こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。
ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!
ということで新人作業療法士に向けて1年目の『心掛けるべき過ごし方』に関してお伝えしていこうと思います!
1年目の過ごし方って療法士人生の一生を左右すると言っても過言ではない時期です。
そんな大切な時期をよりよく過ごす為の方法をこの記事をみてくれている方だけにお伝えしていこうと思います!
是非、最後まで目を通してみて下さい。
作業療法士1年目の過ごし方を現役作業療法士が教えます
作業療法士1年目の方が心掛けるべき過ごし方をご紹介したいと思います。
せっかく努力して取った資格を思う存分活かせるようにしていきましょう!!!
・疑問に思った事を放置しない
・漠然と勉強をしない
・挨拶は誰でも積極的に行う
・患者さんの話は最後まで聞く
・優しさだけで行動しない
上記の5つは心掛けて下さい!
どういう事かをさらに詳しく解説していきます!
疑問に思った事を放置しない
疑問に思った事は放置しないように過ごしましょう!
すぐに調べる。すぐに勉強する。を徹底しましょう!
そして、常に疑問を持ちながら過ごしていく事も大切です。
・自分と比較して何が弱くて出来ないのだろう
・なんでこんな症状が出るのだろう
・なぜそんな発言をしたのだろう
・どのように治療していけば良い効果を出せるのだろう
・昨日の状態と変わらないのはなぜだろう
など、疑問に思う事はなんでも良いです。
常に疑問を持ちながら過ごし疑問をそのまま放置するのではなく適時解決していけるように過ごしていきましょう!
その積み重ねが経験を積んでから強い力となって自分自身を助けてくれるようになります。
漠然と日々の臨床をこなしてしまうだけでは、何も成長に繋がりません。
作業療法士として少しでも成長していけるように常に疑問を持って過ごし解決していけるようにしていきましょう!
漠然と勉強をしない
漠然と勉強するのも時間の無駄です。
上記に記載した『疑問に対して勉強していく』のが1番効率の良い勉強のしかたです。
・周りが勉強しているから慌てて自分も勉強する
・ただなんとなく解剖、運動、生理学を勉強し直す
・ただなんとなく国試の勉強をし直す
・漠然と勉強会にいきまくる
・1日1論文を読む
やって悪い事はないですが時間やお金を多く費やし自分が本当に疑問に思っている事を解決するための時間がなくなってしまう可能性があります。
正しい勉強の方法は『わからないことがある→調べる・勉強する→実践→解決→蓄積』です!
とりあえず勉強するはやめておき自分のわからないこと興味のあることに対して勉強をしていきましょう!
とりあえず勉強するは2年目でも3年目でも出来るので、とにかく自分を成長させる事の出来る時間を作っていきましょう!
挨拶は誰でも積極的に行う
とにかく挨拶大切です!
挨拶が出来ないのはNGです。
・患者さん
・患者さん家族
・スタッフ
・他施設スタッフ
・業者
積極的に院内にいる人には大きな声で挨拶をするようにしましょう。
挨拶に男女は関係ありません。挨拶が出来るだけで全然印象が違くなりますしあなた自身の認知度も大きく変わってきます!
どんなに経験年数を積んでも挨拶が積極的に出来る人はスタッフからの信頼度も全然異なってきます。
小さい部分ですが積み重ねるだけで仕事が行いやすくなったりします!
恥かしい気持ちは抑えて挨拶をどんどん行なっていきましょう!!!
患者さんの話は最後まで聞く
患者さんの話は最後まで聞くようにしましょう!
1年目は技術がない分、出来る事は患者さんの訴えに耳を傾けることです。
他のスタッフでは聞き取れない患者さんの声・気持ちを誰より聞き取ることが出来るのが1年目です。
学生の頃の気持ちのまま患者さんと接するようにしていきましょう!
そして、その訴えを元に治療プログラムを立案したり他部署のスタッフと協働してより良い支援に繋げるように行動していきましょう!
学生と大きく違う部分は、資格があるので自分の『責任』で物事を進めることが出来るようになります。
自分の好きなアプローチが出来るようになります。
(もちろん何か失敗すれば、責任の所在は自分になりますが)
その特性をいかして作業療法士として行動していくことが大切です!
1年目から患者さんの話を途中で遮ったり最後まで訴えを聞かないでリハビリを始めてしまうのは辞めておきましょう!
経験を積んでから苦労しますよ!
優しさだけで行動しない
優しさだけで行動するのはやめましょう!
優しさだけでは人は救えません。
人を救いたければ技術と知識と根拠を持って行動していきましょう!
優しさで救いたいのであれば資格を取る必要はありません。
学生やボランティアで十分です。
作業療法士は患者さんに対して治療・支援をし結果を出して報酬としてお金をもらって仕事をしています。
その事実は絶対に忘れてはいけません。
1人の人に思い入れたり、20分1単位の時間を無視した行動したり、話だけして何も与えることが出来ず終わりになるリハビリをしたりするのはやめましょう!
しっかりとお金を頂いているという自覚を持ち、結果を残せる介入を行えるように心掛けていきましょう!
環境になれることも大切
自分自身で意識して行動することや患者さん・スタッフに対して意識して行動していく事の他に『環境になれること』も大切です!
・スタッフの名前を覚える
・リハビリのシステムを覚える
・カルテの書き方を覚える
・カンファレンスに慣れる
・緊張を少しでも早くなくす
・1人でも多く患者さんを見れるようになる
・リスク管理が行えるようになる
など、その環境にあった過ごし方を早く知り環境になれていくことも1年目の作業療法士にとっては重要なことになります。
上記に記載した『過ごし方』と『環境に慣れる』事をしていると本当にあっという間に時間が過ぎていきます。
気づいたら1年が終わってたりします。
1年目で間に合わなかった事は2年目、3年目と先送りにしていけば良いんです。
まずは、自分がするべき事をしっかりと行い漠然と毎日を過ごして行かないことが大切です!
1年目を制すものは一生を制す!
いかがだったでしょうか?
作業療法士1年目の過ごし方を現役作業療法士が教えますと題して記事をまとめて来ました。
1年目を制すものは一生を制す!
もはや格言に聞こえてきますがあながち間違ってないことです。
1年目の過ごし方で経験年数を積んでからの物事の考え方が大きく変わってきます。
1年目を雑に過ごしてしまった方って残念ながら経験年数を積んでから確実に『後ろ指』を刺される人になってしまいます。
何も出来ない、やっていることに根拠が伴わない、人の話が聞けない、自分で考えることが出来ない、優しさだけは持ち合わせている。
そんな人が完成してしまいます。
それは患者さんにとっても不利益ですし一緒に働くスタッフに対しても不愉快な思いを与えてしまうことになります。
自分がそうならないように1年目からしっかりと努力を積み重ね良い作業療法士になれるようにしていきましょう!
以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
その他にも
などの記事を書いています。気になる記事がありましたら是非、覗いてみて下さい。
少しでもあなたの未来が良い方向に向かうことを祈っています。
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