作業療法

作業療法士に将来性がない!?現役作業療法士が真実をお伝えします

こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。

ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!

なお
なお
今回は、作業療法士の将来性に関して現役の作業療法士が真実をお伝えして行きます!これから作業療法士になりたい方や作業療法士の将来性を知りたい方に必見の記事です。

作業療法士を目指している学生さんや社会人の方は一度は思ったことがあるのではないでしょうか!?

作業療法士って今後も生き残っていく職業なのかな?

これに関して、今回は作業療法士11年目の自分が作業療法士の将来に関して真剣に考え作業療法士を目指されているみなさんに様々なことをお伝えしていきたいと思います!

この記事を参考にして頂きながら作業療法士を目指す方が1人でも増えれば良いなと感じます。

以前にも

作業療法士の魅力を現役作業療法士が紹介!|目指している方必見です作業療法士の魅力って何だろう!?今回は、実際の臨床に勤めている作業療法士からリアルな魅力についてご紹介したいと思います。作業療法士を目指されている学生さん、社会人の方必見です!...

作業療法士の仕事内容を紹介!|総合病院OTが行なっていること作業療法士を目指そうとしている方にとって作業療法士の仕事内容って気になりますよね!今回は、自分が勤めている総合病院での仕事内容に関してリアルをお伝えします。これから作業療法士になりたいと思っている方必見です。...

などの記事も書いています。
非常に面白い記事になっているかと思いますので是非、参考にしてみて下さい!

また、何か作業療法に関して分からないことがあれば遠慮せず連絡下さいね!
この記事上でも良いですし、TwitterのDMでも良いです!

何事も悩まないことが大切です!

自分も作業療法士を目指す方と臨床家の一番近い架け橋になれば良いなと感じています。
(何でも話し合える臨床家作業療法士になりたいと思ってます)

では、早速本題に移っていきたいと思います!楽しみながら最後まで見てって下さい!

作業療法士に将来性がない!?現役作業療法士が真実をお伝えします

結論から述べます!作業療法士の将来は安泰です。

他の一般の職種と比較しても作業療法士には未来があると感じます!

それはなぜかというと・・・!

なお
なお
AIでも対応できない領域に作業療法というものが存在するからです。

みなさんはこの研究をご存知でしょうか?

オックスフォード大学マイケル・A・オズボーン氏が発表した論文の中に『THE FUTURE OF EMPLOYMENT(未来の雇用)』というものがあり人間の仕事の702職種を『コンピューターが代行できるかどうか』という視点で研究・分析されたものがあります。また、それをランキング化し発表しています。

作業療法士を目指されている方にとって非常に興味深い結果になっています!
知っている方も知らない方も是非、一度目を通してみて下さい!

以下がそのランキングです。

・レクリエーションセラピスト
(Recreational Therapists)

・メカニック、修理工、施工業者
(First-Line Supervisors of Mechanics, Installers, and Repairers)

・緊急管理取締役
(Emergency Management Directors)

・メンタルセラピスト
(Mental Health and Substance Abuse Social Workers)

・聴覚訓練士
(Audiologists)

・作業療法士
(Occupational Therapists)

・歯科技工師、義肢装具士
(Orthotists and Prosthetists)

・医療ソーシャルワーカー
(Healthcare Social Workers)

・口腔外科医
(Oral and Maxillofacial Surgeons)

・消防士
(First-Line Supervisors of Fire Fighting and Prevention Workers)

いかがですか!?これによると6/702です!

しっかりと作業療法士の名前が刻み込まれていますよね!
理学療法士でもない言語聴覚士でもない!

作業療法士の名前がそこにありますよね!?

これは、ものすごい発表であり将来性を見込まれている職業であることも意味しています!

なお
なお
ただ、単純にすごいですよね!

では、一体なぜこのランキングになっているのでしょうか!?
自分なりに考察させて頂くと上記にも述べさせて頂いたようにやはり『AIには対応できない仕事』であるかだと感じます。

上記のランキングに載っている職業をみて頂いても分かるように人の柔軟な対応や考えが求められる仕事ばかりですよね!?

作業療法においても『個別性』が非常に重要となる仕事となります。

例えば

・担当の方のこれまでの生き方に関して聴取する

・何が行えるようになりたいのかを聴取する

・目標に向けてリハビリを行い、出来ない動作に関しては代償手段を提案する

・福祉用具の選定を行う

・身体の治療を行うにあたっては、微細な変化を手で感じ調整を行う

・在宅の環境を整える

・担当の方が家族ないし1人で生きて行けるようにプランを作成する

など、作業療法士は担当の方、一人一人にしっかりとコミットして物事を考えて行かなければなりません。

個別性が強くなったり、微細な変化に対応出来るのは『人』しか出来ないことになり、AIでは対応出来ない領域になります。

作業療法士は、その代表的な職業の1つになります!
その為、今後20年、30年、40年、50年先までは安心出来る仕事だと言っても過言ではないことだと思います。

作業療法士の将来性は今を変えることにある

上記の論文ではランキング化という形で将来残るであろう職種(コンピューターが代行出来ない職種)として挙げられていますが臨床家作業療法士の立場から物事を伝えさせて頂くのであればこのまま作業療法士の活躍する領域が変わらなければ、どんどん衰退していってしまう可能性もあるとも感じています。

今の作業療法士の働き方と言えば

・病院に勤務する

・施設に勤務する

・大学、専門学校の教員を行う

・研究者になる

・国会議員になる

・司法施設に勤務する

・警察関係に勤務する

・自動車会社に勤務する

などが挙げられるでしょうか!?

