医療コラム

患者さんに「イラッ」と来た時の対処法5選|心掛けておくべきこと

こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。

ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!

なお
なお
普段、病院勤務をしていると余り感じることが少ないかもしれませんが時には患者さんに対して「イラッ」と来ることもあるかと思います。そんな時にどう対処していけば良いのかを今回はお伝えしていきます。

医療者だって人間です。
時には患者さんに対して「イラッ」とすることだってあるかと思います。

「イラッ」とする事は、人間として当然の感情なので決して悪いことではありませんが、いつまでも引きずってしまう事は良くない事だと思います!

「イラッ」とした時の対処法を知ることで、いつまでも引きずることなく患者さんと接していく事が出来るようになるかと思います。

是非、このブログを参考にメンタルコントロールをしてみて下さい!
病院で働かれるすべての医療従事者にオススメの記事です!

患者さんに「イラッ」と来た時の対処法5選|心掛けておくべきこと

患者さんに対して「イラッ」ときた時に行う事は以下の5つになります。

・絶対に対峙しない

・共感的姿勢で早く話を終わらせる

・必要最低限のことしか話さない

・患者さんを次から怒らせないように対応する

・スタッフ間で起きた事を共有する

です。

なお
なお
基本的には、医療従事者側が大人にならなければならないと思います。

ですがストレスが溜まるのも事実。
上手くスタッフ間同士で発散できるように対応出来ると良いかと思います。

では、上記の項目を具体的に解説していきたいと思います。

絶対に対峙しない

患者さんに対して「イラッ」ときた時は、絶対に対峙しないようにしましょう!

なお
なお
言い争うだけ時間と体力の無駄です。どんなに理不尽な事でも「でも」「だって」「ですから」を使うのはやめておきましょう。

ついイラッとしてしまうと「でも」「だって」「ですから」という言葉が口から出てしまうかと思いますが、その言葉は出さないように意識していきましょう!

トラブルは、なるべく大きくならないように鎮火していく事が一番体力も時間も使いません。

どんなに理不尽に感じても患者さんは「して欲しい事はして欲しいん」です。
自分が優遇されたいものなんです。自分が一番なんです。
その欲求は抑える事が出来ません。

なので

・少々お待ちください

・上の者に確認してきます

・もう1人スタッフを連れてきます

・もう少しお待ち下さい

・出来る範囲で行わせて頂きます

でその場を逃げる事をしてみて下さい。

それを行わないと医療者側のストレスがどんどん溜まっていく一方でいつかは爆発してしまいます。

爆発してしまったら負の連鎖が始まっていきますので、なるべくストレスが最小限な状態でその場を去りましょう。

去った後は、深呼吸してなるべくストレスの原因となったものを考えないように気持ちを切り替えるように努力していきましょう!

それが一番、ストレスが大きくならないかつ問題が大きくなる事なく物事を終わらせることの出来る方法です。

共感的姿勢で早く話を終わらせる

患者さんに対して「イラッ」ときた時は、共感的姿勢で早く話を終わらせる。

なお
なお
とにかく共感しましょう。否定は絶対にしてはいけません。否定すればする程、話が長くなり医療者側の「イライラ」がどんどん溜まっていくばかりになります。

とにかく共感的姿勢で話を収束させてしまいましょう。

・そうですか

・辛いですね

・分かりました

・どうにかしますね

・主治医に伝えますね

で良いと思います。

自分のやるべき事が詰まっていても、まずは目の前の患者さんに集中して話を聞き、なるべく早く話が終えられるように話を持っていきましょう。

慌てている姿勢を出したり、聞く耳を持たないと患者さんはさらに炎上していきます。

どんなに反論したくても一度その場から離れるという事が大切なんです。

いつまでも声を聞いてたり顔を見ていると医療者側のイライラが募っていくだけです。
グッと感情を抑えて「はい」「分かりました」「そうします」でその場から去りましょう。

少し落ちつてから患者さんの元に戻り再度対応出来る事はしていきましょう!
それが感情をコントロールしていく上では重要ですよ!

