こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。
ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!
今回は、作業療法士学生さんに焦点をあてた記事を書いていきたいと思います!
学生のうち最も大きなイベントとして挙げられるものが3つがあります。
それが臨床実習、就職活動、国家試験の3つになります!
今回は、その中の1つである就職活動を取り上げていきたいと思います!
就職活動を行う際、必ずといっていい程行うのが病院・施設見学だと思います!
将来自分が就職するかもしれない病院・施設に行くのは、やはり緊張もしますし、どう立ち振る舞えば良いか迷うものかと思います!
・見学中どうやって過ごせば良いのだろう
・何を聞けば良いのだろう
この2つは特に悩むところかと思います!
今は臨床の現場で作業療法士として働いている為、就職活動を行うことは少なくなりましたが実際の現場で作業療法士として働く立場から学生さんにアドバイスするならば
病院・施設見学ってほぼ入職試験と言っても過言ではないかと思います!
見学の際には、しっかりと人となりをみていますし、どういう人かを分析されています。
ここで印象付けられるか、印象付けられないかで合格率が大きく変わって来ます!
少しでも印象づけられるように病院・施設見学での過ごし方、何を聞けば良いかを今回は、お伝えしていきたいと思います!
是非、この記事を参考にして頂きながら就職試験をストレスなく通過出来るようになって頂ければな良いなと思います!
同じ学生さん同士この記事をシェアして頂き、どんどんこの記事を就職活動に有効活用して下さい!
みなさんが希望の病院・施設に就けることを心からお祈りしております!
病院・施設見学を行う際の立ち振る舞い
はじめに、病院・施設見学を行う際の立ち振る舞い方に関してお伝えしていきたいと思います。
ここの部分に関しては各養成校でも徹底的に叩き込まれるかとは思いますが臨床家の視点から+αを付け加えたいと思います。
臨床の現場で働く作業療法士の視点から重要な項目をこの記事を見て頂いている方限定にお伝えしていきたいと思います!
以下の項目は必見です!!!!!!
・髪は短髪、黒髪が間違いないです。女性で髪が長い方は後ろでまとめて下さい
(短髪の定義は、前髪が目にかからない、もさっとしてなければOKです)
・過度な化粧、付け爪、ピアス、アクセサリー系はNGです
(めちゃくちゃ見てますよ!必ず見られますので注意が必要)
・男性はヒゲを剃る、寝癖は整える、顔はしっかりと洗う
(顔はしっかりと整えましょう。目ヤニはNGです。笑)
・服装はスーツが間違いないです
(私服はなるべく避けた方が良いです。あんまり印象はよくないです)
・スーツの汚れ、しわがないように注意して下さい
(スーツが汚いと自己管理出来ない人に映ります)
・靴も革靴やパンプスが良いです
(スニーカーはやめておいた方が無難)
・時間は絶対に厳守です
(遅刻、欠席は社会人としてあり得ません)
・他の見学生との雑談はNGです
(態度が悪く見えます)
・臨床中に見学する事が多いので患者・利用者さんに迷惑にならないよう注意
(立ち振る舞い、気の使い具合を見られてます)
・スタッフへの挨拶、患者・利用者さんへの挨拶は忘れずに
(挨拶ができる人か見ています)
・笑顔で明るく元気に過ごすことを忘れずにいて下さい
(第一印象を良くします)
・メモを取って聞く姿勢は非常に良い印象を与えます
(真面目さ、直向きさが伝わって来ます)
・言葉遣いは丁寧かつハキハキと行うように意識する
(他人に不快な思いを与えないか聞かれています)
・見学が終わったらしっかりと感謝の気持ちを伝える
(感謝できる人か見られています)
です。
上記のことが出来れば、まず間違いなく立ち振る舞いに関しては大丈夫かと思います。
もしかしたらここまでキッチリする必要ある!?と思う方もいるかも知れませんが大げさではなく第一印象ってほんとうに、ほんとうに重要です!
そこで合格が決まるか決まらないかと言っても良いほど重要です!