最後のいくつかの項目は新しい働き方の例として挙げさせて頂きましたが、この枠だけで作業療法士が働こうとすると作業療法士が働ける場所が早々になくなってしまう可能性があると感じます。

作業療法が生まれて50年以上が経ちそろそろ変革を開始して行かなければならない地点に到達していることも考えられます。

厳しいことを言ってしまえば、ただなんとなくぼんやりと病院勤務、施設勤務を行なっているだけではいつクビ切りにあうかも分かりません!

自分も含めこれから作業療法士になっていく学生さんや社会人の方には違った視点で作業療法を展開・発展させていく必要性があると感じています。



作業療法士の将来性を真剣に考えてみた〜新たな挑戦〜


では、既存の働き方の他に作業療法士は、どんなことが仕事に出来るのだろう!?
それを考えてみましたので以下にまとめたいと思います!

・開業権を獲得する

・一般企業への進出

・インターネットで相談業務

・You tube発信

・ブログ発信

が今の時代に添う働き方かなと思います。

開業権も早く取得するべきですし、自動車産業以外にも保険、IT、不動産、建築、電化、などの一般企業にもどんどん作業療法士が参入し人々の暮らしをよく出来るように働いていくべきだと感じます。

むしろ絶対に活動の幅を広げた方が良いんです!

上記に挙げた分野に関してはどんどん挑戦して行かなければならないですし
挑戦して行かなければ作業療法が衰退していく可能性があることが考えられます。

もっと個の作業療法士が世の中に飛び出てっても良いんです!

なお
なお
これが、自分が臨床家として10年働いてようやく考えついた結論です!

今の時代というのは、病院や施設に所属する作業療法士として団体でみられることが多いですが

これからの作業療法士は、団体ではなく個に焦点が当てられる時代が必ず来ます。

ここに柔軟に対応できない作業療法士は、強い言い方をしてしまえば働く場所を失ってしまう可能性だって存在します。

また、日本の世の中に強くはびこっているのが『年功序列制度』です。

作業療法士の世界にも『年功序列制度』は存在しますが『年功序列制度』も早く撤廃するべきだなと思います。

そうしないと優秀な人材が『年功序列制度』のせいで潰されてしまうリスクも存在してしまいます。

優秀な人は優秀な人でどんどん伸ばしていくべきなんです!
経験年数を積んだ人だけが至福を肥やすのは絶対になしだと感じます!

とにかくこれからの作業療法士の働き方としては、『』を強く意識して働いていく必要があると感じます!!!

作業療法士の将来は安泰ですがボーッとはいけない!

いかがだったでしょうか!?
作業療法士に将来性がない!?現役作業療法士が真実をお伝えしますと題して記事をまとめてきました。

なお
なお
結構厳しい意見に聞こえた方もいるでしょうか?

ただ、今回は真剣に作業療法士の今後に関して考えたことを作業療法士を目指す方々にも知ってもらいたいと思い本音を書かせて頂きました。

今後の作業療法士のあり方に関して1人1人が少しでも考察しながら働き方を模索して行動出来る人が1人でも増えれば安心して作業療法士として働いていくことが出来るかと思います!

もちろん病院、施設で働く作業療法士も必要なので『自分は信念を持って病院、施設で働きたい!』と思うのであればその働き方でも全然構わないと思いますし、その信念を大切に日々勉強し目の前の担当の方の人生をより良い方向に導いて行って欲しいなと思います。

結論
作業療法士の将来は安泰ですがボーッとはいけない!
ということです!

安泰であるが故に何も行動せず、ただ何となく働いているようであれば安泰であった作業療法士もいつかはなくなってしまう可能性があるということです。

逆を言えば将来を見据えてしっかりと行動出来た作業療法士の働き方に関しては、作業療法士の資格1つで働ける領域が限りなく存在しているとも言えます。

可能性は無限大と言っても良いかと思います。

全ての根本は『人のため』です。

人のため』に今まで敷かれたレールの上を歩くのではなくレールをたくさん作る側に周り
どんどん新しい観点から人助けが行える作業療法士になって行きましょう!

自分の可能性を信じて行動していきましょう!!!

それが出来れば作業療法士は100年先の未来まで生き残る仕事になるかと思います!

以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
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少しでもあなたの未来が良い方向に向かうことを祈っています。
『悩み事』『もっと聞いてみたい事がある』と言う方はTwitterのDMやブログのお問い合わせから連絡下さい。1人で悩まず一緒に歩んでいきましょう!

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