こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。
ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!
リハビリを行なっていれば誰しも必ず1回は受けることがあるであろうリハビリ拒否。
リハビリ拒否を受ける方が少ないだろう!と思いきや、セラピストは様々な理由で拒否を受けています。
例えば
・今日は、やりたくない
・もう来ないで
・こんなことしていても意味がない
・顔見たくない
・具合悪い
など、様々な理由があります。
患者さんからリハビリ拒否を受けた時、セラピストとして考えて行かなければならないことって沢山あるかと思います。
今回は、リハビリ拒否を訴えた患者さんに対しての向き合い方、接し方に関して臨床の経験から様々なことをお伝えして行こうと思います。
なんでリハビリ拒否をするのだろう?どうやって拒否を示した患者さんと接していけば良いのだろう?と思われている方に必見の記事になります!
是非、最後まで目を通してみて下さい。
リハ拒否の対応方法を詳しくお伝えして行きます|向き合い方と接し方
リハビリ拒否を受けてしまった。
セラピストとしては、ショックな出来事ですよね。すごく悩みますよね。
・何か悪いことでも言ってしまったのだろうか
・何か気に触ることをしてしまったのだろうか
・不快な思いをさせてしまったのだろうか
など、自分を攻める方が多いのかなと思います。
拒否を受けてショックなのは分かりますが漠然と悩んでいてもしょうがないです。
そんな時には、とにかく冷静になって考えていくべきことが『なんでリハビリ拒否を示しているのか』を深く考察していくことが重要です!
・自分の立ち振る舞い方はどうだったのか
・直近の会話内容を思い返してみる
・リハビリ内容を思い返してみる
・患者さんの表情を思い返してみる
・患者さんの性格を考えてみる
などを考えて行き、なんでリハビリ拒否を示しているのかをしっかりと考えてみて下さい。
リハビリ拒否を受けた→焦る→一方的に謝るではダメです!
リハビリ拒否を受けた→自分の言動・行動を思い返してみる→患者さんの言動・行動を思い返してみる→原因を考えてみる→患者さんに接しにいく
のプロセスが非常に大切です。
しっかりと自分の中で『何が原因で拒否を示しているのか』を落とし込んでから患者さんに会いにいくよう心掛けてみて下さい。
『何が原因で拒否を示しているのか』が分からないと根本的な解決にはなりませんし再びリハビリを再開出来たとしても再度拒否を受けてしまう可能性が高くなってしまいます。
リハビリ拒否の原因に向き合い、患者さんと接していくことが大切です!!!
リハビリ拒否を受けたら考えること〜接し方〜
原因を考えて上で患者さんに会いにいった時、どう接していけば良いのかをお伝えしていこうと思います。
・リハビリに対してどう思っているのかを聞く
・自分の意見は言わず傾聴と共感を行う
・全て話を聴き終えた後に今後の対応策を伝える
の3つのことを意識して患者さんと接することが求められます。
では、どういうことなのかを1つずつお伝えしていきます!!!
リハビリに対してどう思っているのかを聞く
自分が出した答えの答えあわせではありませんが『なんでリハビリがしたくないのか』の理由はしっかりと聞いていきましょう。
なにもなくリハビリを拒否する患者さんは基本的にはいないかと思います。
・○○と言われて傷ついた
・○○をしてくれなかったから信頼出来なくなった
・リハビリがキツい
・とにかく具合が悪い
・赤ちゃん呼ばわれされるのが嫌だった
様々な理由があるかと思います。
患者さんから発せられる言葉は全て真摯に受け止めていきましょう。
患者さんは病気や怪我で精神的に不安定になっていることが大半です。
どんなに自分が患者さんに寄り添えていると思っていても患者さんの苦しみや辛さを想像をすることは出来ますが、実際にセラピストが体験することは出来ません。
こんなことぐらいで?と思うことでも患者さんからしてみれば苦しかったり、辛かったりするものです。
それを理解して、今後、同じ過ちを繰り返さないようにしていくことが大切です。
経験を積めば積むほど、時には自分を客観的にみれなくなってしまったりするものです。
リハビリ拒否を受けたということは、自分の中で何かしらの問題があったということになります。
患者さんから頂いた言葉はしっかりと受け止め反省し、その患者さんにもそうですが他の患者さんにも行わないように注意して今後を過ごしていく必要があります。
患者さんの思いを聞くのもセラピストのお仕事です。
リハビリ拒否を受けたからと言って理由も聞かず逃げるのではなくしっかりと理由を聞いて積極的に次に活かしていきましょう!!!
