リハビリコラム

作業療法学科を卒業される方へ〜春から作業療法士になる方へ〜

こんにちは!なおです!
このブログは『医療現場で得た後悔しない為の生き方』『作業療法学生と若手に作業療法の考え方』『生活と暮らし』を柱に人生頑張っている方に向けて情報発信をしていくブログです!
ブログ×ツイッターを通し様々な方と楽しみながらコミュニケーションを取れればなと思っています!

2月、3月で作業療法学科を卒業される学生さんへ!

なお
なお
本当にご卒業おめでとうございます!!!

長く辛く大変な日々を過ごされてきたかと思います。
良く耐え抜きましたね。素晴らしいです!

今年度はコロナの影響で様々な部分で変更があり『なんだか振り回されている』と思われる方も多かったと思います。そして例年の学生さんより大変な日々を過ごされたかと思います。

・コロナ禍で実習を行い不安な日々を過ごされた方

・病院、施設実習がなくなり学内実習となった方

・実際にコロナウイルスに感染してしまった方

・授業がオンラインとなり困惑されてしまった方

・アルバイトが行えず学費や生活費を捻出するのに苦労された方

・勉強場所を確保するのに苦労された方

・就職活動に苦労された方

昨年度の学生さんでは経験しなかった事を今年度の学生さんはたくさん経験されています。

困難にも負けず自分を奮い立たせて行動されて来た事は、今後の人生において絶対に糧になることだと思います。

自信を持って4月から作業療法士として歩んで頂ければと思います。

そんな4月から作業療法士になる方に少しだけ作業療法士の先輩としてアドバイスをしたいと思います。

4月からの過ごし方の参考にしてみて下さい!

4月からの過ごし方

4月からの過ごし方をアドバイスします。是非、実践してみて頂く事をオススメします。

・指導してくれる人と密にコミュニケーションを取る

・SOAPでまとめる練習をする

・評価の精度を上げれるようにする

・問題点、目標、治療プログラムを何回も立案する

・休日の日を有効活用する

です。
病院、施設実習の機会が少なかった分、いきなり実践に出ても困惑してしまう事は間違いないと思います。

分からないままにせず過ごせるように意識していきましょう!

指導してくれる人と密にコミュニケーションを取る

4月入職すると多くの病院、施設では新人研修が始まります。

作業療法士になれば例え先輩作業療法士でも立場は同等となりますが右も左も分からない状況かつ実習を経験して来てない分、分からない事が例年の学生さんより多いのは事実かと思います。

指導してくれる先輩作業療法士をバイザーだと思い密にコミュニケーションを取るようにする事をオススメします。

・一緒に症例を見るようにする

・出来れば先輩作業療法士の作業療法を見学させてもらう

・症例検討会を行う

・課題を出してもらう

・フィードバックをしてもらう時間を作ってもらう

上記の事を自分から積極的に提案して過ごして行くのが良いかと思います。
一番不味いのが『自分で判断し全てをやろうとする』ことです。

人の命を預かっているという事を忘れずに行動して下さい。
知識がない分、患者さんの状態を悪くしてしまう可能性は大いにあります。

机上の勉強だけでは推し量れない部分は絶対に存在します。
自己判断で物事を進めないように注意して過ごしてみて下さい。

そして、先輩作業療法士の時間も頂いている事を忘れずに1分、1秒を大切に過ごして下さい!

常に学ぶ、常に感謝を持って4月から過ごして下さい!

SOAPでまとめる練習をする

学生時代にもSOAPを学ぶところが多いかと思います。
学んでないのであれば必ず学びましょう!

病院、施設のカルテはSOAPでまとめる事が多いです。

S(subjective):主観的情報

O(objective): 客観的情報

A(assessment): 評価

P(plan): 計画

となります。
これからSOAPを軽く説明したいと思います。
知っている方は復習、知らない方は予習をして頂ければと思います!

Sでは主に患者さんの発言を書きます。

S)昨日、眠れなくて調子が悪いんだよ
S)右手の小指が痺れるんですよ
S)足が痛くてどうしょもない
S)少し動くだけで息切れがする
S)胸が痛い

など、患者さん、利用者さんの発言のまま記載します。
記載する内容は何でも良い訳ではなく次のOやAやPに繋げられる内容を書きましょう!

なお
なお
S)お腹が減ったな。みたいな事は書きません!笑

Oでは客観的情報を書きます。

O)
MMT 三角筋4 上腕二頭筋4
ROM 股関節屈曲110°
疼痛 肩甲骨内側縁に圧痛
感覚 右肘関節以降に中等度表在感覚低下あり
浮腫 右上腕〜手指末梢まであり

など誰がどう見ても同じになる客観的な事実を乗せていきます。
ここの経過を追う事で治療の効果判定が行えるようになります。

AではSやOに対する考察を書いていきます!

A)筋硬結の影響により肩甲骨内側縁の疼痛出現に繋がっている
A)骨盤のアライメント不良により股関節可動域制限出現あり
A)骨折後の急性炎症の為、浮腫の出現を認めている
A)寝不足の影響からか覚醒不良あり
A)胸痛訴えあり。運動負荷量を抑える必要あり

○○が原因で○○が生じている。という書き方にすると書きやすいです。また次のPにも繋がるので意識してかけると良いですよ!

