こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。
ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!
教科書って本当に大量に存在しますよね!
自分も1年目からずっと急性期病院の作業療法士として勤務していますが教科書は山程買いましたし山程読みました!
『無駄になった教科書がない!』と言いたい所ですが正直、読まなくなった教科書も大量にあります。
・・・・・汗
そこで今回は、急性期病院に10年勤務する立場から春から大学病院、総合病院に勤務する人におすすめの教科書を紹介!と題して記事を書いていきたいと思います!
本当におすすめ出来て買っても絶対に損しない教科書を紹介していきます!
ぜひ、この記事を参考にして頂きながら教科書を買い揃えて頂き臨床の疑問をスムーズに解決出来るようになってくれたら嬉しいです!
大学病院、総合病院に勤務する人におすすめの教科書を紹介|新卒必見
これから紹介する教科書は、今でも自分が分からないことにぶち当たった時に常に開いている教科書になります!
医師、看護師、リハビリ職の方ぜひ、目を通して見てください!
実践!早期離床完全マニュアル
解説
自分がこの教科書に出会ったのは臨床3年目辺りでした!
この教科書に出会った時、本気で『もっと早く出会いたかった』と思いました!
内容は、疾患のこと、薬剤のこと、リスク管理のことが全て載っています!
ICUでのケアの仕方からリハビリの方法、離床の方法まで事細かく書いてあります。
例えば
・人工呼吸器の読み方
・呼吸ケア方法
・栄養管理に関すること
・薬剤が身体に与える影響
・心電図の読み方
・血ガスのこと
・離床に伴う血圧低下の仕組みを生理学的に解説
・リハビリの中止基準
・寝たきりが何故いけないのかを解剖学的、生理学的に解説
・文献を用いた解説
・エビデンスを用いた解説
など、まだまだたくさんのことが載っていますが絶対に急性期病院に勤務する方は知っておいた方が良い知識が詰まっています!
医師、看護師、リハビリ職全員が読む価値があり、持っておく価値がある本です。
看護アセスメントにつながる 検査データの見かた
解説
血液検査の結果をただ眺めているだけでは患者さんに対して適切な対応を取ることが出来ません。
血液検査の値が何故高くなっているのか何故低くなっているのかを解釈して行かなければ患者さんを過剰に頑張らせてしまったり逆に寝たきりの時間を長く作ってしまったりしてしまいます。
結果、患者さんの回復を遅らせてしまう可能性があります。
そのような状態を防いでいく為にも上記に紹介した『看護アセスメントにつながる検査データの見方』を参考にしていただきながら血液検査の結果を解釈していくと適切に患者さんに対応することが出来るようになります!
血液検査の結果を解釈する為の教科書もたくさんありますが自分も今でも使っているのがこの教科書になります。
・Hbが低いと貧血の状態
・Kが高いと不整脈の危険性がある
・CPKが高いと心筋梗塞のリスクがある
・Dダイマーが高いと血栓のリスクがある
・CRPが上昇していると炎症症状が強い状況にある
など人の内部から人の状態を適切に判断することが出来ます。
その他にもDダイマー+○○を見るとより血栓の可能性が高くなるやK値が高いと○○の症状もでる。など応用的なこともたくさん載っているので様々なリスクを想定しながら患者さんに接することが出来るようになります!
血液検査理解をするにはとてもオススメな本になります!
病気がみえる 〈vol.7〉 脳・神経
解説
病気がみえるシリーズは学生の時からお世話になっている人も多いのではないでしょうか?
疾患ごとに脳・神経、内部疾患、整形外科、婦人科、呼吸器、循環器と1冊ずつ売ってますが、その中でもまず脳・神経の教科書は一番最初に持っておいた方が良い教科書であり臨床において重宝する教科書になります!
載っている内容は
・脳血管障害の発生機序、管理方法
・神経筋疾患(パーキンソン、ALS、脊髄小脳変性症)の発生機序、管理方法
・身体評価方法
・認知、意識評価方法
・脳神経のこと
などが載っています。
脳のこと、神経のことを分かりやすく解説してくれている教科書です!
絵が多く用いられているのも理解力を上げてくれているポイントかと思います!
