作業療法

作業療法士の臨床実習のリアル|自分が経験したぶっちゃけ話をします

こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。

ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!

なお
なお
今回は、作業療法士の臨床実習のリアルを実体験をもとにぶっちゃけ話をして行きます!作業療法士の実習ってどんなことをするのかを知りたい方に必見です。

学生さんにとって大きな山場と言えるのが臨床実習国家試験かと思います!

臨床実習に関して自分が学生の頃、良く学校の先生に言われていたのが

先生
先生
臨床実習は、非常に多くの学びがあります。とても貴重な体験が出来ます。基本的に分からないは言わないこと。分からなかったら次の日までにはしっかりと調べておくこと。習ってませんは絶対に言わないこと。休まない。遅刻しない。提出物はしっかり出す。身だしなみに気をつけること。

など様々なことを言われました!

先生の言われていることは全てごもっともなことばかりなんですが大切なことを1つ言いません。

それが『実習は非常に辛いものですよ』ということです。

まぁ、ストレートに『辛い』と言う先生も中々いないかとは思いますが実習は、嘘偽りなく『辛い』です!

もちろん患者さんから様々なことを学ばせて頂ける機械で患者さんには感謝しかありませんがそれより何より辛いと思うことの方が多いかと思います。

学校の先生や臨床家の多くが『実習は学びが多く、非常に充実した時間になるから良いよ
と表向きにはそう言うかもしれませんが、学生の立場だと実習を乗り越えるのに必死しかありません。

自分も4年生の臨床実習で不合格をもらい1年間、留年したと言う過去があります。

留年すると『時間』『お金』『精神力を削られる』など地獄の始まりになりますので絶対に留年はしない方が良いです。(留年したら全てが終わりということはありません。自分も留年から這い上がって今があるので!ただ、かなりシンドイ思いはするのは間違いありません。)

今回は、他の作業療法士が話さないであろう臨床実習のリアルを包み隠さず話していきます。

臨床実習の事実を知って頂き、しっかりとした心構えで実習を迎えて頂ければと思います!

作業療法士の臨床実習のリアル|自分が経験したぶっちゃけ話をします〜何が辛いのか〜

作業療法士の臨床実習で辛いことを以下にまとめます。

・完全アウェー

・指導者によって当たりハズレがある

・寝れない

・日々、日誌に追われる

・心が休まらない

・実力より高いものを求められることがある

・分からないことが分からなくなる

などが挙げられます。

よっぽど良い実習地、指導者に当たらない限り上記のことは誰にでも起こりうる事象かなと思います。

現在は、上記のようにならないように実習指導を行う側に対しても徹底的に教育が行われるようになって来てますが

それでも素早くは修正はされないのではないかなと思います。
(自分達の時はこうだった。これぐらい普通だ。学生なんだから調べて当たり前だ。と思う臨床家も依然として多数存在します。)

自分が学生にころ良く思っていたのは臨床実習は『ブラック企業以上のブラックだ』と言うことでした。笑

・拘束時間が長い
・お金ももらえない
・寝れない
・常に求められる
・気が抜けない
・遊べない

これだけでも十分過ぎるぐらいストレスになりますよね!
良く過労死しなかったなと思うぐらいです。

今、現場で働いている作業療法士は全て上記のことを乗り越えて作業療法士となっています。

メンタルは鋼以上の鋼かと思います。笑

その経験がなければ患者さんを診ることも出来ないと言っても過言ではないかと思います。

それだけ臨床実習というもは大変なものになります。
生半可な気持ちで行ったら、本当に作業療法士になるのが嫌になるぐらい辛いです。

先生
先生
辛い中にも楽しさがあるぞ!

確かにそうです!そうなんですが・・・
もっとどうにかならないのかなと思うぐらい様々なこと起きてくるのが実習です。

もっと怖いことを書けば

・実習中失踪する

・学校をやめてしまう

・体調を崩してしまう

・鬱になる

・自殺してしまう
(これは事件にもなってます)

なども容易に起きてしまのが実習です。
なんとも怖い話ですよね・・・。

では、このようにならないようにする為には、どうして行けば良いのかを次の項目から書いて行きたいと思います。

作業療法士の臨床実習のリアル〜良い実習にするには〜

上記の項目では『怖いことばかり』書いて来ましたが良い実習にする為の工夫ももちろん存在します!!!

これからお伝えすることを実践していけば比較的苦痛なく良い実習として乗り越えて行くことが出来るようになるかと思います。

ぜひ、これから実習を迎える方は参考にしてみて下さい!

・嫌なことをされたら即、学校の先生に報告

・1人で抱え込みすぎない

・食事、睡眠だけは大切にする

・土日はなるべく気分転換に使う

・最低限のことだけ調べる

上記に挙げたことは徹底して行なってみて下さい!
意識するだけで、実習の過ごしやすさが大きく変わってくるかと思います!

では、1つずつ深くお伝えしていきたいと思います。

嫌なことをされたら即、学校の先生に報告

嫌なことを指導者からされたら即、学校の先生に報告してしまって良いです!
学生が我慢する必要は全くありません!

