こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。
ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!
作業療法士を目指されている方は、必ず実習を行います。
実習ってただでさえ緊張しますし、何を行なって良いか分からなくなるものです。
特に実習前と言うのは、漠然とした不安に襲われ『何をやったら良いか』『何をやっておけば良いのか』『何を準備しておけば良いのか』を迷われる方が多いかと思います。
今回は、自分と同じように実習前に何を準備しておけば良いのか分からない学生さんへ
総合病院に勤務する作業療法士である立場から学生さんへ『実習前に準備すべきこと』を
お伝えていきたいと思います!
是非、この記事を読んで頂き自信を持って実習に取り組んで貰えばなと思います!
余談ですが・・・
以前までにも実習に役立ちそうな記事を何個か書いています。
ぜひ、上記の記事も覗いて頂きながら実習を苦痛なく過ごしていけるようになって頂ければと思います。
では是非、最後まで目を通してみてください。
実習前にやる事リスト|過ごし方
実習前の過ごし方によって実習が良いものになるか、悪いものになるかが決まってきます。
実習前と言うのは、バイザー会議・指導者会議が終わってから実習に入る前のことを言います。
不安になる気持ちは分かりますが実習前はとにかく冷静でいることが大切です。
むやみやたらに準備しても頭の中がパンクしてしまうのがオチです。
実習まで淡々と日々を過ごしていきましょう。
そして、健康管理だけは出来るだけキッチリ行えるようにしておきましょう。
早寝早起きをするのも良いかと思います。
夜更かしをして過ごしていると、いざ実習が始まった後が非常に大変です。
とにかく健康体で過ごしていきましょう!!!
実習前にやる事リスト|準備しておくべきこと
では、実習前にやることをまとめてお伝えしたいと思います!
・できる限りの評価を学生同士で行う
・家族や医療の事が分からない友人と評価の練習を行う
・実習先に多い疾患を予め調べておく
・目上の人とコミュニケーションを取る
・体力をつけておく
が大切です。
1つずつ深くお伝えしていきます!
できる限りの評価を学生同士で行う
実習前にやる事として『できる限りの評価を学生同士で行う』ようにしてみて下さい。
これは検査測定実習でも総合臨床実習でも一緒です。
とにかく学校で覚えた評価を時間が許す限り練習してみて下さい!
・面接、問診
・MMT
・ROM
・感覚検査
・筋緊張検査
・協調性検査
・上肢機能練習
・麻痺の評価
・ADL評価
・高次脳機能評価
など、何回も何回も繰り返し行なってみてください。
いざ、実習が始まり患者さんを目の前にしてしまうと何回も練習を行なってきたとしても緊張して全てが飛んでしまう可能性も大いに考えられます。
反射的に評価が行えるようになるまで練習を繰り返せれる所まで行えると実習のみならず、国家試験、資格を取って臨床に出てからも絶対に役立って来ます!
繰り返し練習を行なった分、力になっていきます!
これぐらいで良いか、もう大丈夫だろうなどと思わず時間が許す限りたくさん同じ評価を繰り返し行なってみて下さい!
備えあれば憂いなしですよ!!!
家族や医療の事が分からない友人と評価の練習を行う
実習前にやる事として『家族や医療の事が分からない友人と評価の練習を行う』ことをしてみて下さい。
これをやる意味としては、医療用語が分からない人に対して適切に自分の言っている事が伝わっているのかの確認ができるようになります。伝わってないのなら修正する練習を行う事も出来ます。一石二鳥の練習方法になります。
実習先にいる患者さんは一般の人です。
と言っても意味が通じません。
自分たちは医療の勉強をしてきているので医療用語を言われても瞬時に理解出来ます。
学生の間って医療の勉強漬けになってしまっているので、無意識に医療用語が出てしまう事が多々あります。
一般の方からしてみれば、医療用語で言われたも何を言っているのか理解できません。
それを無くしていく為にも家族や医療の分からない友人に協力してもらい練習していくことは実習前に行なっておくこととしては、とても良いことになります。
ぜひ、行なってみて下さい。
そして、協力してくれた友人にはお礼にアイスでもラーメンでも奢ってあげましょう!笑
実習先に多い疾患を予め調べておく
実習前にやる事として『実習先に多い疾患を予め調べておく』ことをしてみて下さい。
これがバイザー会議・指導者会議の時に、実習先のスタッフに聞いておきましょう!