必要最低限のことしか話さない

患者さんに対して「イラッ」ときた時は、必要最低限の事しか話さないようにするです。

なお
なお
必要以上の事を話すからイライラするんです。必要最低限の事しか話さなければイライラも抑えられます。

イラッと感じる患者さんとは、当たり前ですが退院するまでズッと関わらなければなりません。イラッとする場をしのげても次の日もその次の日も会わなければなりません。

その度にイライラしていては、医療者側の身が持ちません。

自分のメンタルをコントロールする為にもストレスを感じる患者さんとは、必要最低限の話だけをするように心掛けてしまいましょう。

無駄な雑談をしない。
観察上必要な項目だけ聴取する。

後は、さっと身を引く。
何か頼まれた、さっとやってしまい深く関わらないようにする。

なお
なお
それぐらいで良いと思います。

大丈夫です。そのイライラする患者さんと接するのはあなただけではありません。
他の医療者もたくさん関わっています。

何か問題があれば他の医療者が対応してくれるはずです。

医療事故につながるような事さえ避けていれば何も問題ないです。
とにかく話す事や関わる事を最低限にして仕事を行なっていきましょう。

意識的に行えれば上手くメンタルコントロールが行えるようになります。



患者さんを次から怒らせないように対応する

患者さんに対して「イラッ」ときた時は、患者さんを次から怒らせないように対応するです。

なお
なお
毎回怒られない、文句を言われないようにする為に先回り先回りして行動してしまう事も大切です。

怒られる事や文句を言われる事を最小限にしてしまえば「イラッ」とすることも少なくなるかと思います。

なので

・どういう性格の人なのかを分析する

・いつも頼まれる事は先回りしてやる

・何に不満を抱きやすいか分析する

・家族に対応方法を聞いておく

・上手く関わっている人から関わり方を聞く

などをしてしまいましょう!

無駄にイライラしてしまうだけ勿体ないです。

イライラしない為にはどうすれば良いかを考えて行動していきましょう!
先回りして行える事は積極的に行ってしまいましょう!

その方が業務にも支障を来す事なく過ごしていく事が出来ますよ!

スタッフ間で起きた事を共有する

患者さんに対して「イラッ」ときた時は、スタッフ間で起きた事を共有するようにしましょう!

なお
なお
イライラしたらとにかく患者さんの元から離れてスタッフの居る部屋に戻り起きた出来事をブチまけましょう。意外とストレス発散になりますよ!

患者さんにイライラをぶつけても更に炎上するだけです。かと言って自分の中に溜め込んでもイライラは解消しません。

なのでスタッフルームに戻り起きた事をぶちまけるようにしましょう。

言葉にして発するだけでイライラが解消出来たりしますよ。

理不尽な案件なのであれば上司に相談し対応策を考えたり、主治医に報告し主治医の方から物事を伝えてもらうようにするとトラブルに発展せずに済みます。

何か起きたら自分1人で対応・対処しない事が大切です。
病院にいる限り患者さんを攻め込んだら悪くなるのは医療従事者です。

複数人で対応する事を心掛けてみましょう!

我慢と解放のバランスが大切

たとえ真面目に働いていても「イラッ」とすることに立ち会うという事は絶対に起きてしまいます。

なお
なお
どんな医療従事者でも一生「イラッ」と感じないで終える事はないと思います。

「イラッ」と思ってしまう自分がダメな人間だとは思わず過ごされて下さいね。
それで自分が潰れてしまっては、もともこうもありませんからね。

「イラッ」と感じても患者さんの前ではグッと我慢すれば良いだけです。
その場の感情は押し殺して場所を変えて思いっきりストレスを解消する事が大切になります。

心の中では何を思ったていいです。

例えば

・うるせークソ親父が

・黙れババア

・テメェーでやれや

・二度と許さん

・黙ってろアホー

*言葉遣いが汚くてすみませんm(_ _)m

心の声が漏れてしまうのはまずいですが、、、笑

心の中では叫び放題です。

何かあったら心の中で思いっきり叫んでしまいましょう!
それかトイレに行きブツブツとストレスをぶちまけるというもの良い手かと思います。

そして休日になったら溜まったストレスを一気に解放する為にも

・思いっきり遊ぶ

・美味しいものを食べにいく

・旅行に行く

・趣味を思いっきり行う

・運動をしてストレス発散をする

などをして上手くストレスを逃してあげる事が大切です。

病院勤務をしていればクレームの1つや2つ、理不尽なことだって起きます。
その度にイライラしてしまっては、あなたの時間と体力が無駄ですよ。

上手く感情をコントロールして過ごしていけるようになりましょう!
是非、上記に書いてきた事を実践し上手くメンタルコントロールをしてみて下さい!

深く患者さんを相手にする事なく過ごしていきましょう


いかがだったでしょうか!?
患者さんに「イラッ」と来た時の対処法5選|心掛けておくべきことと題して記事をまとめました。

なお
なお
「イラッ」とした事が起きてもあまり深く患者さんを相手にする事なく過ごしていきましょう!

それで十分です。
重大な医療事故にならないように注意しながら出来る事は行い、出来ない事は出来ないでも良いと思います。

そして何度もお伝えしてきましたが1人で患者さんに立ち向かうのではなく、何か問題が起きたら複数人で対応するようにしましょう。

それだけでもストレスが溜まらなくなったりしますよ!

医療従事者は医療従事者である前に1人の人間です。
感情もあります。患者さんの奴隷ではありません。

「イラッ」と感じるのは、当たり前の感情です。

その「イラッ」とどう向き合って行くかが医療従事者のやるべき事です。

あまり深く考え込み過ぎず過ごされて下さいね!

以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
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