リハビリコラム

辛いぎっくり腰への対処方法をリハビリの専門家が解説します!

こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。

ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!

なお
なお
今回は、辛いぎっくり腰への対処方法をリハビリの専門家としてご紹介していきます。

ぎっくり腰とは、極端に腰をひねってしまったり、前かがみのまま重たい物を持ち上げてしまったり、変な姿勢を長時間とってしまった時に起きる“ピキッ”と電気が走るように痛む症状です。

要因としては、加齢や不良姿勢、肥満、運動不足、腰へ持続する刺激等様々なことが考えられています。

本当にぎっくり腰って辛いですよね。

自分も何度も経験をしたことがあるので辛さには共感出来ます。
そんな辛いぎっくり腰の改善方法をリハビリの専門家の視点からご紹介していきたいと思います。

少しでも参考にして頂き早く痛みが取れるように工夫して過ごしてみて下さい!
早く痛みとおさらば出来ることを心の底から祈っています!

辛いぎっくり腰への対処方法をリハビリの専門家が解説します!


辛いぎっくり腰への対処方法は以下のようになります!

・絶対安静

・痛みの部位や熱感がある部位を冷やす

・痛みや熱感が落ち着いてきたら温める

・湿布や薬を的確に使う、飲む

・ぎっくり腰が治ったらお腹と背中の筋力をつける

です。

これらのことを意識して行うことが出来れば、ぎっくり腰を早く治すことが出来ますし再発予防も行うことが出来ます。

是非、実践してみて下さい!
では、1つずつ上記の項目を詳しく解説していきます!

絶対安静

辛いぎっくり腰への対処方法は、絶対安静です!

なお
なお
とにかく痛みが落ち着くまで大人しくしておきましょう!

痛みがあるのに無理に動いてしまうと痛みを悪化させてしまうだけです。

ぎっくり腰になってしまったら、とにかく寝ましょう!安静にしてましょう!痛みが落ち着くまで何もしないでいましょう!

これが効率よく痛みを引かせる方法です!

“やらなければならないことがある”と言って無理に動いてしまうとズッと苦しむ羽目になります。そして、いつまでも治らず常に爆弾を腰に抱えた状態になってしまいます。

休まずいつまでも爆弾を腰に抱えているよりかは、しっかりと休み早く爆弾を取り除いてしまった方が日常生活にも仕事にも早く復帰出来ます。

痛いが強い時は、無理せず休んでください!

痛みの部位や熱感がある部位を冷やす

辛いぎっくり腰への対処方法は、痛みの部位や熱感がある部位はしっかりと冷やすようにしましょう!

なお
なお
ぎっくり腰は、腰の筋肉や靭帯に熱を帯びてしまっている状態です。それが原因で痛みを出現させてしまっているんです。

ぎっくり腰に対しては、安静に加えて痛い部位や手で触り熱いと感じる部位に対しては、しっかりと“冷やす”という作業を行っていきましょう!

それだけで痛みを素早く取り除くことが出来るようになります。

炎症に対しては、出来るだけ早く対処出来た方がいいんです。
その理由としては、後々の痛いを抑えることが出来たり早く動けるようになります。

なお
なお
辛い痛みと早くお別れすることが出来るようになります。

逆に痛みが強い・手で触り熱いと感じる部位があるのにも関わらず温めてしまうのはNGです。

炎症を強めてしまいます。

炎症を強めてしまうことで治りも遅くなりますし痛みもいつまでも引かない状態を作ってしまいます。

毛布に包まり続けたりお風呂に長い間入るのは絶対にやってはいけないことです。

ぎっくり腰になったらなるべく安静にし早く冷やすことを心掛けていきましょう!
そうすることで辛い痛みを早く落ち着かせることが出来ます!

痛みや熱感が落ち着いてきたら温める

辛いぎっくり腰への対処方法は、痛みや熱感が落ち着いてきたら温めるようにすることです。

なお
なお
痛みが強い時期や熱感が強い時期に温めるのはNGですが痛みが落ち着いてきた段階や熱感が落ち着いてきたタイミングで温めることは推奨されています! 

痛みが落ち着くまで安静にしているとどうしても筋肉が硬くなります。
熱感がある部位を冷やしているとどうしても循環が悪くなります。
循環が悪くなると筋肉に栄養が行き渡りにくくなり筋肉が硬くなりやすくなります。

結果、痛み・熱感が落ち着いて少しずつ動けるようになっても筋肉が硬いまま行動してしまうと再発しやすかったりするんです。

辛い痛みを2度経験はしたくないですよね!

