リハビリコラム

作業療法実習で辛かったことトップ10|ランキング形式で発表!

こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。

ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!

現役の作業療法士が必ず経験するのが『実習』です。
実習には、学生1人1人に様々なドラマが存在します。

なお
なお
自分にも本当に様々なドラマが存在しました。。。

作業療法士同士が集まると『実習あるある』で盛り上がったりするものです。
そこで今回、現役の作業療法士が経験しているであろう『実習あるある』をランキング形成でお伝えしていこうと思います!

『先輩作業療法士も同じ経験をして乗り越えてきているんだ!』
今実習を頑張っている現役の作業療法士学生さんの励みになれば良いなと思います!

作業療法実習で辛かったことトップ10|ランキング形式で発表!

では、10位から1位に向けてどんどん書いていきたいと思います!

10位 わからない事がわからなくなる

実習は、全てがはじめての事だらけです。
無我夢中に実習を行なっていると『わからない事がわからなく』なる事があります。

なお
なお
自分は、この現象に陥ってました。

指導者から『わからない事があったら聞いて』と言われても『わからない事がわからない』ので聞けないという状態に陥る事があります。

八方塞がりになってしまいとにかくがむしゃらに突き進んで行くしかなくなります。
非常に苦しい状況が続きますが『自分が一体何がわかっていないのか』を冷静に分析して行く事で乗り越えられる可能性があります!

わからない事がわからないに陥ったら一度冷静になり、自分を客観的に分析する時間を作りましょう!!!

9位 レジュメ発表は地獄の時間

今はレジュメ発表自体行う病院、施設も少なくなってきていますが自分たちが学生の頃は必ずレポート作成とレジュメ発表が義務化されていました。

なお
なお
レジュメ発表は中間発表、最終発表とあり2つの時間はとにかく拷問の時間でした。

資格を持った作業療法士、理学療法士、言語聴覚士に囲まれ1人ポツンと発表しなければならない状況におかれます。発表し終えた後も『質問の時間』があり全ての質問に答えて行かなければなりません。

ただでさえ緊張しているのにたたみかける質問の嵐。
頭をフル回転させなければならなく非常に疲れる時間でした。

実習中、大変あるあるの1つだと思います。
今、現役で働いている作業療法士であれば絶対に誰しも味わっている時間であり乗り越えて働いています!

これから発表を控えているという方は是非、頑張ってください!

8位 患者さんとのコミュニケーションが難しい

患者さんとコミュニケーションを取るのって意外と難しんですよね。

・何を話して良いのか分からない

・どんな言葉をかければ良いのか分からない

・何を話してはいけないのか分からない

・指導者が後ろにいるから話し辛い

・緊張する

など様々な要因で適切にコミュニケーションをとるのって難しかったりします。
これも実習あるあるの1つだったりします。

なお
なお
自分の場合、患者さんが優しかったので話しかけてくれたり気にかけてくれたりして救われた思い出があります。

適切にコミュニケーションを取れるようになるには長い年月が必要かと思います。
どんな事を話すべきなのか何を話してはいけないのかは指導者と相談しても良いかと思います!

コミュニケーションで悩む方はいっぱいいます。
自分だけが不器用だ。と思わず肩の力を抜いて過ごしてください!

7位 記録関係が終わらない

実習中とにかく記録、記録、記録に追われる毎日を過ごします。
本当によく毎日こんなに記録をする事があるよな!と思うくらい記録するものが多いです。

なお
なお
自分が学生の頃、記録地獄に心が何度も折れそうになる事がありました。

日中は実習を頑張り帰ってからデイリーノートを書く。ケースノートを書く。調べ物を書く。レポートを書く。レジュメを書く。本当にやる事がいっぱいなんです。

医療系の友人がいて実習中なら冗談抜きで時間がありません。
配慮してあげてくださいね。笑

現役の学生さんは歯を食いしばって実習期間を乗り越えて行って下さい。
昔より書き物は少なくなっているはずです。昔より今の方がこれでも楽なんだと思って頑張って下さい!

6位 時間があっという間に過ぎて行く

日中も家に帰ってからの実習中って時間も本当にあっという間に過ぎて行くものです。

なお
なお
時間がこんなにも短い事を実習中に思い知らされる方も多いかと思います。

1日が一瞬で過ぎ去り次の日を一瞬で迎える。
そんな感覚に陥ります。常に何かに追われている。そんな感覚です。

ただ!!!!!

時間があっという間に過ぎ去って行くのは『頑張っている』証拠です。
それだけ物事に集中して取り組めているということです!!!