これが、セラピストとして患者さんと接する際にやることの1つとなります。
自分の意見は言わず傾聴と共感を行う
患者さんの話を聞く時は、途中で自分の意見を伝えるのではなく最後まで話を聞く姿勢を意識し接していくことが重要です。
どんなに自分の意見を伝えたくてもセラピストはグッとこらえて傾聴と共感だけを意識してコミュニケーションをとっていきましょう。
患者さんも自分の思いを全て伝えた後ならもしかしたら、あなたの話に聞く耳を持ってくれるかもしれません。
その心理に到るまでは、言われたことに反発するのではなく
『そうですね』『はい』『辛かったですね』『苦しかったですね』『大変な思いをさせてしまいましたね』など相手の言っていることを認めるような接し方をしていきましょう。
間違っても『でも』『だけど』『その考えは・・・』『違います』『自分が伝えたかったことと違う』など否定的な言葉は使わないようにしてください。
否定的なことを言ってしまうと関係性が築けなくなってしまいます。
とことん患者さんの話を聞き、なるべく患者さんに寄り添えるように接していきましょう。
時間を気にすることなく、面倒くさがることなく接していくことが重要です!
全て話を聴き終えた後に今後の対応策を伝える
最後に行うのが今後の対応策を考えていくことです。
患者さんが『なんでリハビリを拒否をしているのか』の理由を明確にし全ての訴えを最後まで聞き終えて後
・拒否していた理由を改めたらリハビリ再開が可能なのかを聞く
・担当を変える必要があるのかを判断する
・少しずつ接していけば信頼関係を再構築することが可能なのかを考える
など総合的に判断していく必要があります。
患者さんの話を聞いた直後にすぐに答えを伝えなくても良いかと思います。
一度、訴えを持ち帰らせてもらって、自分の中でしっかりと落とし込んでから、もう一度患者さんに会いにいき今後の方向性について話すのも良いと思いますし
自分だけでは、どうにも判断出来ないのであれば上司に相談するなどをして今後の対応方法をどうしていくべきかを聞いても良いかと思います。
ただ上司に相談する際は、時系列を明確にすることと『自分はどう思っているのか』を明確に伝えるようにしましょう!!!
あまり患者さんのリハビリをお休みにしているのは患者さんの回復を妨げることになります。1〜2日以内で判断し行動していきましょう!!!
いつでも患者さんファーストは忘れずに
いかがだったでしょうか!?
リハ拒否の対応方法を詳しくお伝えして行きます|向き合い方と接し方と題して記事をまとめて来ました。
その理由を聞かないまま担当を変えたり、無理やりリハビリに参加させるのはセラピストのやることではありません。
『患者さんが悪い』など間違えても他罰的になることなくいつでも患者さんファーストは忘れに過ごしていきましょう!!!
拒否を示す患者さんの中には、セラピストが話掛けても『まったく喋らない』という方もいるかと思います。
そういう人の場合は、上司と一緒に患者さんの所に行って見たり第三者から『リハビリに対してどう思っているのか』を聞いていくことも大切です。
拒否を示されるというのは決して悪いことではありません。
セラピストと患者さんが適切に信頼関係を築いていくためにも必要な表出ですし、セラピストは今後の臨床をよりよくする為のヒントとなることが大半です。
リハビリ拒否をネガティブに捉えすぎることはありません!
拒否に関しては真摯に受け止め、改善していくように心掛けていきましょう!
少しの心掛けで、どんな患者さんとも適切に信頼関係を築けるようになります!!!
以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
その他にも
少しでもあなたの未来が良い方向に向かうことを祈っています。
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