医療コラム

コロナで実習に行けなかった医療系学生さんが4月から取るべき行動

こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。

ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!

コロナの影響で病院実習がなくなり実習をしないまま4月から臨床の現場に出るのか〜。学内実習をやったとはいえ先輩達とは違って実際の患者さんに接した訳じゃないしな。本当に4月からやっていけるのかな?不安だな〜・・・?

令和2年度の医療系学生さんは相次いで病院実習が中止となり学内実習に切り替わっている学校が多くなっているかと思います。

医療系学生さんにとっての実習というのは資格取得前に実際の患者さんと接することの出来る機会であり臨床の現場に出る為の貴重な経験の場になります。

なお
なお
それがなくなったとなれば『不安』が付きまとうのは当たり前かと思います!

今回は、そんな実習に行けなかった医療系学生さんに向けて実際の医療現場で働いている立場から4月からどのように過ごしていけば良いかをアドバイスしていきたいと思います!

是非、参考にして頂きながら4月から医療現場に力を貸して頂ければと思います!

コロナで実習に行けなかった医療系学生さんが4月から取るべき行動

コロナで実習に行けなく4月から本当にやっていけるか不安でいっぱいになっている学生さんは多いかと思います。

現場のスタッフも実習に行けてないことはしっかりと理解しています。
それを前提に4月から新人スタッフに対して指導していくので、いきなり無理難題を突き付けたりはしないので安心して大丈夫かと思います!

ただ『何も分かりません』のスタイルで来られてしまうと現場のスタッフも困ってしまうので・・・!

是非、以下のことを意識して4月から過ごしてみて下さい!

・国家試験レベルの知識は忘れず保有しておく

・健常者に対しては医療技術を正しく施行出来るようにする

・経験しながら学んでいく

・指導者とのやり取りを念密にしてもらう

・分からないことがあったら直ぐに調べる癖をつける

上記のことが重要になります。

実習に行けてない分やはり1年先に入職している先輩達より『自分で学んで行く』スタイルは強く求められるかと思います!

少し厳しいことを正直にお伝えしますが4月からは黙ってたら誰も何も教えてくれません。

なお
なお
社会人になったら新人だろうがベテランだろうがお金をもらってお仕事をしています。新人指導する先輩は新人指導するにあたっての報酬は0円です。忙しい臨床業務に加えて新人教育を先輩は行なっていかなければなりません。なので学生の時みたいに手取り足取りは教えてくれません。そこは理解しておかなければなりません!

自分から教えてもらえるように行動していかないと『患者さんにどんどん迷惑をかけてしまう』可能性があります。

『実習に行ってないから分からない』では、臨床の現場に出れば厳しいですが『言い訳』にしかなりません。『実習に行ってないから分からない』から自分で教えを頼みに行くのが正解になります。

ここが理解出来ていないと、どんどん分からないことが積み重なっていってしまい自信喪失にも繋がってしまいます。

ぜひ、注意して過ごしてみて下さい!

4月からの過ごし方を詳しく解説します!

では、実際にどうやって4月から過ごして行けば良いのかを少しアドバイスしたいと思います!

上記の項目に

・国家試験レベルの知識は忘れず保有しておく

・健常者に対しては医療技術を正しく施行出来るようにする

・経験しながら学んでいく

・指導者とのやり取りを念密にしてもらう

・分からないことがあったら直ぐに調べる癖をつける

と書きました。
これをもっと深く解説していきたいと思います!

国家試験レベルの知識は忘れず保有しておく

国家試験の知識って国家試験が終わると面白いようにスルスルとなくなっていってしまうものです。

なお
なお
自分も国家試験が終わり3月の1ヶ月間勉強もせず何もしないで過ごしたら見事に知識が抜け落ちてしまいました。4月になり非常に苦労したのを覚えてます。

もちろんうる覚えでは覚えてますがしっかりと思い出さないと『なんだったけ?』となってしまいます。

この状態で4月から臨床に出ると地獄のように苦労します。
自分が苦しむぶんには良いのですが、患者さんに迷惑をかけてしまうことが多いんです。

3月も気を抜かず1週間に1回でも国試の問題に触れておけると4月から良いスタートダッシュをきることが出来るようになりますよ!

最低限の知識は保持しておけるように行動することがおすすめです!

健常者に対しては医療技術を正しく施行出来るようにする

病院実習を行えてない分、健常者に対しては適切に処置や評価、対応が出来るようにしておくのが大切です。

なお
なお
基本的に健常者に出来ないことを患者さんにすることはまず不可能です。

問診や血圧の測り方、脈拍の測り方、リハビリ系の学生さんならROM、MMT、感覚検査などの最低限の評価、不快のない触れ方や介助方法に関しては同級生や学校の先生と何回も何回も練習しておくことをおすすめします。

臨床の現場に出ると患者さん相手になります。
ぶっつけ本番で仕事を進めて行かなければなりません。

1度は先輩も教えてくれるかと思いますが2度、3度はあまりないかと思います。
ここを補って行くには、健常者でバッチリ出来るようにしておくことが重要です!