その状態をキープしたまま実習終了まで猛進していきましょう!
今、臨床現場で働いている作業療法士も必ず経験していることです。

時間があっという間に過ぎて行くと言う人はいい状態に陥っているんだと思い頑張って下さい!



5位 患者さんからの『ありがとう』が何よりの救い

実習をがむしゃらに頑張って自分が一番報われる時間って指導者から褒められる事より
患者さんからの『ありがとう』の一言だったりします。

なお
なお
患者さんからの『ありがとう』の一言で緊張の糸が緩み『涙』してしまう学生さんも多いんです。

患者さんからの『ありがとう』って、実習中どんな言葉より破壊力満点だったりします。
本当は自分が学ばせていただいて『ありがとう』なのに患者さんから『ありがとう』と言って貰えることに『グッと』来てしまうんですよね。

自分が一生懸命にやって来た事が少しでも伝わっていたのかな?と思える瞬間だったりもします。

患者さんから『ありがとう』を言ってもらえた方は、もっともっと頑張って自分と携わる人を良くしていけるように努力を積み重ねていく必要があります!

現状に満足せず日々精進です!

4位 評価項目、治療プログラムが中々立てられない

評価項目を挙げてきて!治療プログラムを立案してきて。
実習中なら絶対に言われることです。

なお
なお
この評価項目を挙げることや治療プログラムを立案する事って学生さんにとっては非常に悩むポイントになります。

評価項目って何だろう?ROM、MMT、感覚、Br-stage?他には?何があるんだろう。
と言うか何を評価するべき何だろう?ん?全身を評価しなければならないのかな?え?え?

頭がパニックになります。笑

治療プログラムって何をすれば良いのだろう。とりあえず教科書、教科書。輪入れか!ワイピングか。更衣動作か。トイレ動作か。あっ!でも患者さんは調理が行えるようになりたいと言ってたな。調理練習できる環境ないしな。え?どうしたら良いんだろう。。。

上記のように自問自答しながらグルグル、グルグルさせながらあーでもない、こーでもない。と実習中は考えてしまうものです。

現役の作業療法士も学生の頃は上記のような悩みを必ず一度は抱えているはずです。あーでもない、こーでもないと思いを巡らせていたこと間違いなしです。

グルグルグルグル思いを巡らせて良いんです。
考えて考えて考えきった事を指導者と相談して患者さんに対して実践して行きましょう!

思いを巡らせる過程が臨床に出てから必ず役に立つ日がきます!

3位 周りにいるスタッフが怖い

実習中ってとにかく周りにいるスタッフが怖く感じます。

なお
なお
自分が学生の頃、隣にいるスタッフが怖過ぎて常に怯えてました。笑

ずっと自分の事を見られているような気がして被害妄想的に怖く感じてしまうものです。

もうこういう心理になってしまったら割り切るしかありません。

怖い人。でも実習中だから仕方がない。我慢して話し掛けてみよう。実習が終わればもう関わる事もない人。だから踏ん張ろ。

そんな考えで良いです。

実際に実習生はスタッフから見られていることが多いです。
でも、勇気を出してスタッフと関わって見ると良い人ばかりだったりします。

学生さんが周りにいるスタッフを怖く感じてしまうのは仕方がないことです。
割り切って自ら積極的にスタッフに声をかけて見るように努力して見ましょう!

自分からアクションをおこせると実習をスムーズに乗り越えていけたりしますよ!

2位 臨床中は眠たさとの勝負

実習あるあるも2位まできました!笑
2位は臨床中は眠たさとの勝負!だったりします。

日中とにかく眠い!

患者さんの話している言葉が子守唄に聞こえてきたりします。
目を閉じれば一瞬で夢の世界にいけるようになります。

無駄に痛み刺激を自分に与えてみたりトイレで少し目を瞑ってみたりストレッチをしてみたり無駄に立ち座りをしてみたりして、とにかく目を冷まそうとする行動をたえず行なっていたりします。

なお
なお
1時間、書き物の時間にするから今日やったことまとめておいて。

この合図が地獄の時間の始まりだったりします。
席に座って書き物をしていると眠過ぎて文字が高確率でボヤけてきます。

加えて室内も暖かかったりすると睡魔との戦いが激化します。
絶対に実習を乗り越えてきた作業療法士なら共感すること間違いない出来事だと思います!笑

実習中は自分との戦いだったりします。現役の作業療法士は実習中の睡魔に打ち勝って作業療法士になっています。

睡魔に負けないようにどうにか乗り越えてみてください。

1位 寝れない

映えある実習中あるある1位はやっぱり『寝れない』が1番かと思います。

とにかく寝れない。実習中は常に寝不足。
鏡をみる度に目の下のクマが悪化する。顔色が悪い。
眠らな過ぎて気持ちわる。食欲がなくなる。常にメンタルが不安定。

そんな状況に高確率で陥るのが実習です。笑

なお
なお
本当に良くないですよね〜。

実習中は、どうやれば『いかに多く時間寝れるのかを考える』のも大切です。

自分の場合は行き帰りのバス・電車の中では寝てました。家に帰ってからもとにかく早く寝ることだけを考えて行動してましたが夜中の1時に寝て4〜5時に起きて書き物の確認をして準備をして実習に向かうという生活を繰り返していました。

