リハビリコラム

寝たきりの方に誰でも出来るリハビリを現役作業療法士が解説します!

こんにちは!なおです!
このブログは『医療現場で得た後悔しない為の生き方』『作業療法学生と若手に作業療法の考え方』『生活と暮らし』を柱に人生頑張っている方に向けて情報発信をしていくブログです!
ブログ×ツイッターを通し様々な方と楽しみながらコミュニケーションを取れればなと思っています!

なお
なお
病院から元気に退院してったのに家では“寝たきり”というのは良くある話です。寝たきりになってしまうと、物凄いスピードで身体の状態が悪くなってしまいます。最悪の場合、再入院という形にもなってしまい兼ねません。その他にも認知症の進行も招いてしまう可能性も高いです。それらを防いでいくためにも適切にリハビリを行なっていくことが重要です。

大切な人の身体と心を守る為にも家族・友人・知人がリハビリを積極的に行なっていく事は非常に重要な事になります。

ですが

・リハビリのやり方がわからない

・変に動かして余計に悪くしてしまったらどうしよう

・そもそも何をどうすれば良いかわからない

・専門家に任せてしまった方が間違いない

・自分に出来る事は何もない

などと思われる方も中にはいるかと思います。

そこで今回、大切な人を適切に守れるように総合病院に勤める作業療法士が家でも出来る簡単なリハビリテーションを紹介して行きたいと思います。

この機会に“リハビリテーションとは”といのも具体的に知っていって頂けるとリハビリの方法も手段も増えていくかと思います!

是非、このブログを参考にして頂きながら大切な人を守っていけるようにして下さい!

寝たきりの方に対して誰でも出来るリハビリを解説!


寝たきりの方に対して誰でも出来るリハビリテーションは以下のようになります!

・各関節を丁寧に動かす

・手足の運動一緒に行う

・ベッドUP(ヘッドUP)を極力行うようにする

・生活リズムを整えられるようにする

・会話を沢山行う、ベッドの上で出来る作業を行う

です。

これらを意識して行うことが出来れば誰でも質の高い良いリハビリテーションを行うことが出来ます!

なお
なお
上記の項目には、非常に重要なリハビリの視点が入っています!

具体的にどういうことかを、これから詳しくお伝えして行きます!

各関節を丁寧に動かす

寝たきりの方に対して誰でも出来るリハビリは、各関節を丁寧に動かすようにするです。

なお
なお
各関節に対して10回ずつ動かして下さい。朝・昼・晩と出来れば最高です。各関節を動かす事により関節が固まってしまうことや筋肉が固まってしまうことを防ぐことができます。

関節拘縮や筋硬結を防いでいくには、しっかりと身体を毎日動かすしていくことが重要になります。

また、しっかりと関節を動かす事により、寝たきりの人の痛みを取ることも可能になります!

動かす部位としては

・肩

・肘

・手首

・指

・股関節

・膝関節

・足関節

・足趾

となります。

上記にあげた関節を愛護的に優しくゆっくりと動かすようにすればOKです。

イメージとしては

これですね!

1枚目の画像が肩、2枚目の画像が股関節を動かしている画像になります。
各関節を動かす際のポイントは両手で腕を持つ。両手で足を持つということです。

決して片手で持ってはいけません。そして強く掴んでもいけません。

優しく優しく触れて痛みが出ない範囲で10回程度動かせると良いです!

これが出来ると関節が固まってしまうことや筋肉がカチカチになってしまうことを防いでいくことができます!

結果的に身体を良い状態に保つことが出来ます。

手足の運動を一緒に行う

寝たきりの方に対して誰でも出来るリハビリは、手足の運動を一緒に行うです。

なお
なお
これはイメージしやすいかと思います。一緒に体操するでもOKですし、1つ前の項目のように手や足を持ってあげて一緒に運動をするでも良い方法です。 

体操出来る人であればベッドの上でも体操してみて下さい。
オススメの体操は“ラジオ体操”です!

“体操が出来ないよ!”という方に対しては、1つ前の項目で示したように手や足を持ってあげて一緒に各関節運動を行えると良いです!

1関節10回を目処に行えるGoodです!

体操が出来ない人に対しては、肩を動かすのなら腕を持って一緒に声かけを行いながら持ち上げたり、股関節なら足をもち一緒に持ち上げる運動を行うなどです。

イメージとしては

こんな感じです。この画像は股関節を動かす運動です。
一緒に1、2、3、4、5、6、7、8、9、10と数を数えながら関節を動かせると良いです。

ペースも寝たきりの方に合わせましょう!
動かす方のペースが早いと寝たきりの人がついてこれなくなってしまいます。

動かす方は慌てずに自分が思っている2倍ぐらいゆっくり行いながら動かしましょう!

このリハビリが出来ることによって寝たきりの方の筋力をつけたり、体力をつけたり、心肺機能を高めることができます。

セラピスト以外の方が行なっても良いんです。

顔色や息遣いなどに気をつけながら一緒に運動をしてみて下さい!

非常によりリハビリになりますよ!

ベッドUP(ヘッドUP)を極力行うようにする

寝たきりの方に対して誰でも出来るリハビリは、ベッドUP(ヘッドUP)を極力行うようにするです。

なお
なお
介護用ベッドなどを使用している場合は、出来るだけ頭の方をあげて過ごせるようにしてみて下さい!

環境を整えていくというのも立派なリハビリになります!

頭をあげるだけでも非常に良いリハビリです。30°以上は角度をつけるようにしましょう!

