こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。
ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!
見学中に質問を考えるって本当に大変ですよね。
質問を見つけなくちゃ、質問を見つけなくちゃ。
質問が見つからないと評価が下がる。意欲がないと思われちゃう。
など、何だかとてつもないプレッシャーを感じてしまったりしますよね。
今回は、そんな苦しみから解放されるように見学中の質問の見つけ方についてアドバイスしたいと思います。
ぜひ、実習中の方やこれから実習を控えている学生さんは参考にしてみて下さい!
作業療法実習の見学中における質問の見つけ方|実習生必見ブログ
では、早速質問の見つけ方についてアドバイスをしていきたいと思います!
・自分と比較し患者さんは何が違うかを観察する
・セラピストがやっている評価を質問する
・セラピストがやっている治療を質問する
・患者さんの発言から疑問に思ったことを質問する
・リハビリで行なったことを病棟で行えているかを聞く
などを意識して質問を考えると意外と質問が見つけやすかったり的外れな質問をすることもなくなるかと思います!
では、具体的に解説していきます!
自分と比較し患者さんは何が違うかを観察する
見学中、質問の見つけ方として自分と比較して患者さんは何が違うのかを観察し質問してみましょう!
観察するポイントは
・自分の手足の動かし方と違って何が違うのか
・体幹の使い方はどうか
・バランスはうまく取れているのか
・言葉の発し方はどうか
・コミュニケーションが取れているのか
をみると良いです。
自分と患者さんを比較して違うところがあれば『何で違うのか』を質問できればセラピストとディスカッションすることは可能です。
たとえば
自分と比較して右手が挙げにくそうにしている患者さんがいれば
『右手が挙げにくそうなんですが、それは麻痺の影響ですか?それとも筋力低下の影響ですか』
と質問できれば十分です。
他にも
自分と比較してフラフラしている患者さんがいれば
『バランスが悪い原因は病気によるものですか?感覚や筋力低下の影響ですか?』
と質問できれば十分です。
質問するにあたって難しく考え過ぎなくて大丈夫です。
自分と比較して患者さんが何をやりにくそうにしているかを見つけて質問できれば十分です!
セラピストがやっている評価を質問する
見学中、質問の見つけ方としてセラピストがやっている評価に関して質問してみましょう!
・○○という評価は何の為に行なっているんですか
・今やっていた評価は何ですか
・○○という症状が観れたんですが○○という評価をやってみるのはどうですか
・別報でやっていたら、そのやり方を詳しく教えてもらう
・うまく評価を行うポイントを教えてもらう
などを質問してみましょう。
セラピストがやっていることを見逃さず質問できるとセラピストも『よく観ているな』という見方を学生さんにしてくれるはずです。
どんどんやっていることに疑問を持ち質問してみましょう!
それができれば有意義なディスカッション、コミュニケーションをとることは可能です!!!
セラピストがやっている治療を質問する
見学中、質問の見つけ方としてセラピストがやっている治療を質問してみましょう!
・何の目的でその治療を行なっているのか?
・どの部位に対してアプローチをしているのか?
・どんな効果が得られるのか?
・何を目標として治療を行なっているのか
・ゴールはどこに設定しているか
を聞いてみましょう!
基本的には評価のところと一緒です。
セラピストのやっていることに疑問を持ち質問をしていきましょう。
1〜2個質問出来れば十分です。
逆に何個も何個も質問してしまうとセラピストも時間で動いているので時間を拘束されるのは嫌だったりします。
時間をもらっても5分程度が良いです。
あれもこれも質問しなくちゃと思わなくて大丈夫なので肩の力を抜いてきになるところを質問するようにしましょう!
患者さんの発言から疑問に思ったことを質問する
見学中、質問の見つけ方として患者さんの発言から疑問に思ったことを質問するようにしてみて下さい!
・なんで○○という発言をしたのか
・リハビリに対してどう思っているのか
・○○と発言していたけれどもなぜ
・元気がないように感じたがなぜ
・どんな生活をしてきたのか
患者さんの発言やこれまでの生活歴を捉えていくのは作業療法士として必ず行なっていかなければならないことです。
また、昨日との変化や言動に関して細かく分析していくのは作業療法士のやるべき仕事になります。
その為、患者さんの発言や様子の変化に関して質問していくのは学生として非常に良いことです。
患者さんの言動を分析する方法を作業療法士から教えてもらえれば自分の症例にも役立てる事ができるかもしれません。
どんどん患者さんの発言、様子の変化が見られたとしたら質問をしていきましょう!
リハビリで行なったことを病棟で行えているかを聞く
見学中、質問の見つけ方としてリハビリで行なったことを病棟で行えているかを聞くのも良いです。
見学に入っても患者さんの普段の様子って中々分からなかったりしますよね?
その部分を質問をしていきましょう!
・1人で起き上がれたりするのか
・自由に動いているのか
・病棟での対応はどうなっているのか
・ADLの状況はどうなのか
・リハビリで行なっている練習は病棟で行えているのか
など見学させてもらった患者さんがどのように過ごしているのかに興味を持ち質問してみましょう。
ちなみに質問に関してはその場しのぎの質問はなるべく控えた方が良いです。
聞いた質問に関してはしっかりとメモり次に見学に入った際にどのように変化していっているのかを追えるようにしましょう。
そうすることによりどうやってADLを遂行できるようになったのかを質問する事もできるよになります。
経過を追えるようにする
リハビリ見学や質問に関して悩まないようにする為には、なるべく経過を追えるように1人の患者さんに連続して見学に入れるように指導者と相談してみることをオススメします。
もちろん様々な評価方法や治療方法を知る為・勉強する為に単発で見学に入らせてもらうといのもありですが、その場合患者さんの疾患が分からなかったり経過が追えない為、変化点に関する質問や言動の変化に関する質問が行えなくなり評価、治療のことに関しての質問しか行えなくなってしまいます。
何を質問しよう。何を質問しようになりがちです。
そうならない為にも学生の間は見学する人を絞り経過を追いながら患者さんともセラピストともコミュニケーションを取りながら、上記の項目で解説してきたことを中心に様々なことを質問できるようにしていった方が充実した実習を行える可能性が高いかと思います。
見学をする際も目的を持ち過ごせた方が苦労せず実習を乗り切る事ができるようになりますよ!
患者さんに興味を持てれば自ずと質問は見つかる
いかがだったでしょうか!
作業療法実習の見学中における質問の見つけ方|実習生必見ブログと題して記事をまとめて参りました。
実習をする、見学をする、質問をする
全て『嫌だな〜』と感じることですが将来、担当する患者さんをより良くする為だと思って実習に取り組めると、どんな辛いことも乗り越えていけるはずです。
今回は、質問に関する内容でしたが質問に関しては患者さんに興味を持てば自ずと質問する内容は見つかっていくはずです。
患者さんを自分の家族や恋人だと思って興味を持ってみてください。
少しでも良くする方法、少しでも患者さんを知る方法に関して質問が出来れば何も問題ないです。
極論、間違った質問をしても良いんです。トンチンカンな質問をしても良いんです。
それが許されるのが学生さんです。いらないプライドを捨てて伸び伸びと実習を行なっていきましょう!
その方が充実した実習を過ごせますよ!
以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
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