・怒鳴られた

・無視された

・威圧された

・脅された

・レジュメを破られた

・セクハラされた

上記のことがあったら遠慮はいりません。
我慢しているだけ無駄なので、学校に報告して指導者を改めさせましょう!

学校の先生に報告することによって学生が不利になることは絶対にありません。

泣き寝入りする必要はありません。

実習指導者も人間なので完璧ではありません。
外部の人や上の人から言われないと気づけないことも沢山あります。

1度でも『嫌だな』と感じたことがあれば『こんなことぐらいで』とは思わず
どんどん改善してもらうように行動していきましょう!

1人で抱え込みすぎない

1人で抱え込まないことが大切です。
先生はもちろんのこと、同級生、先輩に相談することは積極的に行いましょう!

実習になるとどうしても個人プレーに走りがちですが
実習は学校全体で乗り越えるものかと思います。

○○くん、○○さんも頑張っているから自分ごとで迷惑を掛けるわけには行かない。

確かに毎回頼ってしまうのは、あまり良くないことかと思いますが頼り過ぎないのも良くないことです。

win-winの関係性でいれば良いんです!

自分が相談に乗ってもらったのなら今度は相手が困っている時に相談に乗ってあげられればそれで良いんです。

実習は、1人で抱え込み過ぎず仲間と共に乗り越えていきましょう!

食事、睡眠だけは大切にする

実習中は、どうしても課題に追われて食事を食べなかったり、睡眠時間を削らざる追えなくなってしまったりします。

ただ、食事を取らない、寝ないということだけは絶対やめましょう!!!

これは、身を持って経験した話ですが食事を食べないでレポートを書いた結果、頭が働かず文章構成がぐちゃぐちゃになってしまって時間を余分に使ってしまったということを繰り返していたことがあります。

また、眠らないことによって次の日の実習が眠たくてしょうがなくなってしまうのと
言われたことが全然頭に入って来なくなってしまいます。

結果、効率性が非常に悪くなってしまいます。
いわゆる負のループに入ってしまう可能性が非常に高くなります。

なので、実習を追えて帰宅途中にご飯を食べる帰ってからしっかりとご飯を食べてから課題を行いましょう!

また、12時を過ぎたら一回眠りましょう!
どうしても間に合わない課題があるのなら睡眠をとってから作業を行いましょう!

しっかりと身体のケアを行うことも実習を上手く乗り越えて行くためのポイントかと思います!



土日はなるべく気分転換に使う

長い実習を乗り越える為には適度な気分転換は絶対に大切です。

土日など休みの日には

・外に出掛ける

・これでもかってぐらい眠る

・美味しいものを食べにいく

・ショッピングをする

・楽しむ体験をする

とにかく自分自身を癒すための時間にしていきましょう!
実習中は何もやっては行けない、楽しんでは行けないなんてことはありません

実習中も自分にしっかりとご褒美を与えることが大切です!

ズーーっと課題、課題、課題、課題、課題になってしまうと本当にノイローゼになってしまいます。

どんな気分転換をしようが指導者に正直に言わなければ良いだけの話です。笑

実習を忘れる時間を作ることも実習を上手く乗り越えていくためのコツかと思います!

最低限のことだけ調べる

指導者によっては無理難題の課題を与えてくる人もいます。
上記にも述べましたが課題量が過剰な場合は即刻学校に報告で良いかと思います!

なんとか出来そうなぐらいの課題量ならば最初から飛ばし過ぎずボチボチの調べ量に留め課題提出を行いましょう!

全て馬鹿正直に隅から隅まで調べる必要はありません。
そんなことをしていたら実習が終わる前に本当に消耗してしまいます。

最低限抑えておかなければならないとポイントだけ抑えて起きましょう!

+αのことも付け加えて指導者に返すようにしましょうと学校側からは言われているかと思いますが

基本それも従わなくて大丈夫です!笑

指導者から求められているものだけをしっかりと調べて返せるようにしていきましょう!
それが上手く実習を乗り越えるポイントでもあるかと思います!

メリハリをつけて実習に取り組むことが大切!

いかがだったでしょうか!?
作業療法士の臨床実習のリアル|自分が経験したぶっちゃけ話をしますと題して記事をまとめてきました。

臨床実習は、抜くところは抜いて締めるところは締めるという形で行なって行かなければ
とてもではないですが身が持たなくなります。

正直に行うことが全てではないということを覚えていて下さい!

また実習指導者もピンからキリまでいます。
全ての人が良い指導者とは限りません。

不快な思いをしたら泣き寝入りをするのではなく周りに相談する行動力は持っていきましょう!!!

とにかく実習中はストレスを溜めないことが大切です!

実習は辛いのが事実ですが資格を取り臨床家になれば素晴らしい未来が待っています。

何かあれば自分も相談に乗りますのでどうにかして実習を乗り越えて下さい!!!

資格を取った暁には、どこかの学会会場でお会いできることを心より楽しみにしております!

以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
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少しでもあなたの未来が良い方向に向かうことを祈っています。
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