イメージとしては


こんな感じです。

頭をあげるだけで、誤嚥性肺炎を防げたり、起立性低血圧になることを防げたり、覚醒を促したり、刺激を増やすことができたりして認知症の予防も行えたりします。

リハビリは何も筋力をつけたり、体力をつけたり、物事を出来るようにするだけがリハビリではありません。

適切にコンディションを整えるのも立派なリハビリになります。

寝たきりの人をズッとベッドがフラットな状態にしておくことだけは避けましょう!
ベッドがフラットのままズッと過ごしてしまうと、みるみる状態が悪くなっててしまいます。

リハビリの視点を持つならベッドギャッチUPは必須です!



生活リズムを整えられるようにする

寝たきりの方に対して誰でも出来るリハビリは、生活リズムを整えていくということです!

なお
なお
生活リズムを整えていくのもリハビリの1つです。

寝たきりの方っていつが朝でいつが夜なのかすら分からなくなってしまいます。
そんな生活を繰り返していると認知面もどんどん落ちて行きますし寝たきりの状態を強くしてしまいます。

それを防ぐ為にも生活リズムを整えた生活ができるようにして行きましょう!

具体的には

・朝起きたら挨拶をする

・動けるのならトイレをする

・洗面をする

・着替える

・食事をとる

・椅子に座れるのなら椅子に座る

・日中を起きて過ごす

・昼ご飯を食べる

・夜ご飯を食べる

・お風呂に入る

・洗面をする

・寝る

のサイクルは極力崩さないようにしましょう!

このサイクルを崩さないようにするだけでもとても良いリハビリになります。

上記にあげた動作を行うだけで思っている以上に身体を動かしたり頭を働かせる事になるので非常によいリハビリになります。

なお
なお
リハビリは、何もベッドの上で行なったり歩行練習だけがリハビリではないんです。

寝たきりの人の生活リズムが崩れてしまっているなと感じるのなら、生活リズムを整えられるように関わってみましょう!

それだけでもみるみる元気になって行きますよ!

会話を沢山行う、ベッドの上で出来る作業を行う

寝たきりの方に対して誰でも出来るリハビリは、会話を沢山行う、ベッドの上で出来る作業を行うです。

なお
なお
運動をするだけがリハビリではありません!会話を通して頭を働かせたり、ベッドUPをして頭をあげた姿勢で何か作業をすることも立派なリハビリになります。

どんな内容でも良いので会話をしたり、数独や塗り絵、パズルや間違い探しなどベッド上でも楽しむ作業を取り入れられると寝たきりを防いでいけるようになります。

結局、寝たきりの人は刺激がないから寝てしまうんです。
楽しみが少ないから動こうとしないんです。

どんどん刺激を与えたり、楽しみを作り出していけるような関わりが出来れば寝たきりを予防していくことが出来るようになります。

寝たきりの人の身体に触れるのが怖いと感じる方は、なるべく会話を沢山することや寝たきりの人に少しでも動いて貰えるような工夫をして関わって行きましょう!

それが出来れば十分良いリハビリになりますよ!

リハビリを難しく考えないことが大切


リハビリと聞くと『なんだか難しそう』と感じる方もいるかもしれませんが、リハビリを難しく考えなくて良いんですよ!

大切な人に対して

・どうやったら寝たきりを防げるんだろ

・どうやったら筋力を落とさないように出来るのだろう

・どうやったら体力を落とさないように出来るのだろう

・どうすれば痛くなく過ごせるようになるんだろ

・どうすれば楽しんでもらえるんだろう

・どうすれば生きててよかったと思って貰えるのだろう

そんなことを考えて目の前にいる寝たきりの人に接することが出来れば十分です。

目を背けず『何か出来ることがないのだろうか』と考えて接していくことが大切です。

何か出来ることがないのだろうか』という発想が出来れば自ずと寝たきりの人に対して良い関わりが出来ていくはずです。

リハビリの人が来るから任せておけば良いや。何となく手足が固まって来ているような気がするけど触るのは怖いから触らなでおこう。リハビリをやったって大きく変わらないのだから良いや。

のような考えは、寝たきりの人を不幸にします。

意思疎通が図れなかったとしても、寝たきりの人にも人権はあります。
反応がなかったりもするかもしれませんが、もしかしたらいろんなことを感じているかもしれません。

もしも自分が寝たきりになってしまったら周りにどうしてほしいかを考えて行動することも重要です。

相手の立場に立って物事を考える。

それが出来れば寝たきりの人に対しても良い関わり合いが出来るようになって行きます。
様々な発想でリハビリが行えるようになるはずです。

是非、様々なことを考えて接してみてください!
毎日欠かさず接することが大切ですよ!

触れ合うこと会話をすることを大切に!


いかがだったでしょうか!?
寝たきりの方に誰でも出来るリハビリを現役作業療法士が解説します!と題してブログをまとめました!

なお
なお
寝たきりの人に対しては、触れ合うことや会話をすることを大切に関わってみてください!

それが出来るだけでも十分良いリハビリになります。

上記にも述べて来ましたが筋トレをする、有酸素運動をするだけがリハビリではありません。

目の前の人が、その人らしく過ごしていけるように関わっていくのもリハビリです。

少しでも起きている時間が長くなってほしい、自分で少しでも出来ることを増やしてあげたい、痛み少なく過ごしてほしい、楽しみを見つけて過ごしてほしい。

そんな考えて目の前の人と関わっていくことが大切です。

是非、上記の項目を参考に寝たきりの人に対してリハビリを行なってみて下さい!
あなたが行動するだけで寝たきりの人は救われますよ!!!

以上、本日のブログでした。
本日も観てくださっている方、本当にありがとうございました。また、時間がある時に気軽に観にきてくださいね!
そして、何かあればTwitter、お問い合わせから連絡下さいね!!!
1人で悩まず一緒に歩んでいきましょう!

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