もう大丈夫!とは思わずに入職する間までずっと練習しておくことである程度不安を取り除いた状態で4月を迎えられるようになりますよ!

油断せずいきましょう!!!



経験しながら学んでいく

学生のうちに実習を行なっていないというのは大きな損失です。
その損失を補って行くには実際の現場で経験しながら学んでいくしかありません!

上記にも述べましたが『自ら積極的に教えを頼む』スタイルで行かないと本当に分からないことだらけになってしまいます。

なお
なお
患者さんに迷惑をかけます。一緒に働いているスタッフにも迷惑をかけます。自信もなくなります。

本当に心苦しくなる可能性があります。

なるべく早い段階で受け身の姿勢から主体的な姿勢に変えて物事を学ぶようにしていきましょう!

入職してから数ヶ月は帰ってから1日にやったことをノートをつけて良いと思います。
学んだこと反省点、分からないこと、勉強になったことなどを書くと良いかと思います。

見返しながら毎日を過ごしていき自分の成長に繋げられるようにしていきましょう!

ここの部分に関しては1個上の先輩たちより、もしかしたら重点的に行わなければならない点かもしれません。

めんどくさがらず4月から工夫しながら過ごすことによって、早い段階で自信をつけて臨床を行なって行けるようになるかと思います。

指導者とのやり取りを念密にしてもらう

プリセプターや新人指導者とのやり取りは念密にしてみましょう!
先輩の貴重な時間をもらうので自分も頑張る必要があります。

頑張り方としては

・分からないことは自分で調べて正しいか正しくないかの判断をもらう

・フィードバックでもらったことを即いかすようにする

・先輩の技術を少しでも盗んで実践する

などが良いかと思います!

実習をしてきてない分、指導者にはどんどんガツガツ絡みに行き教えをたくさんもらえるようにしていきましょう!

新人さんも教えてもらっているだけではダメなので結果を残して指導者に返していきましょう!

結果で返すことが指導者にとって1番の成果になるかと思います!

教えてもらう→成果を出す→結果を報告する→信頼関係が強くなる

この一連を作れるように行動して1つでも多くのことを学んでいき早く独り立ち出来るように行動していくことが大切です。

分からないことがあったら直ぐに調べる癖をつける

分からないことがあれば自分で調べる癖をつけましょう。

分からないことがある→先輩に聞く→実践する
では不十分です!

分からないことがある→自分で調べる→先輩に聞く→実践する
これを意識することで知識が確実に自分のものになって行きます。

先輩の大切な時間を無駄に使うこともなくなり先輩に迷惑をかけることも少なくすることができます!

実習をしてきてない分、分からないことが本当にたくさんあるかと思います。
少しでも分からないことを埋めて行けるように自分で調べて行動するというのは意識して過ごして行きましょう!

これが出来ると4月から良いスタートダッシュを切れるようになりますよ!

実習に行ってないハンデをどう埋めるかが勝負!

いかがだったでしょうか?
コロナで実習に行けなかった医療系学生さんが4月から取るべき行動と題して記事をまとめて参りました。

なお
なお
実習に行ってないハンデをどう埋めるかが4月からの勝負になります。

ボッーと過ごしていたら本当に使い物にならない医療従事者になってしまいます。
病院や施設では、ただでさえ今はコロナで大変慌ただしい環境になってます。

現在病院に勤務している医療従事者は、神経を張り詰めさせながら過ごしています。
そんな中で4月を迎えて新人教育をしていくことになります。

ちょっと怖いなと正直思う人もいるかもしれませんが、医療従事者も人です。
悪魔ではないので、それなりの優しさはあるので安心してください。笑

ただ、ゆっくり手取り足取り教えている時間はありません。
自分から何が出来るかを考えて行動し実践をする中で学び、分からないことを分からないままにしておかないようにすること大切です。

もしかしたら学校生活より大変になるかもしれません。
その分、やりがいは感じれるかと思います!

資格をとれば医療従事者の仲間入りです。
あなたの力を必要としている病院、施設、人は本当にたくさんいます。

若い元気のある戦力として4月から加わって頂けると現職の医療従事者も本当に救われます。

大変な時期に医療の現場に飛び込むことになるかと思いますが是非、今まで書いてきたことを参考に過ごしてみてください!

意識して行動できれば実習を経験していなくても立派な医療従事者になれますよ!!!

以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
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