リハビリコラム

【必見】橈骨遠位端骨折のリハビリ〜作業療法士が伝授〜

こんにちは!なおです!
このブログは『医療のこと』『生きための知恵』を柱に人生頑張っている方に向けて情報発信をしていくブログです!
ブログ×ツイッターを通し様々な方と楽しみながらコミュニケーションを取れればなと思っています!

なお
なお
転倒などで受傷しやすい橈骨遠位端骨折。臨床の現場では、比較的良く診る疾患の1つとなります。作業療法士として治療を行う上で患者さんから良く聞かれることとして『どのように管理していけば良いのか』『自主トレはどのようにやれば良いのか』などを良く聞かれます。今回はそれらをまとめて行きたいと思います!橈骨遠位端骨折をしてしまった、術後のリハビリの方法を知りたい、管理方法を知りたいという方には、必見のブログになるかと思います!是非、最後まで目を通してみて下さい!

今回は『橈骨遠位端骨折のリハビリ』に関して記事を書いて行きたいと思います!


橈骨遠位端骨折は手首の骨折で、若い方から高齢の方まで受傷しやすい骨折の1つです。

どのような骨折なのか、骨折してから手術までの流れ、手術してからリハビリの流れ、自己管理を進めていくにあたりの注意点などを書いていければと思います。

実際に骨折されてしまった方、予防的に知識をつけたい方、周りに橈骨遠位端骨折をしてしまった方がいらっしゃるという方にオススメです!

では、どうぞ!!!

橈骨遠位端骨折


橈骨遠位端骨折は成人に発生する骨折の17.5%を占めていると言われています。

発生機序としては『転倒受傷』が一番大きな要因となっており発生しやすい年齢層としては5〜14歳の小児や40歳以上の女性、50歳以下の男性であるとされています。

骨粗鬆症関連の骨折の中では『脊椎椎体骨折』『大腿骨頚部骨折』に続いて『橈骨遠位端骨折』が多いと現状では報告されています!

文献レベルで言われているのは、橈骨遠位端骨折を受傷された方は大腿骨頚部骨折の受傷リスクがなんと4まで跳ね上がるそうです。

なお
なお
恐ろしすぎますよね!

そんな橈骨遠位端骨折を受傷してしまった場合どのようにしていけば良いか?

受傷からリハビリまでの流れまでを次にまとめましたので是非、参考にして頂ければと思います。

骨折してから手術まで


転倒し手首をついてしまった場合、まず手首をみて下さい。

変な方向に手首が向いてたら即、病院へ行って下さい。

変な方向に向いていなくても強い痛みがあっても病院へ向かって下さい

手を打った時は軽い痛み。時間が経って痛みが引いてくるのであれば様子見でもいいかと思います。

ただ、痛みが取れない場合や段々と腫れ上がってきた』『痛みが強くなってきた』『熱感が出てきたなどの症状があった場合は即、病院に向かって下さい。

早期対応、早期治療が変形治癒や痛みを残さないで今後過ごしていけるようになるかのポイントです。

病院についてからは、整形外科を受診する事になります。

大きな病院であればレントゲンを撮って、骨折が確認できれば、整形外科医が手首を牽引し骨を元の位置に戻してから固定、そして手術の為に入院または手術の為の入院日を指定されます。

ちなみに、手首の固定の為、牽引し骨を元に戻す際の患者さんの感想として良く聞かれるのが痛すぎてヤバいだそうです。

なので、受傷した時の次に痛みを堪える瞬間がここかもしれません。可哀想なんですが受傷されてしまった方

頑張って下さい!!!

小さな病院(手術ができない病院)では手首固定までの流れは同じですが、固定してから再度、大きな病院に受診し手術の流れになるかと思います。

なので、『確実に折れてそうだな〜』と思えば最初から手術のできる大きな病院に行かれた方が良いかと思います。

『骨折してなさそうだな〜』と思えば処置のみなので、小さな病院でも十分大丈夫かと思います。

判断出来なければ、大きな手術の出来る病院に行っておけば、間違いないです!

手術からリハビリまで


整形外科やリハビリの観点から手術前に守って欲しい事、やって欲しい事があります。
箇条書きで書いていきます。

・骨折した手首に『体重をのせない』『強い衝撃を与えない』ことは守る

・肩、肘、指を積極的に動かす。手首には大きく影響しないので大丈夫です

・指を動かす際は、怪我していない手で怪我している手首の『指』を押し込んでいくことも忘れずに実施してください。

・痛みが出現したら無理せず痛みどめを飲んで大丈夫です

・痛みにより『吐き気』『目眩』『ぼーっとする』症状が出たら、即横になってください

これらは手術を受ける前にしっかりと実施しておいてください。

この注意点を厳守しない事で生じる事は手術後の痛みが強くなる事や再骨折のリスクを伴います。なので、注意してください!