『あの症状なんだったけ?』や『もう一回疾患の事を学び直そう』と思った時に非常に役立つ教科書です!
1冊持っていても絶対の後悔のしない教科書になります。
学生さんのうちから持っていても良い教科書なので学生さんにもオススメです!
医師、看護師、リハビリ職全ての職員が使える教科書になります!
第4版 リハビリテーション リスク管理ハンドブック
解説
この教科書はリハビリ特化型のリスク管理の教科書になります!
急性期病院に働く作業療法士、理学療法士にはもちろんリハビリ的な支援を行いたい看護師さんにもオススメの教科書になります!
回復期リハビリテーション病院に働く看護師さんにもオススメ出来るかもしれません!
この教科書はページごとに疾患別でリスク管理の方法が記載されています。
自分は『とにかく時間がないときにパッと見てリスク管理だけ知りたい』という時に使ったりします。
細かいことももちろん載っているのですが『まずは最低限気をつけなければいけないこと』が分かりやすく短く載っているので時間を多く要すことなく物事を理解することが出来る教科書です。
リハビリ特化で持っておくにはオススメの教科書になります!
離床への不安を自信に変える脳卒中急性期における看護ケアとリハビリテーション完全ガイド
解説
最後にオススメする教科書が脳卒中特化型のリスク管理方法がまとまっている教科書になります!
この教科書は医師、看護師、リハビリ職全員が使える教科書になります!
・疾患の解説(解剖学的に解説してあります)
・薬剤のこと
・リスク管理の方法
・脳画像の見方
・ケアの仕方
全てが詰まっています。
大学病院や脳卒中専門病院、脳血管系の多い病院に勤務するのであれば絶対に持っておいた方が良い教科書になります!
これ一冊で脳血管疾患の大部分の事を理解することが出来ます!
無目的に脳血管疾患系の教科書を買うのであれば悪いことは言いません!この教科書を買い全てを理解しようとしてみてください。この教科書を全て理解した上で理解しきれないところがあれば違う教科書に手を出してみてください。
新卒から中堅、ベテランまで使える教科書かと思います!
かなりオススメなので是非、脳血管系の勉強をしたい、脳血管系のリスク管理本が欲しいという方は買ってみてください!
紹介した教科書を読み込もう!
上記に紹介させてもらった教科書は大学病院、総合病院に勤務する人なら絶対に持っておいて損はしない教科書になります!
急性期医療の現場で働くものとして患者さんに適切に接していくには適切な知識と技術を持っておく必要があります。
常に勉強、常に最新の知識を持っている医療従事者が患者さんに対してより良い支援が行えるようになります。学生を卒業して新医療従事者になる方や今までは違う領域で働いていたが春から急性期病院で勤務することになった方は特に『リスク管理』に関して徹底的に学んでください!
『リスク管理』さえ行えれば自分が患者さんと関わったことによって患者さんを悪くしてしまうという事を避けることが出来ます。
リスク管理が行えていないと自分が良かれと思ってやったことが逆効果になってしまい患者さんの状態を悪くしてしまう可能性があります。
徹底としたリスク管理を行えるようになる為にも今回、紹介させて頂いた教科書を読み込んで知識を増やして行きましょう!そして臨床中の強いお守りとして常に自分の近くにおいておくことで安全にリスク管理を行いながら患者さんに接していくことが出来るようになりますよ!
入職する前に教科書を揃えておくのも手です!
いかがだったでしょうか!?
大学病院、総合病院に勤務する人におすすめの教科書を紹介|新卒必見と題して記事をまとめて参りました。
大学病院や総合病院に入職する前に教科書を揃えておくのも良い手になります!
事前学習が行えているとスタートから躓くということも少なくしていける可能性があります!
入職する前や入職してから臨床のことで行き詰ったら上記の教科書を購入して勉強してみてください!上記に紹介させて頂いた教科書であればどれを読んでも失敗はないかと思います!
極力、悩み少なく臨床現場で活躍出来る人になって行きましょう!!!
以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
その他にも
などの記事を書いています。気になる記事がありましたら是非、覗いてみて下さい。
少しでもあなたの未来が良い方向に向かうことを祈っています。
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