作業療法

作業療法士になってから辛かったことbest5|乗り越え方も解説

こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。

ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!

なお
なお
作業療法士になってからも『辛いこと』『楽しいこと』様々なことが起こります!今回は『辛いこと』に焦点をあてて経験談をお伝えしていきたいと思います。

前回までは学生時代に『辛かったこと』『楽しかったこと』に関して記事をまとめてました!

是非、まだ見てないという方は以下にリンクを貼っておきますので見てみて下さい!

作業療法士学生だった頃の辛かった出来事best5作業療法士学生だった頃の辛かった出来事best5を現役作業療法士がお伝えします。作業療法士を知りたい。作業療法士になりたいと思われる方に必見です。...
作業療法士学生だった頃の楽しかった出来事best5作業療法士学生時代楽しかった出来事best5をまとめてあります。辛い事もあれば楽しい事もある!経験談をまとめてあります。現役の作業療法学生さんや作業療法に興味のある高校生、社会人の方必見です。...
なお
なお
意外と役立ったり面白かったりしますよ!

今回は、学校を卒業し資格を取ってから起きた出来事にを現役の作業療法学生さん、作業療法士を目指す高校生・社会人の方、現役の作業療法士さんに向けて記事を書いて行こうと思います!

・こんな世界なんだな

・こんなこと頑張らなければならないんだな

・学生のうちから対策しておこ

・自分も同じ経験をしたことあるな

・周りも同じなんだな

など様々なことをこの記事から感じてもらい、記事を読んで頂いた方々の日々に生かしてもらったりモチベーションを上げるきっかけにしてみてもらえればなと思います!

ぜひ、最後まで目を通して頂けると嬉しいです!

作業療法士になってから辛かったことbest5|乗り越え方も解説

作業療法士になってから辛かったことbest5を前回の記事同様にランキング形式でまとめていきたいと思います!

なお
なお
ちなみに自分は今10年間、作業療法士として急性期病院に勤務しています。

ランキングが上位にいくほどよりハードだったなと思うことです。

5位 休日の日や夏休み中も勉強、資料作成

4位 定時に帰れない

3位 科内勉強会

2位 何度も何度も怒られる

1位 結果が出せない

です。

今は、ほとんど改善されていることですが新人から3年、4年までは上記のことが本当にキツかったなと思います。

では、具体的に解説していきたいと思います!

5位 休日の日や夏休み中も勉強、資料作成

作業療法士として働き出して辛かったことは休日の日や夏休み中も勉強、資料作成を行なっていたことです。

1年目や2年目は、日々の臨床だけ行なっていては患者さんに対して結果を出しきれず、周りに追いついていくことも出来ず絶えず勉強をしている状態でした。

なお
なお
常に頭の中では○○を調べなきゃ。○○が分からない。調べないと怒られる。などを考えていました。

具体的にやっていたことは

・論文を読む

・解剖、運動、生理学の復習

・ネットで分からない疾患を調べる

・ノート作り

・勉強会に行く

でした。

今となってはいい思い出ですが当時は、あんまり気が休まっていなかったように感じます。

その他にも科内発表の資料作り院内発表の資料作りを夏休み返上で行なってました。
土日は、上記の勉強で資料作りが行えない状況にあったので、まとまって取れる夏休みを利用して作業をしてました。

ずっと仕事漬けみたいになっていたことが辛かったなと感じます。

当時の自分にアドバイスするのなら、とりあえず休息はしっかりと取り勉強漬けも程々にして大丈夫という事を伝えたいです。

思っている以上に勉強、勉強しなくても少しずつ物事を覚えて行くことは出来ます。
大切なことは『分からない事をそのまま放置しないこと』です。

『分からない事をそのまま放置しないこと』を守れれば過剰に無理することもなくなります。もし、自分と同じように勉強漬けになってしまっている人がいればもう少し肩の力を抜いて大丈夫です。分からない事を1つずつ解消して行けるように努力を積み重ねて見て下さい!

それで大丈夫ですよ!

