こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。
ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!
はっきり言って求人票って見にくいですよね!!!
自分も学生の頃、求人票を目の前に何をどう見て良いのか全然分かりませんでしたw
なので今回、就活を頑張っていく作業療法士学生さんに向けて求人票の見方を詳しく解説していきたいと思います!
是非、この記事を参考にして頂きながら自分にあった病院・施設探しをしてみて下さい!
このブログを見てくれた作業療法士学生さんの就活が上手くいくことを心より願っております!
求人票の見方について詳しく解説します|作業療法士学生必見
では早速、重点的に見ていく所をお伝えします!
求人票をパッと見た時、以下の5つは重点的にみていきましょう!
・施設基準と勤務地
・求人内容
・給料、賞与、昇給体制
・福利厚生
・選考方法
です!
この5つは絶対に見ましょう!目をかっぴらいて見ましょう!全集中で見ましょう!笑
逆に上記の部分以外はさほど、どの病院・どの施設も大きくは変わらない事が多いですし就職してからでも十分適応しやすい部分になります。
では、なぜ上記の5つが重要なのかをここから具体的に解説していきたいと思います!
施設基準と勤務地
求人票を見ていくにあたり施設基準と勤務地は重点的にみて下さい!
まず施設基準に関しては
・急性期なのか、回復期なのか、生活期なのか、精神科なのかを見る
・リハビリテーション料は何を算定しているかを見る
(脳血管Ⅰ、運動器Ⅰ、呼吸器Ⅰなど)
を見ましょう!
ここを見る理由としては、そもそも自分の働きたい期と合致しているかを確認する為です。
例えば急性期で働きたいのに回復期しかなければ絶対に急性期で働く事ができませんし、急性期・回復期が併設されている病院であれば必ずしも急性期に行けるとは限らなくなります。
急性期でどうしても働きたいと思えば急性期だけを取り扱っている病院に行くことを強くオススメします。
また、リハビリテーション料を見るのも同じ理由で、脳血管疾患の人を重点的に見たいのにリハビリテーション料が運動器、呼吸器のみしか取っていない病院であれば脳血管疾患の人は絶対に見れなくなってしまいます。
なので自分が見たい疾患が入院、入所してくるのかをしっかり見る事が大切です。
次に勤務地に関しては
・関連病院、関連施設がどのくらいあるのか
だけしっかりと見ておきましょう!
関連病院、関連施設がない場合は、ずっと1つの病院、施設で働き続ける事が出来ますが、関連病院・関連施設が複数ある場合は異動があります。
ずっと同じ場所で働き続ける事が出来なくなってしまいます。
その為、ずっと1つの場所で働き続けたいのか、それともいろんな所に異動になっても構わないのかを自分の中で考えておけると良いですよ!
求人内容
求人票を見ていくにあたり求人内容は重点的にみて下さい!
見るポイントとしては
・常勤採用なのか非常勤(パート)採用なのか
・職種は作業療法士なのか理学療法士なのか
・新卒採用なのか既卒採用なのか
・年齢制限があるのかないのか
です。
自分が働きたい勤務形態なのか、作業療法士を求人しているのか、新卒採用をしているのか既卒採用だけなのか、年齢制限があるのかないのかをしっかり見ましょう!
ここを見落とすと出鼻を挫かれる結果になります。
せっかく自分が働きたい病院、施設があったとして履歴書を書きもう一度求人票を見直したり、郵便物を出してから『非常勤しか採用していなかった』『年齢制限があった』などしては、履歴書まで書いたのにまた1からやり直さなければならなくなります。
労力と時間の大幅ロスとなってしまいます。
そうならないようにする為にも求人内容をしっかり見ておきましょう!
給料、賞与、昇給体制
求人票を見ていくにあたり給料、賞与、昇給体制は重点的にみて下さい!
一般病院・一般施設における給料、賞与、昇給体制が以下の条件なら当たり病院・施設の可能性が高いと思います。
・基本給18〜19万円以上
・賞与が3.5ヶ月以上
・昇給額が3000円以上
です。
他の職務手当、資格手当、皆勤手当など様々な手当はそんなに気にしなくて大丈夫です!
逆にハズレ病院・施設である可能性が高いのは以下のようになります。
・基本給が18万円以下
・賞与が3ヶ月以下
・昇給額が書いてない(聞いても答えてくれない)
です。
基本給が安い状態で様々な手当が付き総支給が高く見える病院・施設は更に注意が必要です。いつまで経っても年収が上がらない可能性が高くなります!
