こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。
ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!
今回のお題は“認知症予防において大切なこと”になります。
歳を重ねていくと認知症になるリスクってどんどん上がっていきます。
物事が覚えられない。物事が上手く理解できない。すぐに忘れてしまう。相手が誰だか分からなくなってしまう。
認知症の症状は様々です。
自分が認知症の当事者になった時、やっぱりどこかで悲しい思いをする人が多いと思います。
今、自分は病院勤務を行なっているのですが病院勤務をしていると70歳、80歳、90歳、100歳になっても認知症になることなくしっかりしている人は多いんです。
そして、認知症になっていない方は“あることが共通”していることに気付いたんです!
今回は、その気づきをみなさんにシェアしていきたいと思います。
是非、この記事を最後まで読んで頂きいつまでも認知症にならないようにしていきましょう!
認知症にならない為に出来ることってたくさんあると思います!
やらないよりやってみる。それを大切に行動していくことが大切だと思います!
【必見】認知症予防において大切なことを作業療法士が解説します!
認知症予防に関して説明する前にみなさんは、認知症とは、どのようなものをさすかご存知ですか?
認知症のことを具体的に知らないと認知症を防ぐことは出来ないと思います。
なので簡単に解説したいと思います。
認知症を簡単にまとめると以下のようになります。
・記憶障害と見当識障害(場所や名前、日ずけが分からなくなる)、認知機能障害からなるもの
・周辺症状として、幻覚、妄想、徘徊、睡眠障害、抑うつ、不安、焦燥感、暴力などがある
・原因は血管性認知症、変性性認知症、感染、加齢などがある
・多くのタイプは治療法は存在せず、管理の方法として『薬物療法』『認知療法』がある
です。
脳血管性の認知症に関しては適切に治療を行えば認知症が改善したりしますが、他の認知症に対しては現状を維持するか薬物で進行を抑えるしかありません。
良くしていくというよりかは、症状に対して共に歩んでいく・症状を悪化させないようにしていくと言った方が良いかと思います。
ただ、上記にもあげさせて頂きましたが70歳、80歳、90歳、100歳になっても大きな認知症にならず過ごされている方も大勢いらっしゃいます。
そのような方々は本当にしっかりされています。
記憶力もバッチリ。物覚えも良い!本当に歳を重ねているのかとびっくりするぐらいです!
では、なぜ認知症にならなかったり認知面が落ちてこなかったりするのでしょうか?
次から認知面がしっかりされている方の特徴を書いていきたいと思います。
多くの高齢の方と接して得られている特徴です。是非、参考にご自身の生活に取り入れてみるといつまでも認知症にならなくて済むようになるかもしれません!
認知症にならない人の特徴
認知症にならない人の特徴はなんなのか?
それが知れれば認知症にならずに済む可能性があります。
もちろん、歳を重ねるごとに20代、30代と比べれば70代、80代、90代では、認知の面は緩やかに落ちていきますが、HDS-RやMMSEと言われる認知症をチェックしていく検査を用いても検査に引っかからない方々はたくさんいます。
今回は、認知症の検査を行なっても検査に引っかからない人のことについて述べていきます!
様々な高齢な方と会話を行なってきて認知症になっていない方には特徴があるなということがあります。
それが
・食事を3食しっかりと食べている。特に肉系が好き
・運動をしている
・お仕事に関与している
・日々、人と触れ合う時間が長い
・夜早く寝て、朝早く起きている
・お金のことに関してシビア
・自分のことに関して語り出したら止まらない
です。
長い病院勤務経験から導き出されたもの達です。
上記にあげた項目は70歳、80歳、90歳、100歳になってもしっかりとされている方々の特徴です。
全て当てはまるとは言いませんが高確率で2〜3つ以上で当てはまっています。
では、それがどういうことなのかを詳しくご紹介していきたいと思います!
食事を3食しっかりと食べる
これは、朝・昼・夕を抜かないで食べているという意味です。
食べている物も米・肉・魚・野菜など炭水化物、タンパク質、脂質のバランスが中々良かったりもしています。
自分が関わった方の中には
『うなぎを食いに静岡まで行きたい』『サーロインステーキが食べたい』『寿司を食べに行きたい』など仰る方もいらっしゃいました!
ほんと、素晴らしいと思いませんか?80代、90代、100代の方々がですよ!?笑
自分みたいな30歳代と若いのに『胃もたれするから食べたくない』なんて言ってる場合じゃないですねw
また、他にも家族や孫と一緒に食事をとっていたり、それが楽しみとおっしゃる方も多くいらっしゃいました。
栄養バランスの整った食事、家族との団欒は、認知面低下を防いでいくには、とても大切なことかもしれませんね!!!