4位 定時に帰れない

作業療法士として働き出して辛かったことは定時に帰れなかったことです。
帰れなかった理由は

・仕事が終わらない

・先輩より早く帰ってはいけないと感じていた

・早く帰ることが悪いと思っていた

・院内発表の打ち合わせが大変だった

・院内の勉強会に参加していた

です。

居残りするのは良いのですが残業代が当時は全く出なかったこともキツかったなと感じます。

なお
なお
残業代が出ないなんてあり得ない話ですよね!今では改善されましたが当時は『1年目は取るな』の雰囲気が強く申請方法すら教えて貰えないのが半年ぐらい続きました。

作業療法士を8年行なって来て思うことは『新人でも定時に帰って良い』ということです。
むしろ定時で帰るべきです!
残業に関しては、残業しないように上司は配慮するべきことだなと感じます。

新人さんは、とにかく周りに気を使い過ぎることなく定時に帰りましょう!
いらない気遣いはいりません。残業をするぐらいならとっとと帰ってしまいましょう!

早く帰ったことでブーブー言う上司がいるのならパワハラでどんどん訴えてしまいましょう。笑

定時で帰る!それが一番ですよ!

3位 科内勉強会

作業療法士として働き出して辛かったことは科内勉強会があったことです。
病院や施設では新人教育の一環として科内勉強会があり症例発表や疾患に関して調べたことを発表する機会があります。

なお
なお
新人教育は、どこの病院・施設でも行なっていることが多く何かしらの発表をする所が多いかと思います!

自分の場合は、科内勉強会の時間がまぁ、地獄も地獄。笑
調べて発表するのは良いのですが、その後の質疑応答の時間が非常に長い!

・○○と書いてありますがそれってどこの情報ですか?

・○○という評価がないんですがなんで評価しなかったんですか?

・○○と言う治療法もあるのですがなぜそっちをやらなかったんですか?

・○○と言う状態もあるかと思うんですがなんでこの患者さんにはなぜ見られなかったんですか?

・本当に理解してますか?

など質問に答えても答えても質問されるような状況
発表は20分ぐらいなのに質問は30分〜1時間ぐらいずーっとされるような感じでした。

なお
なお
今思い返しても辛かったなと思います。

新人なので先輩方と比べると知識もなく1つ1つの質問に対してその場にある知識を振り絞り答えていく事しか出来ない状況のなか厳しい質問を何発も何発も浴びせられる状態。

答えられなければその度に『すみません』『次まで調べておきます』『知識不足です』『調べ不足です』と謝らなければいけない状態を作らされストレスしか溜まらない時間でした。

きっと先輩方は少しでも『気づき』『教育』の為と思ってたくさんの事を教えてくれたんだと思いますが情報量が多いかつ発表する段階では疲労もピークで頭が回らない状態となっていたので本当にきつい時間だったなと感じます。

新人教育における発表ごとは発表+質疑応答は30分にして、あまり新人を追い詰めないことが大切だと感じます。

発表する新人側もあまり答えられない事を重たく捉えるのではなく『そんな考え方もあったんだな』ぐらいに捉えて発表ごとはやってしまった方が良いですよ!

難しく捉えずにやって行きましょう!



2位 何度も何度も怒られる

作業療法士として働き出して辛かったことは何度も何度も怒られることです。
新人の頃は『これでもか』と言うぐらいに怒られてました。

なお
なお
もちろん自分が出来ない新人だったからなのかもしれませんが。

怒られる内容として

・報連相がない

・分からない事を聞かない

・自分で突っ走ろうとする

・やっていることに自信が持ててない

・根拠を持って治療、支援が行えていない

などが主でした。

作業療法士の上司は主婦だったのですぐに帰ってしまい指導はあまりしてもらえず、いつも指導をしてくれるのが理学療法士の先輩でした。

1時間、2時間の立ちっぱなしの説教は当たり前。分からないのに分かるまで考えさせられたり、臨床の合間、合間に呼び出されて怒られたりしていました。

なお
なお
この経験で何度涙したことか・・・。でもこの経験があったからこそ今の自分は鋼のメンタルで居られるようになったんだなとも思います!笑

1年目、2年目、3年目辺りまで怒られることが続き何度も何度も心が折られてきましたが踏ん張って歯を食いしばって乗り越えていくことで少しずつ物事が行えるようになって行きます。

今、同じように職場で怒られる頻度が多い方は、怒られた事を真摯に受け止め同じ失敗をしないように行動をしてみてください。

その積み重ねが怒られる頻度を少なくして自分自身の自信に繋がっていくようになります!