PはAに対する治療、支援方法を記載します!

P)筋硬結改善の為にモビライゼーション実施
P)骨盤のアライメントを整えていく
P)クーリング対応し炎症症状を抑えていく
P)生活リズムを整えられるように病棟と情報共有していく
P)主治医に報告。今後の介入方法を検討していく

など、自分が具体的に何をしていくのかを記載していきます。

カルテは自分だけが分かるように書くものではなく『誰が見ても分かる内容』を書かなければ意味がありません。

自分だけのメモにならないように注意して下さい!



評価の精度を上げれるようにする

評価の精度を上げられるように患者さんに頭を下げて協力してもらい毎日、毎日評価を行なっていきましょう。

特に学校内実習だけしか行なって来てない方は『これでもか!』というぐらいに評価を患者さんで行なって下さい。

なお
なお
患者さんに対して申し訳ないと感じるかも知れませんが早く正確に評価出来るようになった方が迷惑をかける患者さんを減らす事ができます。

健常者と患者さんでは全くと言っていい程に違います。
適時、指導してくれる先輩作業療法士に相談しながらひたすら評価を繰り返す事を行なっていきましょう!

問題点、目標、治療プログラムを何回も立案する

問題点、目標、治療プログラムを正確に立案出来ないと自分のやっている治療、支援が無意味なものになってしまいます。

様々な症例に対して問題点、目標、治療プログラムを何回も何回も立案するようにしてみましょう。頭で思い浮かべるだけではなく紙やパソコンに聞き出していく事をオススメします。

そして先輩作業療法士に見てもらいましょう!

自分の考えていることやっている事が間違っていることなのか合っているのかを判断していく事は非常に重要です。

正しく問題点、目標、治療プログラムを立てられるまでは、毎日立案するようにしていきましょう!

休日の日を有効活用する

休日の日を有効活用していきましょう!
1年目は作業療法士の一生を左右する非常に大切な時期です。

この時期に何もせず遊んでしまうのは将来の自分を苦しめることになります。

遊ぶのは2年目でも3年目になってからでも遅くはありません。

なお
なお
平日に学んだ事の振り返りを行いましょう!

振り返らないと自分が今何をしているのかが分からなくなってしまいますし先輩作業療法士や患者さん・利用者さんに対して迷惑をかけてしまう原因になってしまいます。

土日のどちらかだけ平日の振り返りの日にする。
2週間に1回、休日のどこかで振り返りの日にするなど平日の振り返りをする時間を作って見て下さい!

何事もめんどくさがらないこと

4月からは『めんどくさがらないこと』を意識して過ごしてみて下さい。

きっと覚える事が山のようにあります。
病院実習を行なってない分、実際の患者さん・利用者さんに対して問題点を抽出したり目標を設定したり治療プログラムを立案したり治療をしたりするのに苦労するかと思います。

もしかしたら心が折れそうになることも訪れるかもしれません。

ですが1つ1つを丁寧にこなしていき『めんどくさがる』ことなく4月、5月、6月と乗り越えてしまった方が後々楽になります。

また、1つずつ丁寧に物事を進めていく事で少しずつ患者さん・利用者さんに対して適切に介入が行えるようになっていきます。

なお
なお
ふとした瞬間に気づけるはずです。

がむしゃらに行動したり勢いで行動したり物事を後回ししたりすると後々、自分の首を締めることになります。

早かれ遅かれ苦労するのなら早いうちにしておいた方が良いですよ。
経験を積めば積むほど『いらないプライド』が邪魔して学べるものの学べなくなってしまいます。

現役の作業療法士もたくさん悩み苦労し乗り越え患者さん・利用者さんに知識や技術を還元する事が出来るようになっています。

自分も中堅になりますがまだまだ勉強をして行かないといけないと思っています。
共に頑張っていきましょう!

丁寧に行なった努力は裏切らない

いかがだったでしょうか!?
作業療法学科を卒業される方へ〜春から作業療法士になる方へ〜と題してブログをまとめました。

丁寧に行なった努力は裏切らないです。

1つ1つの事象に対して真剣に向き合い乗り越えていきましょう。
決して『なんで自分だけがこんな辛い思いをしなくちゃいけないんだ』とは思わず過ごしていきましょう!

なお
なお
卑屈になってしまうと全てのことが嫌になってしまいますよ!

楽な道を歩んできている作業療法士はいません。
みんな努力に努力を重ねてきています。

だからこそ患者さん、利用者さんに対して適切なものを還元していく事が出来るんです!

良い作業療法士になれるように自分を高めていきましょう!

以上、本日のブログでした。
本日も観てくださっている方、本当にありがとうございました。また、時間がある時に気軽に観にきてくださいね!
そして、何かあればTwitter、お問い合わせから連絡下さいね!!!
1人で悩まず一緒に歩んでいきましょう!

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