リハビリコラム

作業療法士・理学療法士が用いる測定・評価

こんにちは!なおです!
このブログは『医療のこと』『生きための知恵』を柱に人生頑張っている方に向けて情報発信をしていくブログです!
ブログ×ツイッターを通し様々な方と楽しみながらコミュニケーションを取れればなと思っています!

少しずつ、体調も改善して来ており元気にTwitter活動、ブログ活動を行なっております!
今回のブログで31記事目ですが、何とか継続して作業が出来ています。

サーバー契約も3ヶ月にしてありましたが、プラス契約更新もこのままなら出来そうです。
3日坊主になるかなと思いつつ始めた活動でしたが、何とかここまでやって来れてます。

1番のモチベーションはみなさんに支えられている事だと思います!

書く記事の内容も無くなりそうなだなと思いつつ日々思いつくので、内容選択も今の所は困らず出来ています!
何かを本気でやりたいと思った時のバイタリティーは自分でも驚きを隠せないぐらい凄い物だなと感じています!

もともとmixiやface bookで何かを投稿する事が好きだったのと、機械をいじる事も好きだったので、この活動は自分に合ってたのかも知れませんが、今の所は楽しくは活動出来ています!

みなさんも『本気で取り組みたいこと』を見つけられると夢中で作業出来るかもしれませんよ!?
ぜひ、探してみてください!!!

本日のブログのお題は『作業療法士・理学療法士が用いる測定評価』です。
作業療法士・理学療法士は担当する方が決まったら、まず面接を行い、次にお身体を診せて頂く形になります。

そのお身体を診せて頂く際に用いている測定・評価の項目を今回、ご紹介できればと思います。
ただ、数が莫大になりそうなので3つに絞りたいと思います。
実際、どのようなものを用いて実践しているのかを知って頂くよい機会かなと思います!

今回は身体機能評価に特化した内容にしたいと思います。
また、今回ブログに書いていくものも一番オーソドックスな全国の作業療法士・理学療法士が使用している測定評価項目にしようかと思います。
もしかしたら2部構成にするかもしれません。

ぜひ、最後までお付き合いして頂けると嬉しいです。

関節可動域評価(ROM)

関節可動域評価とは、人間の首から足の指先まで、どのくらい曲がるか、どのくらい伸びるか、どのくらい回るかをゴニオメーターと呼ばれる分度器みたいな物品を用いて測定を行います。


これが実際のゴニオメーターです。
また、角度を測る際には、自分で動かしてもらった範囲とセラピストが動かした範囲での角度を取っていきます。そして比較していきます。

その事を行うことにより『何が原因で動かないのか』を予測する事が出来るようになります。

では、実際の例題を挙げてみたいと思います。
今回はOTナガミネさんのイラストを使用させてもらい解説したいと思います!


上の画像は、肩関節の屈曲(肩がどのくらい挙がるか)を測ろうとしている図と表します。
その際にセラピストは頭の中では『検査肢位』『基本軸』『移動軸』『参考可動域』を意識しています。
もちろん、学生の時代にそれら4つ+α(代償動作抑制方法)は叩き込まれているので、再度、教科書を開くことは少ないと思います。(基本的には暗記出来てます。)

肩関節屈曲を測る際は
検査肢位:仰向け、座る姿勢、立つ姿勢のどれかを選択します
基本軸:肩峰を通る床への垂直線or肩峰と大転子を結ぶ線
移動軸:上腕骨or肩峰と肘頭を結ぶ線
参考可動域:180°
となります。これらを頭に思い浮かべながら、代償動作を抑制し正しい角度を図っています。

もう一つ例題を挙げたいと思います。

上の画像は股関節の屈曲(股関節がどのくらい曲がるか)を測ろうとしている図と表します。
股関節屈曲を測る際は
検査肢位:仰向け
基本軸:体感と平行な線
移動軸:大腿骨(大転子と大腿骨外顆の中心を結ぶ線)
参考可動域:125°
となります。これらを頭に思い浮かべながら、代償動作を抑制し正しい角度を図っています。

これが、セラピストが用いている1つの評価となります。

参考にさせてもらった本を貼っておきます。

徒手筋力検査(MMT)

次は徒手筋力検査といい筋力を測る検査となります。
これもまた、頭から足の指先まで全ての筋力を図っていくものになります。

全く力が入らないものを0として、筋肉に収縮があるが1、徐重力で動かせるものを2、普通に動かせるが3、少しの抵抗に勝てるが4、最大の抵抗に勝てるが5となります。

この評価を行う意義としては
・関節ごとの筋、筋群を徒手により量的に測定することが出来る。

・末梢性の弛緩性麻痺、軽度の痙性麻痺、廃用性萎縮などの筋の状態を評価出来る。

・診断や治療プログラムに立案およびその効果の判定を行う事が出来る。

そして、もう一つ特徴なのは物品がなくても、その場で簡易的に測定が行える事です。
例題を挙げたいと思います。看護roo!さんのサイトからイラストを使わせてもらいます。

