こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。
ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!
世の中には様々な回復期リハビリテーション病院が存在します。
その実態は正直な所、良い病院からイマイチの病院まで様々です。患者さんや患者さん家族は、急性リハビリテーションを終え、いざ回復期リハビリテーション病院に行こうとした際どこの病院を選んで良いものか悩むものです。
みなさん“なるべくならしっかりとリハビリをしてくれる病院に行きたい”と思うのが普通だと思います。日常生活への復帰に向けて重点的にリハビリテーションを行なってくれる病院を適切に選べた方が絶対にいいんです。
もちろん急性期病院の“退院支援看護師さん”や“ソーシャルワーカーさん”の言われるがままに病院選択をしてもらっても良いと思いますが、より患者さんにあった回復期リハビリテーション病院を選んでいく為には受け身になっているだけではよくありません!
より主体的に回復期リハビリテーション病院を探していくことにより将来、後悔をすることが大きく減ります。
そこで今回、どうやって“良い回復期リハビリテーション病院”を探していけば良いかを具体的に解説して行きます。
回復期リハビリテーション病院の選び方に関してまとめてある記事はそんなに多くないと思います。
是非、最後まで目を通していただき後悔のない回復期リハビリテーション病院を選んでください!
回復期リハビリテーション病院の選び方|患者・家族必見の記事!
しっかりと機能回復を図って行きたい!日常生活や仕事に早く復帰したいと思われる方は
急性期病院のスタッフに任せきりだと正直イマイチです。
自分で行きたい病院に行く!探す!が大正解です。
良い回復期リハビリテーション病院を選ぶ際のポイントを以下にまとめます。
・経験を積んだ人が多い病院
・外部活動をしている人がいる病院
・学会活動や論文を書いている人がいる病院
・後輩教育がしっかりとしている病院
・認定、専門セラピストがいる病院
です。
必ずチェックしておいた方が良い点です!
出来るだけ活発的に活動しているリハビリテーション病院を選んだ方が絶対に後悔せずに済みますよ!
では、1つずつ深くお伝えしていきます!
経験を積んだ人が多い病院
後悔しない回復期リハビリテーション病院の選び方は、経験を積んだ人が多い病院を選ぶことです。
回復期リハビリテーション病院を選ぶポイントとして経験年数を積んだ人がたくさんいる病院を選んだ方が良いです!
・最低でも5年目以上の経験を有する人が多い
・平均年齢が28〜30歳以上だとなお良い
・在宅復帰率をみる
・離職率をみる(毎年、新人を大量に雇ってるところは要注意)
上記のポイントは、書いてあればしっかりと見ておくべきですし見学などに行った際に聞くのもありだと思います!急性期病院のスタッフが次にいく病院の情報を持っている場合もあります。急性期病院のスタッフに聞いてみるのもありです。
『セラピストは何年目の人が多いんですか?』
『みなさんお幾つぐらいの人が働かれているんですか?』
など!
全然聞いて良い質問なのでどんどん聞きましょう!
むしろ聞かない方が勿体無いです!
リハビリテーションを真剣に取り組みたい方は積極的に聞いて行きましょう!
外部活動をしている人がいる病院
後悔しない回復期リハビリテーション病院の選び方は、外部活動をしている人がいる病院です。
外部活動にも様々なものがあります!
・大学の非常勤講師
・勉強会講師
・全国の協会活動
(日本理学療法士協会、日本作業療法士協会)
・都道府県の活動
(都道府県の理学療法士協会、作業療法士協会)
・院外病院へのセラピストを派遣している
など、様々ですが外の活動をされているセラピストは、最新の情報や治療技術に関して非常に敏感な方が多いです!
最新の知識・技術で患者さんに還元していきたい。どうにかして良くしたい!と熱い気持ちを持たれているセラピストが多いです。
そんな病院を選ばれることにより後悔しないリハビリテーションを受けることが可能になります。
どんな外部活動をしているのかホームページをみてみましょう!
活動が多ければ多いほど良い病院という可能性が高くなって行きます。
直接、回復期リハビリテーション病院に電話して聞いてみても良いと思います。
それぐらい熱意を持って回復期リハビリテーションを選べると絶対に後悔しない生活が送れるようになります。
学会活動や論文を書いている人がいる病院
後悔しない回復期リハビリテーション病院の選び方は、学会活動や論文を書いている人がいる病院です。
学会活動というものは、自分たちが行なっているものに対して『答え合わせ』をする場でもあります(学会は、様々な病院から様々なセラピストが集まり意見交換や質疑応答に対して自分の考え自院の考えを全国の人に伝える場面であるため)。
その為、学会活動を行なってない病院は『答え合わせ』をせずに治療・支援を行なっている病院と捉えても過言ではないと思われます。
なので学会活動を行なっているか、行なっていないかはしっかりと見ておいた方が良いポイントです!
論文に関しては、技術の向上に対して熱を持って行なっているセラピストがいるか、いないかの判断を行うことが出来ます!
論文を書き、それが機関紙に乗った!という肩書きがあるセラピストがいる病院は非常に信頼度が高い病院になります(良い支援を行なってくれる病院)。
なかなか忙しい臨床の現場で論文を書くということは容易いことではありません。それなのに論文を書き機関紙に載ったなんてセラピストから見ても素晴らしいことなんです!
学会活動を積極的に行なっていたり、論文などを書き成果を出している病院は良い病院であることが多いので回復期リハビリテーション病院を選ぶポイントになります。
後輩教育がしっかりとしている病院
後悔しない回復期リハビリテーション病院の選び方は、後輩教育をしっかりとしている病院です。
回復期リハビリテーション病院においてはホームページというものは評価する上では、非常に重要な判断材料になります!