手術後は、術日はベッド上安静や手術してから数時間後から起きることが許可されます。
翌日からはリハビリ開始です。

リハビリの流れ

手術後1日目よりリハビリが開始となります。入院期間は長くても1週間ぐらいかと思います。

手術後翌日退院という方もいらっしゃるので、そのよう方は外来からリハビリが開始となリます。

リハビリに関しては、手術後1日目より『指の関節可動域練習』『巧緻的な練習』『指の力をつけるリハビリ』を実施していきます。

この時点で大半の方は手や指が『むくんでいる』状態かと思います。
この『むくみ』は一瞬では取れません。

なので1年ぐらい付き合うものとし気長にゆっくりと治していってくださいね。
(ちなみに、むくみを取る為には肩、肘、手首、指を自分の力で動かすことが大切です。)

術後注意して欲しい事は『頑張りすぎること』です。
強い痛みがあるのに我慢して頑張ったり、一生懸命やるが故に疲れを忘れて没頭してしまったりすると『冷や汗』や最悪の場合『失神』してしまう方もいらっしゃいます。

無理は禁物という事を覚えておいてくださいね!

そして手首の固定は早い方であれば、1週間もしないうちに固定が取れますので、手首のリハビリが開始となっていきます。

まずは自分で手首を動かす運動から開始していきたいます。
方法に関しては担当セラピストと要相談してみて下さい。
(骨の状態をおいつつ指導しなくてはいけない為)
2〜3日程度はその運動を中心に行う事があります。

骨や皮膚の状態をみながら徐々にリハビリスタッフが他動的に手首を動かすリハビリを行なっていくようになります。

手首のリハビリに関しては、さほど痛みが強くないリハビリかと思います。
なので、痛みが強ければ我慢せずリハビリスタッフに訴えていいですからね!笑

骨のくっつき具合にもよりますが、手術してから5週程度は手首に体重を掛けるのは禁止です。
また、重たい荷物を持つのも禁止です(1~2キロ以上は重たすぎると思います)。
そのほかにも手首を急速に捻る動作も控えた方がいい動作です。

上記の動作を行なってしまうと骨がズレてしまったり、再手術のリスクを伴うからです。
*骨はプレートで固定されているだけであって骨同士がくっ付いている訳ではないですからね!!!注意が必要です。

重たいものを持つタイミングは主治医の先生と相談してみて下さい。

外来リハビリに通う頻度は1週間に1〜3回ぐらいが普通かと思います。
なかなか毎日通われている方は少ないかと思います。

リハビリスタッフにしっかりと動かしてもらい、手首の運動や握力の練習をし、注意点を守りながら家でも積極的に動かしていく事により早期に回復をしていく事が可能となります。

逆にリハビリの時しか動かさないという方は『治りが遅かったり』『可動域制限が伴ったまま完治』となってしまう方もいらっしゃるので『家では動かさない』という選択肢は控えてくださいね。

個人差はありますが、大体骨がくっ付いていく期間として3〜5ヶ月程度かかるものとされています。

骨がくっつくまでの間にいかに手首の『むくみをとっていくか』『組織・筋肉の柔らかさを出していくか』『腱を伸ばしておくか』『皮膚の萎縮を防いでいくか』が鍵となっていきます。

慌てるといい事はありません。骨折は重症の怪我です。そこを忘れないでいて欲しいです。

おわりに


橈骨遠位端骨折に関して述べてきました。
骨折されていない方も是非読んどいて頂けると周りに受傷された方や自分が手首を折ってしまった時に流れが分かるかと思います。

また、上記には記載しませんでしたが手術の合併症として『しびれ』『親指の腱が切れてしまう』『変形治癒』と言うものがあります。

このような症状がでた段階で主治医の先生と要相談していかなければならないとので我慢せず症状が出たら主治医に相談してくださいね。

今回のブログで橈骨遠位端骨折のことを深く知って頂けたかと思います。
上記に書いてある自己管理方法や自主トレに関しては、今すぐにでも出来るものになっています。

是非、元通りの手に戻せるように適切に手を管理していって下さいね!

以上、本日のブログでした。
本日も観てくださっている方、本当にありがとうございました。また、時間がある時に気軽に観にきてくださいね!
そして、何かあればTwitter、お問い合わせから連絡下さいね!!!
1人で悩まず一緒に歩んでいきましょう!

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