上の図は肩関節外転の動きを表している図と表します。
図からも見て取れるかと思いますが、セラピストが抵抗を掛けようとしてますね。
この時点でMMT3以上は確定します。ここから少しの抵抗に勝てれば4、最大の抵抗に勝てれば5となります。

また、同時にこの検査を行う際、セラピストが頭の中で意識していることは、使用されている筋肉がどの筋肉かという事を頭の中に思い浮かべています。

肩関節外転に使用される筋肉は三角筋と棘上筋という筋肉があります。
もし、肩関節外転が出来ないとしたら、なんの筋肉が弱くて運動が出来ないのかを予測立て出来ます。治療内容に関しても自ずと三角筋、棘上筋を強化するプログラムが組み込まれていきます。

人間の身体は動きにより使われる筋肉が全て違います。
それらを学生の時代に全て暗記します。国家試験にも出てくる問題となるからです。
そして実習や臨床の現場で検査を行い、担当する方の現状を把握していきます。

参考にさせてもらった本を貼っておきます。

片麻痺機能テスト(Br-stage)

これも脳血管疾患の方によく用いる測定評価になります。
麻痺の程度と回復段階に関して適時追っていけるものとなっています。
その他にも上田式12段階片麻痺機能回復評価、SIAS、Fugl-Meyer Assessmentなどもありますが、一番BRSが簡易的でたくさん用いられているので紹介します。

BRSは上肢、手指、下肢の3つに分けて6段階で麻痺の程度を評価していきます。
上肢では
・BRSⅠ:随意運動なし。弛緩性の状態

・BRSⅡ:基本的共同運動またはその要素の最初の出現。少し動くようになった段階

・BRSⅢ:基本的共同運動が随意的に起こせる。ただ動かせるという段階

・BRSⅣ:手を腰の後ろに持っていく、前ならえが出来る、小さい前ならで手を回せる

・BRSⅤ:手を最後まで挙げる、横からも挙げられる、前ならで手を回せる

・BRSⅥ:正常な方と比べてやや運動能力が劣る

手指では
・BRSⅠ:弛緩性

・BRSⅡ:指がわずかに動かせる

・BRSⅢ:ぐーに出来る。指は伸びない

・BRSⅣ:横つまみが出来る。わずかに指が伸ばせる

・BRSⅤ:対向つまみが出来る。指が完全に伸ばせる。球握りも出来る

・BRSⅥ:全てのつまみが出来る。バラバラに動かせるが正常な方と比べ劣る

下肢では
・BRSⅠ:随意運動なし。弛緩性の状態

・BRSⅡ:下肢が少しずつ動かせるようになる

・BRSⅢ:座った姿勢、立った姿勢で足が持ち上げられる

・BRSⅣ:座った姿勢で膝を90°以上曲げられる、座った姿勢で足首を動かせる

・BRSⅤ:
立った姿勢(麻痺がないあしで)で股関節を引き、膝を曲げる事が出来る
立った姿勢(麻痺のない足で)で足を少し前にだし、膝を伸ばしたまま足首を動かせる

・BRSⅥ:自由に動かせる。股関節をひねることが出来る。正常な方と比べ劣る

麻痺の測定評価ではこれらを診ています。これも学生のうちに暗記します。
例題の画像を探したんですが、なかな良い画像がなく具体例は出しにくいのですが
今回もOTナガミネさんのイラストを使用させてもらい解説したいと思います!


上の図は調理練習場面と表します。上記の方はサスペンダーをつけてますね。
ここから予測される事は上肢に強い麻痺があると言う事です。
BRSで表すと上肢BRS Ⅰ〜Ⅱ 手指Ⅰ〜Ⅲ 下肢Ⅲ〜Ⅵのどれかに当てはまる事が想像出来ます。
この麻痺の重さによりリハビリの練習内容や環境設定の方法なども変わっていきます。

おわりに

実際の臨床現場でよく用いられている代表的なものをまとめてみました。
今回、挙げさせてもらったのは、全国にいる作業療法士・理学療法士が絶対に使用している評価測定となっています。
上記の評価測定を覚えないで国家試験を通るセラピストは絶対いません。

現場で働いている作業療法士・理学療法士は様々は評価測定から担当の方のお身体の問題点を見つけて治療を行なっていきます。

その治療と平行して日常生活動作や趣味活動・手段的日常生活動作に焦点を当てながら本人だけではなく家族に対しても支援していきます。

現場にいるセラピストは様々な事を考えて行動しなければなりません。
大変な仕事ですがやり甲斐のある仕事でもあります。
以上、本日のブログでした。

このブログでは、リハビリ、介護、健康に関して困っている、悩んでいる方が気軽に相談できる場、情報を得られる場を目指しブログを行っていきたいとおもっています。
何かに悩まれている方がいらっしゃれば、どんなん小さな事でも構わないので1人で悩まずコメントでもなんでも良いので連絡くださいね。なにかしらの力添えはできるかと思いますので。

本日も観てくださっている方、本当にありがとうございました。また、時間がある時に気軽に観にきてくださいね!



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