・新人募集が多いのに、新人教育方法を書いてない病院はNGです!
・臨床実習指導をしていない病院もNGです!
・院内勉強会を開いてない病院もNGです!
転院する回復期リハビリテーション病院は、やはり院内活動・院外活動共に活発的な場所に行かれた方が絶対に良いです!
何もアピールされていない病院(ホームページ上やパンフレット上で)にいくのは、もう一度考え直した方が良いかと思います!
結局1〜3年目のセラピストに対して熱心に指導を行なっている病院は、上が(経験年数を積んだ人が)しっかりしていることが多く、若いセラピストが相談しやすい環境が整っていることが殆どです!
1〜3年目のセラピストは、やはり観る視点がややズレていたり気づけていない視点が多かったりします(もちろん、しっかりと気づけているセラピストもいます)。
そこに対して的確にアドバイスが仰げたり相談できるということは、全て患者さんに対して還元されていくことになります。
1〜3年目のセラピストが担当であっても5年、10年、15年、20年目のセラピストが一緒に見てくれているのと同じことになります!
なので、後輩教育がどのようになっているのかをしっかりと見るのみ重要なポイントとなります!
認定、専門セラピストがいる病院
後悔しない回復期リハビリテーション病院の選び方は、認定・専門セラピストがいる病院です。
全国で認定や専門の称号をもつセラピストは、まだまだ少ないのが現状です。
例えるなら大学院卒の称号である修士・博士と同じぐらいの価値があるものになります!
これを持っているセラピストが1人でもいる病院は非常に優秀な病院であることが言えます。認定や専門セラピストを取るには非常に自己研鑽を積んで行かなければ取れない称号になります。
それこそ、論文を書く、学会発表をする、外部での活動をする、勉強会に参加する、症例報告をするなど、全てを行う必要があります!
もちろん大学院卒の称号である修士・博士を持った方がいる病院も非常に優れている病院であることは言えます(研究や論文を書く為、意識の高いセラピストがいる証明になります)!
ぜひ、回復期リハビリテーション病院を選ぶポイントとしては認定セラピスト、専門セラピスト、修士卒セラピスト、博士卒セラピストがいる病院を選ぶのも良い手です!
どんなリハビリに力を入れているかは病院によって様々
回復期リハビリテーション病院は、全国に数多く存在します。
数多く存在するからこそ、質もピンからキリですし、どんなリハビリに力を入れているかも病院によって異なります。
難しくてわからない。どこでもいい。家の近くがいい。など思考停止で回復期リハビリテーション病院を選択してしまう確実に後悔する結果となります。
現役のセラピストから言わせてもらうと本当にイマイチな回復期リハビリテーション病院は数多く存在しています。
・機能改善を重点的に行って行きたいのか
・日常生活動作のリハビリを重点的に行って行きたいのか
・職業復帰に向けたリハビリを行って行きたいのか
しっかりと考えて病院を選ぶことが大切です。
行きたい病院に関しては、ある程度患者さんの希望を聞いてくれる急性期病院は多く存在します。
どんどん自分の望みを言ってみることが大切です。
また、大変かもしれませんが実際に転院する回復期リハビリテーション病院に見学しにいくことも大切です(実際に患者さんがいくのは難しいので家族が中心に行くことになります)。
実際に見学してみると見えてくるものが多く存在します。
雰囲気も合いそう・合わなさそう。も判断することが出来るようになります。
回復期リハビリテーション病院に行くさいは、病院に任せっぱなしではなくちゃんと主体的に行動してみましょう!
そうすることにより質の高いリハビリテーションを受けられるようになります。
主体的に転院する病院を調べていこう!
いかがだったでしょうか!?
回復期リハビリテーション病院の選び方|患者・家族必見の記事!と題して記事をまとめてきました。
今回のまとめです!
良い回復期リハビリテーション病院の選び方は
・経験豊富なセラピストがいる病院を選ぶ
・非常勤講師や勉強会講師、協会活動を行なっている人がいる病院を選ぶ
・学会活動が活発、論文を書いているなどの病院を選ぶ
・後輩教育をしっかりしている病院を選ぶ
・認定、専門、修士、博士の称号を持つセラピストがいる病院を選ぶ
です。
最後のまとめに書いた内容に1つでも当てはまる病院であれば転院しリハビリを受けていくにあたっては後悔しないリハビリを受けることが可能になるかと思います!
医療に関して今後はもっと主体的に動いて行かなければならない時代に突入していくと思います。
全て医療スタッフにお任せという時代から自分で選択して行動していく時代が必ずやってきます!
自分の人生を医療スタッフに全て委ねるのではなく少しでも自分の人生を輝けるものにしていけるようにする為にも転院していく回復期リハビリテーション病院に関しても真剣に悩み選択していく必要があるかと思います。
また、家族の方に関しても自分達の大切な人の行き先や人生に関しては真剣に考えてあげる必要があります。
大切な人のことをより良く知っているのは家族になります。
そんな大切な人をより回復が見込めるリハビリテーション病院に送ってあげることが大切な役割となります。
分からないから医療スタッフに全てお任せというスタイルから少しでも自分達で調べて自分達の大切な人がより良い暮らしが行えるように支援してあげるのも家族の役割です。
ぜひ、上記に書いてあることを参考に回復期リハビリテーション病院を探してみてください!
以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
その他にも
などの記事を書いています。気になる記事がありましたら是非、覗いてみて下さい。
少しでもあなたの未来が良い方向に向かうことを祈っています。
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