作業療法

作業療法士になるには

こんにちは!なおです!
このブログは『医療のこと』『生きための知恵』を柱に人生頑張っている方に向けて情報発信をしていくブログです!
ブログ×ツイッターを通し様々な方と楽しみながらコミュニケーションを取れればなと思っています!

このブログも積み重ねてきて、この記事で20記事目です!
頑張って来たような、頑張って来てないような何とも言えない数字ですが。笑

2日に1回投稿を守りながら行えている事は褒めようと思いますw
この調子で次は30記事を目指して行きたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。

最近思うことは、書く事に苦痛にはなってませんが、いかんせん「時間」が足らないです。
1日30時間ぐらいあればいいのにって毎回思います。笑

まぁ、でも時間はみんな平等に流れていくし「時間が足らない」という事は、それだけ日々が充実しているんだろうなと思い前向きに捉えながら毎日を過ごして行こうと思います。笑

はい!ということで本日のお題は『作業療法士になるには』です!
作業療法士ってどうやってなるの?どんなこと学ぶの?学費はどのくらいかかるの?などに答えていきながら自分の経験してきたことを書いていければと思います。

以前にも「作業療法」関係の記事は書いてあるので、それも時間がある時に読んで頂ければと思います!!!

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では。始めていきたいと思います。
最後までお付き合い頂けれると嬉しいです!



作業療法士になるには

では、作業療法士になる方法をお伝えしていきます。

まず、みなさんがご存知のように作業療法課程がある「大学」か「専門学校」に行き3-4年、勉強と実習を実施し年に1回ある、国家試験に合格して初めて作業療法士として働くことが出来ます。

現在学校は、ほぼ3年制課程がなくなり、専門学校でも4年制課程となっている所が多いです。

そして、米国では既に4年制課程ではなく6年制課程になっているそうです(作業療法士になるには最低、修士が必要ということですね)。
今後、日本でも「6年制課程が良いのでは?」という案が出てきており、もしかしたら6年制になる可能性があります。

作業療法士になる上で(理学療法士も同様ですが)、大学に行けばいいの?専門学校に行けばいいの?という問題に関しても良く目にする質問だなと思うんですが、結果から言ってしまうと4年制の学校に行けば、大学だろうが専門学校だろうが何も問題ないです。

それは、専門学校4年制課程を卒業すれば大学卒と同等の学位にあたる「高度専門士」を取得出来る学校も多くあり、卒業後、大学に入り直さなくても大学院に行けることや待遇面に関しても大学卒と同様の待遇を受ける事も可能となっているからです。

卒業後の病院勤務では『学力』より『コミュニケーション能力』の方が重要視されます。

「卒業校」や「学力」だけで、下に見られたりすることはないので、安心してください!
資格をとってしまったら皆同じ。後は目の前にいる方に対してどれだけ『情熱』を捧げられるかが勝負です。笑

それでも学校選びに迷ってしまう方がいらっしゃれば以下のことを参考にして頂ければと思います。

学校選びを行う基準としては「国家試験の合格率」と学校の先生の「外部活動」「論文数」「認定作業療法士がいるかいないか」を見てみて下さい。

後は「学校の雰囲気が自分にあってるか、あってないか」も重要なのかな〜と思います。
学校見学に行って在校生や学校の先生と話してみてください。

学校では何を学ぶの

学年別でまとめたいと思います。

1年次

一般教養(英語、情報処理、生物学、物理学)や解剖学、運動学、生理学、コミュニケーション方法論、人間発達学、作業療法概論、心理学、地域学、身体・精神評価学、倫理学など今後、作業療法士になっていく上での基礎を学んで行きます。

また、1日施設見学などを行い、他職種理解や福祉用具機器の理解、実際の作業療法士が何をやっているのかを見る事もあります。

学校によっては、1年次より学生同士で「関節可動域評価」「筋力評価」を実際に測る練習や実技試験があります。
(自分の学校には1年次よりあり、この試験は今でも緊張したなーってぐらい覚えている試験です。笑)

学期末テストに関しては、結構難しいと思います。
新しいことばかり習うので、本腰いれていかないと分からない事だらけです!
(高校で習ってきた事がほぼ通用しないと思います。)

そして、厳しい学校であれば、基準点を取れなければ容赦なく留年させられます!
これに関して、かなりシビアかなと思います。
なので、ただ、学校に通って単位をとるだけではダメってことですね。

あ!ちなみにアルバイトに関しては「出来ます」よ。
試験勉強に支障ないレベルでやった方がいいと思いますが、自分はがっつりアルバイトはしてましたw(週3〜4ぐらい)

2年次

解剖学・運動学・生理学をより発展させた物を学んで行きます。応用編ですね。
その他にも整形外科学、内科学、神経内科学、病理学、精神医学などお医者さんと変わらない内容の勉強をしていきます。

講師の先生も実際に現場で働いているお医者さん大学で研究している先生に来て頂くので、かなり専門的な事を学んでいきます。
そして、最新の情報なども聞ける為、医療系学生にとっては目からウロコな情報ばかりでした!

