(もちろん患者さんに謝罪したうえで)。

原因を追求したら次は対策をしっかりと考えていきましょう!

対策を考えて実践する

インシデントを起こし落ち込んだ時の立ち直り方として、対策を考えて実践することをして見て下さい!

・患者さんの近くに立つようにする

・環境を整える

・患者さんから目を離さない

・自立していても常に転倒するリスクがあることを認識する

・毎回、介入前にカルテを確認してミスがないか振り返る

などです。
他にもインシデントの内容次第で対策できることはたくさん見つかるはずです。

インシデンをが起きた場合、落ち込んでいるだけや自分を責めるだけでは何も解決しません。

なお
なお
ズッと落ち込んでいても起きてしまった事象は取り消すことが出来ませんし何も対策を考えないのでは前進しません。

解決していく為には原因を追求して対応策を考え実践していくことが重要です!

失敗は成功の元です。
次繰り返さなければそれで良いんです!

同じことを2度繰り返してしまうのは原因を追求しきれていないか対策を行いきれていないかのどちらかです。

同じ失敗を繰り返してしまうのが一番最悪なことです。
もし同じ失敗を2回繰り返しているのなら大いに反省しましょう!

同じ失敗を繰り返さないようにする為にも原因を追求し対策を考え実践することは積極的に行なっていきましょう!

原因追求、対策考案、実践が確実に行える。
それが確実に行えれば自分の自信にもなりますし最速で立ち直る方法となります!

重大なインシデントに繋がらなくてよかったと思う

インシデントを起こし落ち込んだ時の立ち直り方として、重大なインシデントに繋がらなくてよかったと思うことも重要です!

・この程度で済んでよかった

・怪我がなくてよかった

・物が壊れなくてよかった

・検査はあったけど何もなくてよかった

・患者さんがショックを受けなくてよかった

など、最悪な状態にならなくてよかったと思うことも非常に大切です。

なお
なお
最悪な状態とは、患者さんの人生を変えてしまったり、亡くならせてしまったり、過失が医療者側に100%ある状態のことを言います。

インシデントを積み重ねることで重大なアクシデントを防げるようになります。
なので絶対にインシデントのもみ消しをしないことが大切です。

インシデントは起こらなければもちろん良いですが起こしてしまった時にいかにそのインシデントに向き合えるかが大切になります。

今回は『この程度で済んでよかった』と自分に言い聞かせ、次同じ失敗を繰り返さないようにするという意識づけができれば早めに気持ちを立て直すことが出来るようにります!

最悪なことが起きなくてよかったともうようにしてみましょう!



反省が終わったら振り返らない

インシデントを起こし落ち込んだ時の立ち直り方として反省が終わったら振り返らないことも大切です。

原因を追求し対策を考え実践しているのであれば、もう起こしてしまったインシデントの事は終わりです。過剰に振り返る必要はありませんしいつまでも振り返っていては前に進むことが出来なくなってしまいます。

なお
なお
いつまでも起きてしまった事象に囚われないこと!医療者として大切です。

自分を追い込み過ぎないこと!
十分反省したのなら自分を許してあげましょう!

そして日々の業務に集中をすることやプライベートを充実させられるように行動しなるべく早く起こしてしまったインシデントを忘れられるように行動しましょう!

長く仕事をすればする程、どんな人でも1回はインシデントを起こしています。
あなただけが特別に事故を起こしている訳ではありません。

繰り返しになりますが次、インシデントを起こさないように気を付けられればそれで良いんです。

起こしてしまったインシデントから様々なことを学べればそれで終わりです!
いつまでもクヨクヨせず過ごしていきましょう!そうすば早い段階で立ち直れますよ!

時間が過ぎ去るのを待つ

インシデントを起こし落ち込んだ時の立ち直り方として、時間が過ぎ去るのを待つというのも1つの手です。

インシデントを起こしてしまった→原因を追求→対策を考案→実践

この一連の作業が行えているのにインシデントのことが頭から離れないという方は無理に忘れる必要もないのかもしれません。

なお
なお
無理に忘れようとすると意識して忘れられなくなってしまうといこともあるかもしれません。なんだか恋愛みたいですね・・・笑

人生は長いです。
どんなに長く物事を詳細に記憶できても1〜2年程度かと思います。
その後は記憶が断片的になったり、思い出したくても思い出せなくなってしまったりするものです。

時間が解決してくれるということもあるかと思います!

ただただインシデントを起こしてしまった→原因を追求→対策を考案→実践→悩むの繰り返しをしていくうちに徐々に忘れられるはずです。

立ち直るまで長い時間がかかってしまうかもしれませんが、どうしてもインシデントのことが忘れられないという人は、忘れられるまで思い続けることも良いことかもしれません。

インシデントを忘れるために無理矢理な行動は避ける

インシデントを早く忘れたいが故に無理矢理忘れられるような行動はしてはいけません!

例えば

・お酒を飲んで忘れる

・反省も何もしないでインシデントをなかった事のようにしてしまう

・自分は悪くない。患者さん・利用者さんが悪いと思う

こららは絶対に避けた方が良いです。

上記のことを行なってしまうと、自分の身体や心を壊す原因になります、同じインシデントを繰り返しますし、アクシデントを引き起こす可能性を格段に上げてしまったりしてしまいます。

忘れたい記憶なのは分かります。
分かりますが無理矢理忘れられるように行動してしまうのは絶対に良くないです。

なお
なお
起こしてしまった事象に関しては確実に向き合うようにしましょう!逃げないこと!

医療者として、人として最低限の責任は取りましょう!
それが自分自身を守ることにもなりますし今後出会う患者さん・利用者さんを守ることにもなります!

インシデントを重たく捉え過ぎずにしてみて下さいね!
インシデントはあくまでも重大なアクシデントにつながる前のものです。

誰でも引き起こしてしまうものだということを認識して下さいね!

早く立ち直り普通の業務に戻りましょう!

いかがだったでしょうか!?
インシデントを起こし落ち込んだ時の立ち直り方5選|リハビリ職必見と題して記事をまとめて参りました。

ぜひ、この記事を読み込んで頂きインシデントを起こしてしまった方は早く立ち直れるようにして見ましょう!

なお
なお
早く立ち直り普通の業務に戻ることが大切です。

患者さん、利用者さんは次から次へと来ます。
いつまでも1人の患者さん、利用者さんで躓いている場合ではありません!

セラピストが動揺していると確実に患者さん、利用者さんには伝わります。
動揺が伝わるような介入を行なっているのはプロではありません!

インシデントを起こしてしまうことは仕方がないこと。
より一層気持ちを引き締めて業務を行なっていきましょう!

それが出来れば十分です!

以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
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