1位 結果が出せない

作業療法士として働き出して辛かったことは患者さんに対して結果を出せていなかったことです。

昔の自分はとにかく

・自分のやっていることに自信が持てない

・自分が診るより上司が診た方が絶対良いと思ってた

・自分がやった治療の後の変化が全く分からなかった

・自然回復で良くなっているんだと思っていた

のような状態でした。

何をやっても結果が出ないと思っていた。自信が持てない。患者さんに申し訳ない。教えてもらっている上司、先輩に申し訳ない。と言う気持ちで日々を過ごしていました。

なお
なお
作業療法士として働いている以上、結果が出せないと言うこと程、酷なことはありません。

『結果を出せないと思ってしまう状況』をどうにかして克服しないと行けないと思い外部の勉強会に参加してみたり、上司に一緒に介入現場に付いてきてもらったり、文献をあさって自分のやっていることに根拠付けたりする行動をひたすら行なってりしていました。

その中で

・患者さんを診る視点

・評価の重要性

・治療後の変化を診るポイント

・患者さんから得られる反応

・改善具合

を学んでいくうちに少しずつ自分のやっていることに自信が持てるようになり『結果が出せない』と言うことを克服していくことが出来ました。

自分と同じように『結果が出せないと思ってしまう』と言うことで悩まれている方もいるかと思います。

なお
なお
ただ結果が出せていないと思いますが大なり小なり結果は出ているはずです!

『結果が出ている』と言うことを見つける為の方法を学んでいけると少しずつ自信を持って行動出来るようになります。

自分を追い込みすぎることなく結果を出せるようになるまで行動し続けてみてください!
自ずと自身が持てるようになって来ます!

経験年数が若いうちはみんな悩むもの

経験年数が若いうちは比較的大なり小なりみんな悩むものです。
自分だけ。ではないので安心してくださいね。

・自分には作業療法士が向いてないんじゃないか?

・全然物事が上手く行かない

・人間関係が上手く行かない

・勉強しているけど結果が出せない

・物事が覚えられない

・言われていることが分からない

・自分は頑張っているつもりだけど周りからは良い評価をもらえない

・帰れない、残業代が出ない

上記のような悩みが出るかもしれません。他の悩みもたくさんです。辛い思いや考え込んでしまうこともあるかと思います。でも悩んで当然!悩んでいいんです!

経験年数が若いうちは思いっきり悩んで思いっきり辛い思いをしておきましょう!

その時は辛いかもしれませんが経験年数を積んでくると少しずつ悩みが解消されていくものです。そして経験年数が若いうちに思いっきり悩んで辛い思いをしておくことで自分に後輩が出来た際や学生指導をする立場になった際に後輩や学生が悩んでいる時に、より寄り添って問題を解決していくことが出来るようになるかと思います。

悩むこと、辛いこと、苦しむことは決して悪いことばかりではありません。
自分を大きく成長させるヒントが隠れていたりします。

生き急ぐのではなく資格を取ったらじっくりと作業療法士人生に色をつけて行きましょう!
慌てす騒がずゆっくりと自分を成長させられるように努力していきましょう!

決して逃げ出さず楽をし過ぎず歩んでいきましょう!
それが出来ることによってより良い作業療法士になれるはずです!

辛いから逃げ出さないことが大切!

いかがだったでしょうか!?
作業療法士になってから辛かったことbest5|乗り越え方も解説と題して記事をまとめました。

なお
なお
作業療法士として歩んでいくとたくさん辛いことにぶち当たります。それは仕方がないことですし1つ1つ丁寧に乗り越えて行かなければならないものです。

決して辛いから逃げ出さず行動をしていって下さい!

一度逃げグセが付いてしまうとずっと逃げ続けることになってしまいます。
壁が来ても乗り越えられなくなってしまいます。

困難なことにも逃げず立ち向かって頑張って乗り越えていきましょう!
頑張って乗り越えた先には絶対に患者さん、利用者さんに対して良い治療、支援が行えるようになるはずです!

少しでも良い作業療法士になれるようにお互い努力を積み重ねることを忘れずに行動していきましょう!!!

以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
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などの記事を書いています。気になる記事がありましたら是非、覗いてみて下さい。

少しでもあなたの未来が良い方向に向かうことを祈っています。
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