自分は本当に実習中は、あまり寝れませんでした。

自分のように眠れない日々を過ごしていた人もいれば効率良く物事を進めて上手く寝てた人もいます。

今、実習中の学生さん、これから実習にいくと言う学生さんは『眠る』とうことだけは本当に大切にして過ごしてください!



辛い実習を乗り越える為のポイント

辛い実習を乗り越えるポイントを解説したいと思います!

起こりうる出来事を予測して対策しておく

実習中、起こりうる出来事を予測して対策を事前に立てておく事が大切です。
上記に記載した『あるある』を参考にして頂きながら実習前に対策を立てるのも良いかと思います。

実習中に自分の予想外な事がおこってしまうと『予想外』のことの方に時間が取られてしまい思うように時間を上手く使えなくなってしまったりします。

○○が起きたらこうする。
××が起きたらこうする。
△△が起きたらこうする。

と決めておけると余計なことに時間を取られることなく物事を進めていけるようになります
事前の準備やリスク回避方法を考えておく事が重要ですよ!

同級生を頼る

同級生を上手く頼って行くのも辛い実習を乗り越えるポイントです。
もちろん同級生も実習中なので迷惑をかけるわけには行きませんが、どうしても自分が潰れそうになった時は同級生に連絡をとってみるのをオススメします。

なお
なお
自分が潰れてしまっては元もこうもありません。

電話はNGです。
メールやLINEにしましょう!

声を聞いてしまうと気が緩んでしまい思っている以上に多くの時間を会話に費やしてしまい自分の課題も終わらなくなりますし同級生の課題も終わらなくなり、お互いが辛い思いをする可能性を高めてしまいます。

それを避ける為にもメールやLINEにして好きなタイミングで返事を返せるようにしていた方が自分も相手もペースを崩す事なく物事に取り組めるようになります。

八方塞がりの状態では上手く行く実習も上手く行かなくなってしまいます。
抱え込み過ぎず過ごして行くようにしましょう!

実習を終えた後の目標を作る

この実習を乗り越えたら『美味しいものを食べにいく』『旅行にいく』など実習を終えた後に自分にとっての楽しみを立てるとそれに向けて頑張れたりします。

長期的な目標だけでなく短期的な目標を立てるのも良いかと思います。

今日の実習を終えたらハーゲンダッツを自分のご褒美として買って帰る。
1週間乗り越えたら土曜日はお酒を飲む。
1ヶ月乗り越えたら1日だけは自分が何をしても良い日を作る。

など自分のモチベーションをあげられるような目標を立てると辛い実習も乗り越えられたりします。

ぜひ、おすすめの方法なのでやってみて欲しい事です!

辛いことも多いけどやり甲斐もあるのが実習

いかがだったでしょうか?
作業療法実習で辛かったことトップ10|ランキング形式で発表!と題して記事をまとめて来ました。

冒頭にもお伝えしましたが実習生1人1人に様々なドラマが存在します。

何も苦痛なく実習を乗り越えた方もいれば苦痛だらけで実習を乗り越えた方もいます。

苦痛なく乗り越えられてきた方は『運が良かった』と思いこれから先も頑張って下さい。

苦痛だらけで実習を乗り越えて来た方は誰よりも打たれず良い人に変化しているはずです。その経験をもとに後輩などには優しく接してあげるようにしてみて下さい!

やられたから後輩にもやってやる!では絶対にダメですよ!!!

これから実習を迎える学生さんは、現役の作業療法士も作業療法士になるまでに本当に様々な経験をして来ています。様々な経験をして来ているからこそ今、臨床の現場に立ち患者さん・利用者さんを救えるような支援・治療が行えています。

作業療法士になる為に誰もが様々な経験してきています。
自分だけ辛い思いをしているとは思わずどうにか実習を乗り越えてみて下さい!

ぜひ、この記事を楽しみながらみて頂き実習を上手く乗り越えて頂ければなと思います!

以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
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