こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。
ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!
急性期病院に勤務する作業療法士が日常的に使用している物品って中々分からないものですよね!
そこで今回、急性期病院に勤めて10年目になる作業療法士が頻繁に使っている物品を紹介していきたいと思います。
実際に購入すると業務を非常にスムーズにすることが出来ます。
是非、急性期病院に勤務する際は揃い集めておくことをおすすめします!
自分の物品があるのとないのとでは大きな違いになります。
患者さんに対して効率よく、そしてより良い支援が行えるように出来るだけ良いものを使用しアプローチ出来るようになりましょう!
作業療法士の必需品を紹介|急性期病院に勤める方におすすめ記事!
では早速、急性期病院に勤務する作業療法士の必需品を紹介していきます!
ひとつ、ひとつ毎日のように使うものばかりです。知っておけるだけでも役立つと思います。
聴診器
聴診器は、急性期に勤める作業療法士にとっては必需品になります。
急性期に勤める作業療法士は医学的な知識がないと患者さんに対して適切なアプローチを行うことが出来ません。
医学的な知識を身につけた上で必ず必要となるのが聴診器になります。
数ある聴診器の中から選ぶとしたらやはりリットマンです。
この聴診器は、とても聴診しやすく心音や呼吸音もバッチリ聞き取れるのが特徴です。
リットマンにはシリーズがたくさんあるんですが特におすすめなのは『リットマン マスタークラシック』です。
自分もずっとこれを愛用しています。
この聴診器を使ってしまったら、他の聴診器は使用できないと思えてしまう程の逸品です。
少々お値段が張りますが、値段相応の使いごたえ聞き応えはあります。
新人さんでもベテラン医師並に聴診出来るようになります!!!
安い聴診器と高い聴診器では、音の聴こえ方が全く違うと言っても過言ではありません。
自分の勤める職場のスタッフが基本的に全員リットマンを使っています。
それぐらい万能な聴診器になります。
是非、急性期病院に勤める方は1つ持っておいても絶対に損はしません!
血圧計
血圧計の豆知識として最近では、水銀を用いる血圧計は使用されなくなりました。
水銀の血圧計は基本的にどの医療機関にも、もうおいていないはずです。
血圧計も数多く存在しますが、一番使いやすいのは『ウェルチ・アレン』の血圧計になります。
何が良いかというと壊れにくく丈夫で長持ちするということです!
以前は違うメーカーの物を使用していましたが、メモリーの所が破損してしまったり、ゴムの劣化でチューブが切れてしまうなどトラブルだれけでした。
『ウェルチ・アレン』を使用してからは今の所まったく壊れる気配もなく、非常に血圧を測るのも快適です。
手動血圧計を用いる理由として基本的に『血圧の低い人』や『不整脈はある方』は自動血圧計では測る事が難しいです(エラーとなってしまう事が多いです)。
なので、自分の耳で聴診するのが1番となります。
実際の現場では時間短縮の意味合いもあり自動血圧計を使用することもあります。
血圧が低くなく、不整脈がない方、医療者も使えて、一般の方も毎日の血圧測定を行うに当たって精密で便利な自動血圧計も紹介しておきます。
オムロンの『手首式自動血圧計』です。これは、手首に巻き血圧測定を行います。
非常に使いやすく、見やすい。脈拍も測定でき、履歴も残る数件残す事ができます。
簡易的に測るには非常に重宝する道具かと思います。
パルスオキシメーター
酸素飽和度を調べる器具です。
SpO2を測る器具・サチュレーションモニターとも言われます。
上記のモニターは実際に自分が病院で使用しているものです。
SpO2 は93%を基準にそれより低下していると酸欠状態を表します。
脈拍に関しては正常が60〜90bpmと言われています。59bpmからは徐脈傾向、91bpmからは頻脈傾向と呼ばれます。
患者さんの状態を正しく把握していくために血圧、脈拍、酸素飽和度を取ることは必須です。
この値に変化が生じてくれば、急変のリスクともなり得ます。
バイタル測定をしっかりと行うことは、医療者として基本的なこととなります。
+α自分の周りの方が使っているパルスオキシメーターも貼っておきます。
どれを選んでも使いやすいと思いますよ!!!
ゴニオメーター
リハビリスタッフにとっては重要な器具です。
関節の角度を測るのに使用する物品です。
すでに学生自体に持たれている方も沢山いるかと思いますが、ボロボロになってしまったり、メモリーが見えなくなってしまっていたら買い直すことをオススメします。
メモリが読み辛くなっていると作業遂行能力が落ちます。
病院勤務を行うに当たっては非常に使用頻度が高くなります。
ポケットに入れられ、すぐに測定出来るのが便利です。
もちろん病院のゴニオメーターを借りても良いとは思いますが、大きく取り扱いにくかったりもします。
ぜひ、病院・老健などに入職する際は心機一転、買い変えても良い物品かと思います。今までお伝えしてきた物品は入職時点で揃ってなくてもどうにかなりますが
基本的に血圧計や聴診器、パルスオキシメーターは、待っていても病院は支給してくれません。
自分で購入するのが基本となります。
病院のものを借りることは出来ますが、他の人とシェアになるので、他の人が使っている時は使用出来なくなります。
そして医療の現場は忙しいので、器具を誰かが使ってしまうと元の場所まで帰って来るのに相当な時間がかかってしまう事があります。
それでは、非常に仕事効率が落ちます。
そして急変などがあった時に非常に困ることになります。
そのため、必要に応じて少しずつ買い足していく感じになるかと思います。
買い足を行なっていく中では、上記に載せさせて頂いた物品は非常に重宝出来るので、ぜひ『何を買うべきか迷っている』と言う方は参考にしてみて下さい。
絶対に外れはないと思います!!!
入職の準備に必要な物品・器具(小物編)
では、その他にも入職する時点で持っていた方が良いものをご紹介します。
これから紹介する物品は比較的安価なので是非揃えといて下さい。
・メモ帳
・ペン
・時計(腕時計は感染や患者さんを傷つける可能性があるのでNG)
・ゴニオメーター(主に作業療法士、理学療法士)
・ペンライト(主に看護師さん)
・ハサミ(主に看護師さん)
・小型電卓(主に看護師さん)
・印鑑
・スニーカー(クロックスなどは注射を落とした時の針刺しの原因になるのでオススメしません)
上記の物品は4/1時点で必ず持参しておいた方がいい物品です。
特にメモ帳・ペンは必須です。
社会人は学生と違い、新人さんメインでは動いてくれません。
現場が第一優先。その次に新人さんがいます。
医療の現場は想像以上に忙しいのが実情です。
指導された内容はメモに書き残し、同じことは何度も聞かないようにしましょう。
あくまでも先輩は時間のない中で時間を作り指導に当たってます。
同じことをなんども伝えている時間はありません。
指導をすることにより給料が上がる訳でもありません。
指導してもらって『当たり前』とは思わず指導してもらっていることに『感謝』をして過ごして下さい。
お金を出し惜しみするのではなく良いものを買い使おう
いかがだったでしょうか!
作業療法士の必需品を紹介|急性期病院に勤める方におすすめ記事!と題して記事をまとめてきました。
医療物品や器具に関しては、種類が豊富で何を選んで良いのか分からなくなる事が多々あります。
そんな方が困らないためにも是非この記事を参考にして頂ければと思います。
もちろん一般の方が使用しても使いこなせると思います。
高品質なので、少しお値段はありますが、その分裏切らない物になっています。
少しでも臨床能力が上がることや、日々の暮らしに役立てられれば幸いです。
以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
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