見学の時に自分のことを覚えてもらえる程、面接試験の時に他の人より優位に立てること間違いありません。
自分が就職した病院・施設に見学しに行かないのも基本的にNGなので注意しておきましょう!(合格率が格段に下がります)
以上が病院・施設見学を行う際に重要視する立ち振る舞いになります!
病院・施設に入る寸前にでも見直して欲しいぐらい重要なことになります!
病院・施設見学を行う際の質問内容
次に病院・施設見学を行なった際に行う質問内容に関してまとめていきたいと思います。
以下の質問が行えていれば問題ないです!
・どのような疾患の人が多いか
・1日何単or何人診ているか
・新人教育はどのようになっているか
・院内、施設内で勉強会は行なっているか
・配属先などについて
質問は少なすぎても多すぎても良くないです!
全て聞ければベストですが、全て聞こうとしなくてもOKです!
もしどうしても全て聞きたのであれば『お時間は大丈夫ですか?ご迷惑になってませんか?』と一言断りを入れて相手がOKしてくれれば全ての質問を聞いても良いかと思います。
様子を伺いながらコミュニケーションを取ってみて下さい!
では、なぜ上記の質問が大切なのかを1つずつ解説していきたいと思います!
どのような疾患の人が多いか
病院、施設には、ある程度入院・入所・外来で多い疾患が決まっていることがあります。
それは、常勤する医師が得意とす疾患を中心に入院・入所・外来を受け入れていたりするからです。
ある程度病院、施設見学に行く前にホームページを見ておきその病院・施設を知った上で、実際に聞いてみるのもアリかと思います。
・ホームページでは○○の疾患が多いと書いてありましたが作業療法士が担当する患者・利用者さんも○○という疾患が多いんですか
・自分は○○という疾患をみてみたいんですが、実際にリハビリを行なっていたりしますか
・○○という疾患以外には、具体的にどんな疾患が多いんですか
などを聞けると入職してからのイメージも湧きやすいです。
自分自身でみてみたい疾患がいるのであれば、その疾患の患者・利用者さんがいるのかを聞いてみるのも全然良いと思います!
積極的に疾患のことなどを聞けると『やる気のある人』と捉えてくれる可能性も上がりますし印象にも残る可能性があります。
自ら積極的に『どのような疾患が多いか』を聞けると、説明してくれる人と密にコミュニケーションを取れるかと思うのでオススメの質問内容です!
1日何単or何人診ているか
病院・施設見学において業務量を知ることも重要です!
これが、1人2〜3単位で計18単位以上になれば、そんなに業務量としては多くはありませんが1人1単位で18単位以上診ます!という病院・施設は地獄のように忙しいので覚悟はしておいた方が良いです!
この単位数を入職前に聞ける学生さんは殆どいないことが多いです。
ただ、絶対に聞いておいた方が良い質問内容にもなります!
病院・施設見学というものは、入職する施設を探すためのものであって、実際に内部のことを知って『あっ、自分にはキツイかも』と思うのであれば、試験を受けなければ良いだけの話です。
違和感を感じたまま就職試験を受けてはダメです。違う病院、施設を探した方が良いです。
入職してから1日18人で18単位以上取ってね。
と言われてしまうと地獄の始まりとなってしまいます。
病院・施設見学のうちから、しっかりと将来のことも見据えて質問が出来ると自分を守ることにもなります!
新人教育はどのようになっているか
新人教育がしっかりとしている病院・施設は非常に良い病院・施設になります!
世の中には様々な病院・施設がありますが新人教育は煩雑な病院・施設は、思っている以上にたくさんあります。
入職してから、こんなはずではなかった!と思っても、もう遅いです。
下手したら毎日がストレス生活になってしまう可能性もあります。
それを防いでいく為にも新人教育がどのようになっているかを聞くのはオススメします。
・専任の指導者がついてくれるのか
・実技練習などを行なってくれるのか
・しばらくは一緒に患者さんをみてくれるのか
・いつから1人で患者さん、利用者さんを観ることになるのか
・1年目、2年目、3年目で診る疾患の難易度を変えているのか
全てを把握することは難しいかも知れませんが上記のことのうち1つでも聞けると良いかと思います!
