こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。
ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!
今回は作業療法士になってからのことをQ&A方式で答えて行きます。どんな日常を過ごしているのだろう?どんな仕事内容何だろう?お給料とかどうなんだろう?など作業療法士のことを知って頂く機会になれば良いなと思います!
1人でも興味を持って作業療法士を目指してくれる人が増えると良いなと思います。
是非、最後まで目を通してみて下さい。
作業療法士の現実をお伝えします|資格取得後の生活
では、早速書いて行きます!
見やすいように見出しをQ、その下にAとして行きます。
全ての項目をゆっくりと読んで頂いても気になる項目を読んで頂いても良いと思います。
ゆっくりと見ってて下さい。
作業療法士になってよかったことは
作業療法士になって良かったことは自分の存在価値を知れることです。
作業療法士は基本的に『感謝』されるお仕事です。
自分が頑張って勉強した分を患者さん、利用者さんにしっかりと還元していくことで患者さん、利用者さんの身体や心、生活を良くしていくことが出来ます!
人は誰かに『ありがとう』を言ってもらえると自己肯定感が上がっていく生き物です。
自己肯定感が上がると自分の存在意義を知ることが出来ます。
誰かから必要とされていると思える経験って非常に重要になります。
それを常に感じることの出来るお仕事が作業療法士になります!!!
作業療法士になって大変なこと
1に勉強、2に勉強、3・4に勉強、5に勉強です。笑
常に勉強をしなければ患者さん、利用者さんに適切な介入が出来なくなってしまいます。
医療は日進月歩。常に学ばないとどんどん取り残されてしまう世界になってしまいます。
また、人の命を預かるお仕事なのでどんなお仕事より『責任重大』です。
1つでも間違えたことをすれば『自分の責任』で人が死にます。
仕事中は一瞬たりとも気が抜けませんし神経も張り詰めさせなければ行けません。
なので仕事が終わればぐったりです。
体力も精神力も必要とするところが大変なところです!
給料はどのくらい
専門学校卒の初任給は18〜20万。大学卒の初任給は19〜21万円程度です。
手取りで専門学校卒は16〜18万。大学卒は17〜19万程度になります。
これを多いととるか少ないと取るかは人それぞれですが、上記の給料は都会ベースです。
地方に行けばもっと安い給料になります。
ボーナスは夏・冬合わせて10〜70万円程度。
(これは勤めている病院、施設で大きく変わって来ます)
交通費は全額支給。住宅手当は出るところと出ないところがあります。
毎年の昇給額は0〜1万円程度。
(ここも勤めている病院、施設でまるっきり変わってきっます)
1〜5年目までで総支給320〜400万円程度。
5〜10年目で総支給350〜420万円程度というところでしようか!?
経験年数を積んで行けばどんどんプラスになっていくところもあれば全く変わらないというところもあります。
個人的な感想は普通の生活をしていくには何不自由はないですが子育てなどが加わってくると共働きが現実的なところかなと思います!
勉強会に行く頻度は
勉強会に行く頻度は人によってまちまちですが多い人であればひと月に数回行く人もいます。
もちろん中には、全く行かないという人もいます。
勉強会だけではなく、学会にも行くこともあります。
作業療法士にとって学会は勉強の場でもありつつプチ旅行だったりもします。
学会は全国様々な場所で開かれます。それに合わせて遠方に足を運んだりします。
それこそ北は北海道、南は沖縄まで各地で学会が開かれます。
楽しみながら学んでいくって大切なことだったりしますので作業療法士になると全国を勉強しながら回れるようになったりしますよ!!!
学生時代、今だから言えることは?
男性諸君!
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急性期病院ってどんなところ?
急性期病院というのは総合病院、大学病院が主にその分野にあたるところです。
とにかくリスク管理、リスク管理が求められる場所になります!
病気に関しては常にわからない病名が処方されたり怪我に関してもグ○を超えた怪我をして運ばれてくる人が多い場所です。
作業療法を行なって行くにあたっても様々な知識を求められます。
具体的には、医学の知識、看護の知識、薬の知識、検査の知識、放射線の知識、工学の知識、理学療法の知識、言語聴覚の知識、摂食の知識全てが必要になります。
それに加えて最新の作業療法の知識が必要になります!
常に学ばないと本当に何がなんだか分からなくなりますし患者さんの治療に対しても何をしているか分からなくなってしまいます。
そういう場所が急性期病院になります!
回復期病院ってどんなところ?
回復期病院は急性期治療が終えリハビリテーションを重点的に行う病院になります。
・患者さんがより高度なリハビリテーションを受ける場所
・患者さんが施設、家に帰る為にリハビリを受ける場所
・より良い生活を送れる様にしていく場所
・役割を再獲得していける場所
になります。
なので作業療法士は医学的な知識より作業療法の専門的な知識をより求められる場所になります!
回復期病院に勤務する作業療法士は、常に作業療法のことと向き合い作業療法を高めて行かなければなりません!
作業療法を高めて行かなければ患者さんに対してよい治療・介入が行えませんし詐欺をしてしまう可能性も存在します!
患者さんが家に帰る支援を密接に行えるところが回復期病院になります!
生活期ってどんなところ?