脳血管疾患が多ければ、脳血管疾患のことを調べておきましょう!
整形外科が多いのなら、どのような疾患が多いのかを聞き、多い疾患に関しては調べておきましょう!
内部疾患が多いのなら、心臓なのか?肺なのか?それとも外科領域なのかを聞き、聞いたものを調べておきましょう!
ここに関しても備えあれば憂いなしの考えです!
また、文献や教科書に関しても
・予後予測が載っているもの
・治療方法が載っているもの
・リスク管理が載っているもの
は積極的に集めておきましょう!
いざ、実習が始まってから、探し物をすると『本当に眠れない』状態に陥ります!
とにかく多い疾患を知っておき、それに関することを調べ、予後予測・治療法・リスク管理が載っている文献、教科書は集めておきましょう!!!
目上の人とコミュニケーションを取る
実習前にやる事として『目上の人とコミュニケーションを取る』ようにしてみて下さい。
目上の人でも良いですし、学校の先生でも良いですし、知り合って浅い人でも良いですし、普段喋らないような人でも良いので、なるべく普段接しない人とコミュニケーションを取ってみて下さい!
それが実習が始まるまでの間の練習になります!
緊張のあまり喋れなくなってしまう可能性も大いにあります。
それを極力無くしていく為にコミュニケーションは沢山取る練習はしておきましょう!!!
作業療法士は、担当者さんと会話をして、会話の中から一緒に目標を決めて支援していく職業になります。会話が命です。どんな人でも緊張せず話せるように努力してみましょう。
体力をつけておく
実習前にやる事として『体力をつけておく』ことをしてみて下さい。
実習はぶっちゃけ『体力勝負』なところもあります。
1ヵ月ないし4ヵ月を耐え抜くだけの体力をつけておきましょう。
・ただ単純に走って体力をつけるのもよし
・筋トレをするもよし
・何時間も座って調べごと、勉強をするもよし
とにかくゴロゴロする時間を無くして起きる生活を積極的に行なっていきましょう!
バイトをするでもなんでも良いです。とにかく動きましょう!!!
でないと、本当に実習中体力もメンタルも持たなくなってしまいます!
(実習中は、想像している以上に体力、精神力を削られます。様々な意味で)
体力をつける!実習前に心掛けて行なっていけるよ良いですよ!!!
実習前にやる事リスト|後悔しない準備をして行こう
いかがだったでしょうか?
実習前にやる事リスト|作業療法士学生さん必見記事と題して記事をまとめました!
実際に実習前にやることって沢山あります。
ぼーっと過ごしている時間はあまりないものかと思います。
あの時、こうしておけば良かったと後悔しないようにする為に準備だけは念入りに行なっていきましょう!!!
人は優しさだけでは絶対に救えません!
人を救いたければ、それなりの知識と技術を身につけなければなりません。
これができないと、作業療法士ではありません。
優しさだけで救いたいのなら資格を取らずボランティアだけで十分です。
専門的な技術と技を持つからこそプロフェッショナルと呼ばれるようになるんです!
作業療法士になる自覚と誇りを持って、学生のうちからしっかりと勉強しておきましょう!
1つ1つ丁寧に準備をしていったこと、努力を積み重ねていったことは必ず自分に返ってきますし、将来必ず役に立つものになります。
今楽をするか、あとで楽をするかの違いだけです!
時間は限りある財産です。どんどん有効活用していき、後悔のない時間を過ごしていきましょう!!!
この記事を読んでくれている方全員が実習に合格出来ることを心よりお祈りしております!
無理をし過ぎず頑張って下さい!!!
何かあればいつでも相談乗りますのでメッセージくださいね!
以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
少しでもあなたの未来が良い方向に向かうことを祈っています。
『悩み事』『もっと聞いてみたい事がある』と言う方はTwitterのDMやブログのお問い合わせから連絡下さい。1人で悩まず一緒に歩んでいきましょう!