作業療法の事に関してはリハビリテーションにおける身体・精神・発達評価学をより具体的に学んでいき3年次に控える本格的な実習に備えます。

テストに関しても1年次同様、さらに難しくなります。合格点取れなければ、即留年です。ここは、全くもって変わりません。

またレポート提出やグループワークも増えてくるので、様々な人とコミュニケーションを取ったり、学校に閉じこもりの日々も増えていきます。(よく学校の図書館や教室にいたなって思い出します。)

見学実習に関しては、1日だけではなく1週間や2週間と施設に行き続け、臨床実習指導の作業療法士専属助手みたいなポジションで様々な事を学ばせてもらいます。

実際に患者さんや対象者さんのお身体に触れてみることや評価を行わせてもらったりすることもあります。

2年次は緊張とワクワク感が入り乱れる時期かと思いますw

3年次

解剖学、運動学、生理学、整形外科学、内科学、神経内科学、病理学、精神医学の発展系を学びます。
ここまで来ると、基礎医学系の勉強は大図目です。

人の身体のことに関して徹底的に学び(隅から隅まで)、病気の種類に関しても様々な病気に対応出来るように勉強していきます。
覚えることが膨大過ぎて、しんどくなってきます。頭が破裂する寸前ですw

OSCE(オスキー)と呼ばれる学生同士学生対教員で身体・精神面の評価を実戦形式におこなったりします。
教員が患者さんや対象者さんになりきって、学生が主体的に検査・測定を行っていきます。

具体的には試験中、「この方、肩が挙がらないな」と判断したら「関節可動域が何度か」「筋力がどのくらいあるか」を自分で判断し測定していきます。また、「喋らないな」と判断したら「その人の性格はどんな性格なのか」「どのような精神状態なのか」を調べていく勉強になります。

さらに少しずつ、作業療法治療学が始まっていき、実際の治療に関しても学んでいきます。
学ぶ治療は、装具や福祉用具のこと、身体領域・精神科領域・発達領域・老年領域全ての領域に置ける治療方法を学びます。

そして、3年次では「評価学実習」といい1ヶ月間、病院や施設に行き、実際に患者さんや対象者さんに触れ、評価し問題点の抽出を行ないます。抽出された問題点に足して統合と解釈をおこない考察していくところまでの実習です!

ここが学生時代においての第一関門と行っても過言ではないです。

実習地には学校の先生は居ませんので、自分1人でどうにかしていかなければなりません。
もちろん実習指導者はつきますが、基本的にはその人とやり取りになります(どうしても困った際は電話やメールで学校の先生とやり取りは出来ます)。

実習ストレスだけではなく、全国様々な場所に行くので環境的なストレスも加わると思います(自分たちが住んでいる都道府県以外の場所にもいきます)。

患者さん、対象者さんと触れて検査・測定をするのはもちろんですが、社会人としてや人間としてのコミュニケーションスキルも磨いていく場となっています。

4年次

ここまでくれば、ほぼ授業はなくなります。お疲れ様でしたーっという感じです。笑
残されているのは定期的に行われる国家試験模試、約4ヶ月の総合臨床実習、卒業研究、国家試験です。

総合臨床実習は学校にもよるとは思いますが2ヶ月を2回行うものでした。
この実習では、1人受け持ちを担当し退院や外来通院までを経過を追っていきます。
実習指導者の管理下のもと問診・評価・統合と解釈、治療プログラム立案・治療・再評価・考察まで全てをまとめ上げていく作業を行います。

レポート作成は最近なくなっている事が多いですがレジュメ作成、デイリーノートやケースノートの作成は行っていかなくてはならない事が多いです。(ケースノートも最近では行わなくて良いという学校が増えてますね)
いわゆる、ここが医療系実習の闇と言われるところです。笑

自分は全然出来ない学生だったので4ヶ月間の平気睡眠は3〜5時間ぐらいでした。この睡眠時間で日中は寝れない環境、常に緊張の糸が緩むことなく張り続けている状態なので、ものすごく疲れます。異常に疲れます。

卒業研究は、何か研究したいテーマを考え、自分で決め(個人でやる所とグループでやる所それぞれ学校によって違います。)研究しレポートにまとめ、パワーポイントを使用し発表を行う作業があります。