運動をしている
これもまた認知の面がしっかりとされている方がおっしゃることですね。
そして何より自分らと比較させて頂いても本当に元気だなと思えるぐらい動かれています。
1日10,000万歩以上歩くようにしているや農作業をやるや美味しいコーヒーを飲みにいくため、外に出かけるなど、80歳、90歳、100歳になっても仰っている方が多いです。
また、デイサービスでお友達とお喋りをすることや、デイサービスで体操をするのが楽しみと仰る方もいらっしゃいます。
ついつい家族が怪我のことを考えてしまい『家にいて』と言ってしまいがちかと思いますが
歳をとってもベッドの上で過ごすのではなく、身体を動かすと言うことは認知面を低下させないとい意味でも非常に大切なことなのかもしれませんね!
お仕事に関与している
これもびっくりされると思いますが、意外と多いんです。
70代、80代、90代が特に現役でバリバリと働いている方が多いです!!!
これは、若い世代まだまだ負けてられませんね!!!
入院されていても『確定申告しにいかないといけないから、一回退院させてくれ』とまで仰る方も中にはいました。笑
素晴らしい行動力だなと尊敬の念しかありませんでした。
主に行なっている仕事は会長・社長業や不動産業、個人事業主などが多いです。
お金の計算など、かなりしっかりとされています。
流石に肉体労働をされている方は今まで出会ったことはありいませんが、仕事をすると言うことは頭をフルに使うことだと思います。
なので、認知面が落ちて行かないのかなと思います。
日々、人と触れ合う時間が長い
基本的に、認知の面が良い方は一人ぼっちの環境にいない事が多いです。
先ほども述べさせて頂きましたが、家族団欒の時間が長かったり、デイサービスなどでは、大声で笑いながら会話をされている方も多いです。
また、友人との食事会やお茶会が頻繁にあったりもします。
また、入院中においても看護師さんや我々リハビリスタッフとも、かなり会話をしています。
言い方が悪いかもしれませんが、開いた口が閉じないほどお喋りをされる方もいらっしゃいます。笑
どこから、その話題が降ってくるのかと関心させられるぐらいです。
誰かと一緒にいる、会話をするということは認知低下を防いでいく為には非常に大事なことなのかもしれませんね。
夜早く寝て、朝早く起きている
これも特徴的だなと思います。
夜早く寝て、朝早く起きるもそうですが、全般的に言えるのは生活リズムが整っているといると言うこでです。
では、実際早く寝て・早く起きるってどのくらい何だろうって気になりませんか?
自分が今まで会話してきた方々では平均20時〜21時に寝て、4時〜5時に起きて作業をされている方が多いです。
比較的、時間の余裕があるとはいえ、上記の時間に寝れて起きれるって素晴らしくないですか?
睡眠時間も7〜8時間確保出来ていますし。
生活リズムを整えて睡眠時間を確保すると言うことは認知面を落とさないようにするポイントなのかもしれませんね!
お金のことに関してシビア
少し言い方が良くないかもしれませんが、認知の面がしっかりとされている方々は、お金のことに関してもかなりシビアです。
収入のこと、年金のこと、病院入院費のこと、高額医療制度のことなど
その情報どこから仕入れてきたのか知りたいぐらい物知りな方々ばかりです。
主婦を行なっている方は
AスーパーよりBスーパーの方が野菜が安い
BスーパーよりAスーパーの方が肉が安い
だから、2つのお店で買い物しているわ
などの声も聞いたことあります。
行動力ももちろんですが、しっかりと計算して行動されているなということに驚かされます。
お金の計算を行うことも認知面低下予防には良いことなのかもしれませんね!
自分のことに関しての語り出したら止まらない
最後は自分のことに関して語り出したら止まらないです。
自分のこともそうですが、自分が保有している知識を語らせたら右に出るものはいないと言わんばかりに語られる方々が多いです。
それだけ記憶を想起出来る素晴らしさもありますが、分かりやすく相手に伝えようという意思がしっかりとあり、それが何より素晴らしいなと思います。
年下の自分に対してもしっかりと理解出来るぐらいまでのレベルまで話を噛み砕いてくれます。
本当に頭の回転が早いなと思わされます。
自分語りや知識を伝える作業を行われている方々は認知の面が落ちにくいのかなと思います。
認知症は予防出来る!
いかがだったでしょうか!?
【必見】認知症予防において大切なことを作業療法士が解説します!と題して記事をまとめてきました!
圧倒的に思うのは、やはり高齢になっても認知症にならない方々、認知面が低下していない方々は生活リズムが整っており、圧倒的に行動されている方々が多いなということです。
家に閉じこもっていたり誰とも関わらないという環境がとても少ないということが分かりますね。
上記のことを参考にして頂き、いつまでも認知症にならない生活を自分たちも手に入れてまいりましょう。
また、ご家族の中で認知症になりかけている方、認知面が落ちてきているなという方、認知症の方がいらっしゃたら、是非上記の事を参考にして頂き、症状の進行を食い止めて行きましょう!!!
ぜひ、ぜひ実践してみて下さい。
以上、本日のブログでした!!
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
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