なので、痛みが引いてきたタイミング・熱感が引いてきたタイミングで温めを行い筋肉を柔らかくしたり、循環をよくして筋肉を良い状態に戻せるように意識してみて下さい。

それが出来ると早く辛いぎっくり腰から解放されるようになります!
適切なタイミングで適切に対処していく。

それが早くぎっくり腰を治していく為に必要なことです。



湿布や薬を的確に使う、飲む

辛いぎっくり腰への対処方法は、湿布や薬を的確に使う・飲むようにして下さい!

なお
なお
湿布や飲み薬は有効に活用してみて下さい!

使えるものはしっかりと使っていきましょう!
その方が治りも確実に早いです。

薬に頼らない。湿布なんて気休めだ。
なんて思わないでくださいね!

薬を使えればその分早く炎症を抑えられたり少しずつ動けるようになります。

湿布に関しても痛み・熱感が強い時は冷湿布。
痛み・熱感が引いてきたタイミングで温湿布。
など意識して使い分けられると、より効率よく痛みを取り除いていくことが出来、素早く日常に戻っていくことも出来ます!

頼れるものにはどんどん頼っていけるようにしましょう!

ぎっくり腰が治ったらお腹と背中の筋力をつける

辛いぎっくり腰への対処方法は、ぎっくり腰が治ったらお腹と背中の筋力をつけるようにしてみて下さい!

なお
なお
治ったら終わりではないんです。治ったら再発させないように工夫した生活を行っていくことが大切なんです。

ぎっくり腰は、比較的繰り返しやすい怪我になります。

治ったからと言って何もしないと高確率で短いスパンで再度ぎっくり腰をしてしまうことになります。

辛い思いは、やっぱり2度味わいたくないですよね!

ですので、ぎっくり腰が治ったら腹筋・背筋を鍛えることを意識していきましょう!
お腹周り、背中周りの筋力低下は、ぎっくり腰へ直結してしまいます。

意識して筋トレをするでも良いですし適度にウォーキングをするでも良いと思います。
身体を鍛えるようにしてみて下さい。

そして生活においても

・重たい物をしたから持ち上げない

・同じ姿勢を取り続けない

・腰を冷やさない

・急速な動きは控える

・無理して動き回らない

などを意識出来ると良いです。
そうすることにより辛いぎっくり腰を2度味わなくて済むようになります!

正しい知識を持つことで早くぎっくり腰は治せる

ぎっくり腰に関して正しい知識をつけることが大切です。

なお
なお
間違った知識のもとに実践してしまうと治りを遅くしてしまいます。

初期対応はとにかく安静+冷やし。
痛み・熱感が取れてきたタイミングで温め。
再発予防に向けてのトレーニング。
再発予防に向けての生活の工夫。

全てを行ってこそ辛い痛みから早く解放されるコツになります。 
1つが欠けても治りが遅くなってしまいます。

治ったらから良いや。ではなく“次に繰り返さないようにする為にはどうやって過ごせば良いか”まで考えて行動出来ると繰り返すことなく快適な毎日が送れるようになります。

痛みと戦うのは本当に疲れることなんです。
一度経験した痛みって時間が経過すると良い意味でも悪い意味でも忘れてしまう物なんです。

痛みを忘れないようにしてみて下さい。
そして二度と繰り返さなように意識して行動してみて下さい!

それだけでもぎっくり腰になることなく過ごしていくことが出来ますよ!

辛いぎっくり腰で悩まれている方は直ぐに実践あるのみです!


いかがだったでしょうか!?
辛いぎっくり腰への対処方法をリハビリの専門家が解説します!と題して記事をまとめてきました!

なお
なお
辛いぎっくり腰で悩まれている方は直ぐに実践あるのみです!

この記事を参考にして行動して頂ければ高確率で早く痛みとお別れすることが出来ます。
逆にこの記事を実践しても全くよくならないと言う方は、早めに病院に行き精密検査を受けて下さい。

ぎっくり腰ではなくヘルニア、圧迫骨折、腰部脊柱管狭窄症といった怖い怪我である可能性もあります。

他の腰の怪我に関する記事も書いているので是非、そちらも参考にしてみて下さい!

ヘルニアに関しては以下の記事からどうぞ!

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圧迫骨折に関しては以下の記事からどうぞ!

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ぎっくり腰に関しても他の腰の怪我に関してもそうですが、なるべく早く対処していくことが症状を悪化させずに済む方法です。

腰の怪我って我慢していれば治るものでもありません。
適切な知識で適切に行動することでしっかりと治していくことが出来ますし再発予防も行っていくことが出来るんです!

分からなければ病院を嫌がることなく早く病院にいくようにしましょう!
この記事を読まれているぎっくり腰当事者の方が早く快適に毎日を過ごせるようになることを心の底から祈っています!

以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
少しでもあなたの未来が良い方向に向かうことを祈っています。
『悩み事』『もっと聞いてみたい事がある』と言う方はTwitterのDMやブログのお問い合わせから連絡下さい。1人で悩まず一緒に歩んでいきましょう!

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