ほぼ、どの学校も必須なので、ここは避けては通れない関門になると思います。
研究するに当たっては、学校の教員が指導者として指導してくれるので、頻回に教員とセッションし作り上げていきます。

そして最後が国家試験ですね。
国家試験を受ける前に、学校独自の試験や全国模試で何点以上を取るようにと義務付けられている学校が多いです。
その試験で学校が定める基準値以上を取らないと国家試験を受けることすら出来ません。

再試も1回のみと極めて厳しく設定されている学校が多いと思います。
もちろん点数が取れなければ、即留年です。容赦情けのない世界です。
学校試験待ち浪人となってしまいます。

そのふるいにかけられて、のし上がってきた人達が国家試験を受けていきます。
最近の「作業療法国家試験」は難しくなっている傾向にあるかと思います。

ふるいにかけられてきた精鋭たちが本気で試験を受けても71.3%の合格率です(平成31年2月24日25日に受けられた方の結果)。
作業療法国家試験は共通問題、専門問題の2つに分かれてます。

総得点165/275点以上、実地問題(専門領域の中でも更に点数が多く設定されている問題)は43/120以上取らなければなりません(今年の結果を参照)。
総得点が合格以上でも実地問題が42点とかであれば不合格になります。その逆も然りです。

こんな過程を通って、今病院や施設にいる作業療法士が臨床の現場に立っています。

学費に関して

最後に学費に関しても触れておきたいと思います。

学費に関しては入学料、授業料、設備費、ユニフォーム代、教科書・教材費、臨床実習費、学生災害保険料、健康管理費、海外研修費、同窓会費、後援会費、学友会費、資格講習費、健康管理費など、様々な物にかかります。

上記の費用を含め4年制私立大学や専門学校の1年間にかかるお金はざっくり180~200万円程度かかります。
これを4年間払うので実質は800万近くかかるかと思います。

これを考えると莫大に費用がかかることがわかりますよね。

では、国公立はどうでしょう!?
上記の費用を踏まえて多く見積もって年間100万円ぐらいかかると思います。
なので、4年間で実質400万円近くかかるかということになります。

まぁ、国公立の方が安いですが、国公立に入るには狭き門ですし、いずれにせよ、高いですよね。学費!
国公立・私立大学や専門学校に通われている方全ての人に共通して、奨学金を借りている人が大概かなと思います。
これで、やっとまかなえるぐらいです。

学費を安くする為には、ものすごい勉強を頑張り「特待生」になれば授業料免除であったり、無利子の奨学金を借りたりすることも出来ます。
(これもまた狭き門ですが頑張る価値は十分あります。)

おわりに

いかがでしたでしょうか。
熱が入りすぎて、気づかないうちに文字数が5000字を超えてました。笑
作業療法士になる為の方法を記載してきました。

病院や施設にいる作業療法士は選ばれた精鋭達ですが、常に知識の更新や勉強を行って行かないと、すぐに廃れていきます。
常に目の前の方に最新の知識と技術で対応していく必要があります。また、社会人になれば自分の身は自分で守らなくてはいけません。

社会の現場は、学校にいたときみたいに教員がこん親切丁寧に教えてくれる環境ではありません。
病院に出れば1人の作業療法士お給料をもらい働いているんです
患者さん・利用者さんからしたら10年目作業療法士だろが1年目作業療法士だろうが、一緒です。

先輩に何か教えてもらうときは『先輩の時間をもらっている』ということを常に念頭において下さいね。先輩はあなたのお友達ではありませんからね。
決して『1年目で何にも分からないのに先輩が指導してくれない』なんて思わないでくださいね。

指導してくれる環境というのは学校を出たらおしまいです。
もしかしたら、ある程度、現場でも指導してくれるかもしれませんが、それは最低限の話です。
自分から求めて行かなければ何も教えてくれません。
数年立っても報告・連絡・相談が出来ないと後ろ指さされて笑われて誰にも相手にされず終わりです。

常に謙虚な気持ちを持って日々に学んでいきながら物事に取り組んでいく事が大切です。

はい!!!ってことで最後は厳しめの意見になってしまいましたが以上で本日のブログを終わりにしていきたいと思います。

少し文字だらけになってしまって見にくくなってしまっていたかもしれません。
最後まで目を通して頂いた方、本当にありがとうございました!

このブログでは、リハビリ、介護、健康に関して困っている、悩んでいる方が気軽に相談できる場、情報を得られる場を目指しブログを行っていきたいとおもっています。
何かに悩まれている方がいらっしゃれば、どんなん小さな事でも構わないので1人で悩まずコメントでもなんでも良いので連絡くださいね。なにかしらの力添えはできるかと思いますので。

本日も観てくださっている方、本当にありがとうございました。また、時間がある時に気軽に観にきてくださいね!



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