新人1年目は作業療法士として将来まで大きく影響を及ぼす1年になります。
この時期をしっかりと有意義な時間に出来るか出来ないかで将来のセラピスト人生が大きく変わってくると言っても過言ではないぐらい新人教育は大切なものになります。
新人教育がしっかりとしていない病院・施設に入職してしまうと将来後ろ指を刺されてしまう人材になってしまう可能性は多いにあります。
自分の将来を守る為にも新人教育がしっかりとした病院、施設に行くことをオススメします!
院内、施設内で勉強会は行なっているか
新人教育同様、院内・施設内で定期的に勉強会を行なっているか、行なっていないかを知るのも大切です!
院内、施設内で勉強会が行われるメリットとして
・様々な治療主義やアプローチ方法を共有出来る
・自分自身の治療技術の向上に繋がる
・治療に関する情報交換が行える
・日頃の臨床の悩みを多くの人に一気に相談することができる
・他部署とのコミュニケーションのきっかけになる
・リハビリテーション科全体の質をあげることができる
が挙げられます。
定期的に院内、施設内勉強会を行なっている病院は良質な病院です。
特にやってないという病院、施設では個人プレーが強い病院であり、臨床の疑問だ出た際も相談できる人が少ない可能性があります。
院内、施設内勉強会で得た知識を外部の勉強会でも補足し、それをまた院内に持ち帰って
スタッフ全員で内容を共有することが出来れば確実に患者・利用者さんに良い治療を還元することが出来るようになります。
病院・施設見学を行なった際は、ぜひ聞いてみて欲しい質問内容です!
配属先などについて
系列がたくさんある病院、施設では異動が付き物だったりします。
また入職した際に自分の希望とする部署に行けない!という可能性もあります。
(病院に入職したかったのに施設で働くことになってしまった・・・など)
『自分は身障領域の病院で働きたいんですが、入職の際には希望は聞いてもらえるものなんですか』
などをしっかりと聞いておけると入職した際に『こんなはずではなかった』と思わなくて済むはずです。
また、配属先のことを聞けると、しっかりと病院・施設のことを調べているなというのが先方にも伝わり『積極性のある人だな』と思ってもらえる可能性があります。
将来のことも見通して行動出来る人は、やっぱり病院・施設側も気になる人材にはなりますし、自分の病院・施設にいい影響をもたらしてくれる人ではないのかと期待感も膨らんで行きます。
なので、病院・施設見学の際に系列がたくさんある病院・施設なら『配属先』のことに関しても聞いておけると良いかと思います!
病院・施設見学を制すものは就活を制す!
いかがだったでしょうか。
病院・施設見学を行う際の立ち振る舞いと質問内容に関してまとめてきました。
再度、まとめを以下に書きます!
・病院、施設見学を行うにあたっては準備をしっかりとしておく
・どの疾患が多いか聞く。見学の段階で病院、施設に興味をしっかりもつ
・1日何単or何人診ているかしり自分が過ごせるか判断する
・新人教育をしっかり受けれるかを知る
・院内、施設内で勉強会は行なっているかをしり相談出来る場があるか確認する
・希望の配属先にいけるかを聞いておく
病院、施設見学に行った際は、ぜひこのブログを参考にして立ち振る舞いや質問を行なってみて下さい!
合格率は格段と上がるはずです!
見学の段階から積極性をアピール出来たり、明るくハキハキ笑顔があるなどのアピールが出来てると面接試験の時も優位に立つことが出来ます。
上記のポイントを知っているか、知らないかで受験生との差が大きくなるかと思います。
上記の内容を少しでも良いので実践していきご自身の希望する病院、分野にいけることを祈っております!
以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
その他にも
などの記事を書いています。気になる記事がありましたら是非、覗いてみて下さい。
少しでもあなたの未来が良い方向に向かうことを祈っています。
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