もちろんお金だけが全てとは言いませんが生きていく為には、お金も大切なのは事実です。
人の価値観は人それぞれなので否定はしませんが将来のことを考えたり、少しでも自分の人生の質を上げたいと思うのなら最低限、上記に記載した当たり病院、施設には務めておきたい所です。
ちなみに給料が安くても気にしなくて良いのが国公立系の病院・施設です。
国公立系の病院、施設に努めるのであれば基本給16万円でも17万円でも大丈夫です!
長く勤めれば努めるほど給料も爆上がりしていくので安心して良いかと思います!
福利厚生
求人票を見ていくにあたり福利厚生は重点的にみて下さい!
福利厚生ちゃんとみてますか?全然気にしてないとか言わないで下さいね!
あると良い福利厚生は
・診療費減免
・院内託児所あり
・職員食堂割引あり
・育休、産休
・退職金制度
・時間短縮制度
・介護休業
・職員寮
などが挙げられます。
この中でも特に退職金制度、育休・産休制度、時間短縮制度、介護休業制度などはあると非常に助かるかと思います。
中々、学生のうちから福利厚生に着目する人は少ないかと思いますが長く働いていくには非常に大切なポイントとなります!
流し読みするのではなく、どんな福利厚生があるのかを重点的にみてみてください!
病院、施設で様々な福利厚生がありますので、注目してみてみるだけでも面白いかもしれませんよ!?
なるべく良い福利厚生がある病院、施設に入職することをオススメします!
選考方法
求人票を見ていくにあたり選考方法は重点的にみて下さい!
どんな方法で採用しているかの部分です。
・面接だけなのか
・面接は何回あるのか
・小論文はあるのか
・学科試験はあるのか
・一般教養試験はあるのか
を見ていきましょう!
選考方法は各病院・各施設で違います。
当たり前ですが選考方法に合わせて対策を行っていかなければなりません。
就職試験は、入試と同様で倍率が高ければ高い程、入るのは難しくなりますしライバルに勝っていかなければならないものです。
絶対にここの病院・施設に入るんだという強い気持ちを持ち行動していく事が大切です。
その為にもしっかりと選考方法を見て、選考方法に挙げられている項目の対策を徹底的に行っていきましょう!
ぶっつけ本番では絶対上手くいきません!コツコツ準備できるようにしていきましょう!
その為にも求人票をみる際は選考方法も合わせてみるようにしていきましょう!
求人票の見方を知っているのと知らないのでは大きな差
求人票の見方を知っているのと知らないのでは大きな差になります。
求人票の見方を知っていることにより、より自分にあった病院・施設を見つけていく事が出来、より長く1つの病院・施設で働く事が出来るようになるかと思います。
逆に求人票の見方を知らないと入職してから
・こんなはずじゃなかったのにと思う
・給料が安いと愚痴る
・早い段階で辞めたいと思う
・他の病院、施設で働いている同級生が羨ましく思えてしまう
・就職先を転々としてしまう
などの問題を生じやすくなってしまいます。
なんとなく求人票をみるのではなく、求人票に書いてあることをしっかりと理解した上で病院・施設の就職試験を受けるようにしてみて下さい!
中には、もしかしたら『求人票を見なくて就職しても嫌ならその場で辞めて違うところに就職すれば良いのでは?』と思う方もいるかもしれませんが、それは極力辞めておいた方が良いです!
作業療法士にとっての1年目は、非常に重要な時期になります。
1年目の過ごし方によって将来の作業療法士としての活躍の幅が大きく変わってきてしまいます。
1年目に充実した作業療法士人生を歩めれば将来も安泰です。
しかし、1年目に充実した作業療法士人生を歩めなかった場合、将来も充実しない可能性が高くなります(もちろん努力次第で変わっていくかとは思いますが)。
なので1年目に就職する先は非常に重要となります!
しっかりと求人票を読み解き、自分にあった病院・施設を探していきましょう!
この記事と求人票を照らし合わせながら見てみて下さい!
いかがだったでしょうか!?
求人票の見方について詳しく解説します|作業療法士学生必見と題して記事をまとめて参りました。
この記事に目を通してくれた作業療法士学生さん!
どんどん求人票を開いてみて下さい。
各病院・施設の特色を知ってみて下さい!
そうすることで自分の就職先も具体的な想像もついてくるようになります。
しっかりと求人票を読み解き、病院・施設に騙されることなく自分が目指す作業療法士像で働ける場所を探してみて下さい!
何事も丁寧に丁寧に探していきましょう!
それが後悔しない選択となっていきますよ!!!
以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
その他にも
などの記事を書いています。気になる記事がありましたら是非、覗いてみて下さい。
少しでもあなたの未来が良い方向に向かうことを祈っています。
『悩み事』『もっと聞いてみたい事がある』と言う方はTwitterのDMやブログのお問い合わせから連絡下さい。1人で悩まず一緒に歩んでいきましょう!