生活期は昔まで維持期と言われてた期になります。
主に老人保健施設や訪問リハビリの分野が生活期にあたります。
1人1人がその人らしく生活していけるように作業療法を展開していく場所です。
より在宅により地域に密着をしていく場所になりますので個別性がどの期より強くなります。作業療法を展開していく為の道具も少なかったり家にあるものを代用してリハビリを行なっていく必要があります。
作業療法士自身の発想力や瞬時に物事を判断する能力が求められます!
いかに利用者さんが家で過ごせる様にしていけるかいかに利用者さんが健康的に過ごしていけるかを常に考えていく必要があります。
終末期ってどんなところ?
終末期とは文字通り余命が少ない人達に関わっていく分野になります。
人の『死』に向き会い、その人らしい最後を迎えられるように作業療法を実施していきます。
人の『死』に直面する場面を何回も経験する為、作業療法士自身の精神力も非常に強く保てる人でないと務まらない期になります。
・患者さんへの寄り添い力が求められます
・間を求められます
・疼痛緩和に対する作業療法を実施します
・患者さんの希望にそった作業療法を行います
・その人らしい最後を送れるように作業療法を行います
『死』は誰にでも早かれ遅かれ最後には訪れるものです。
その『死』に対してより苦痛なく『こんな人生でよかった』と少しでも思ってもらえるように作業療法士は患者さんに関わっていきます。
精神的な面、肉体的な面をより細かく分析し、より繊細で細かい感性が求められる場所になるかと思います。
もしかしたら終末期は急性期、回復期、生活期のどの期よりも作業療法を展開していくのが難しい期かもしれません。
が、絶対に作業療法が必要な期でもあります!
精神科(心療内科)作業療法は何をするの?
精神科作業療法は主にゲームをしたり、手芸をしたり、園芸をしたり、塗り絵をしたり、スポーツをしたり、映画を見たり、買い物に行ったり、料理を作ったりしています。
対象とする病気の例は
・統合失調症
・気分障害(躁鬱)
・摂食障害
・依存症
・解離性障害
・強迫性障害
・パニック障害
・パーソナリティー障害
・てんかん
・PTSD
などです。
上記の病気を持った方に対して時期別に『やるべきこと』を判断して作業療法を実施していきます。
精神科作業療法士は患者さんの『発言』『行動の変化』『表情の変化』を全て分析します。
その分析結果を元に治療内容を変えたり、接し方を変えていきます。
本当に細かいところまで観察し察する能力が求められるところです!
プライベートの時間ってあるの
プライベートの時間は、十分にあります。
比較的、有給休暇も取りやすいので自分の時間を大切にしていくことも可能です。
お金も困らないぐらいはもらえますので旅行に行ったり、美味しいものを食べたりすることも可能です。
この記事を書いているのがコロナ禍真っ只中なので今は出来ないですが、仕事終わりに飲みに行く時間も十分にあります!!!
女性の場合は産休、育休がしっかりとしている病院がほとんどです。
場所によっては、病院内・施設内に保育園を併設しているところもあります。
仕事と両立しながら仕事をしていくことも可能です。
プライベートを大切にすることは十分に可能です!
残業多いの?
自分の例を出すとほぼ、No残業です。
定時に上がり自分の時間を大切にしています。
が、人によっては多く残業してしまう場合もあります。
残業が生じてしまう原因として
・いきなり転院時サマリーを書かなければ行けなくなった
・患者さんが非常に多い
・委員会やカンファレンスがある
が挙げられます。
あとは個人の業務の進め方が悪いため残業に至ってしっまうケースもあります。
自分の仕事の進め方次第では残業せず帰ることも十分可能です。
残業で小銭を稼ぐより自分の時間を大切にした方が良いと感じます!
人間関係はどうなの
人間関係は比較的良好です。
診療中は自分の仕事に集中しなければなりませんのでほぼ個人プレーと言っても良いかと思います。
後輩指導や新人教育に関しても比較的しっかりと行ってくるところが多いので安心して作業療法士になってからも勉強していくことが可能です。
また、チーム医療でもあるため分からないことがあれば相談に乗ってくれる人もたくさんいますし忘年会や新年会、新人歓迎会もある病院、施設がほとんどでワイワイして過ごすことも可能です!
楽しく仕事が出来ること間違いなしですよ!!!
作業療法士になれば楽しい未来が待ってます
いかがだったでしょうか!?
作業療法士の現実をお伝えします|資格取得後の生活と題して記事をまとめて来ました。
作業療法士になれば充実した毎日にもなりますし楽しい未来が待っていること間違いなしですよ!!!
仕事も非常にやりがいがありますし自分が患者さん・利用者さんに関わったことによって人の未来を少し変えられるかもしれないんです。
すごい大それたことに聞こえるかもしれませんが、これが出来るのは医療職の良さだったりします。
自分が勉強すればするほど誰かの人生を豊かにすることが出来る可能性がある作業療法士!
ぜひ、目指してみてはいかがでしょうか!?
以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
その他にも
などの記事を書いています。気になる記事がありましたら是非、覗いてみて下さい。
少しでもあなたの未来が良い方向に向かうことを祈っています。
『悩み事』『もっと聞いてみたい事がある』と言う方はTwitterのDMやブログのお問い合わせから連絡下さい。1人で悩まず一緒に歩んでいきましょう!