こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。
ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!
長く辛い学校生活も卒業!国家試験にも合格!4月から晴れて医療従事者!
憧れの医療現場!胸が高鳴りますよね!医療スタッフとして患者さんの為に頑張って行きたい、尽くしていきたい!そう思われている方もたくさんいるかと思います。
そのモチベーションを崩さないようにしていく為にも“新人の心構え”を総合病院勤務する11年目作業療法士が新人の医療職のみなさんに向けて少しだけアドバイスをしていこうと思います!
心構えが出来ているとの出来ていないのとでは4月から大きくスタートが違ってきます。
心構えが出来ていた方が圧倒的にスムーズに仕事を行っていくことが出来ます。
なので是非、最後まで記事に目を通してみて下さい!
そして、参考にして頂きながら素敵な医療従事者になっててください。
新人の心構え5選|春から病院や施設で働かれる方へ
これから医療現場で働かれる方に是非、知っておいてほしい“心構え”は、以下のようになります。
重要な5つなので是非覚えてみてください。
・時間は必ず守る
・メモはしっかりと取る
・患者さんの声にはしっかりと耳を傾ける
・教科書通りに全て進めようとしない
・失敗は隠さない
です!
入職時から知っておけると本当にモチベーションを維持しながら仕事を行うことが出来ます。
では、上記の項目を1つずつ深くお伝えしてい来ます!
時間は必ず守る
新人として知っておきたい心構えは、時間は必ず守ることです。
時間管理は、徹底していきましょう!
冗談を抜いて本当に医療現場は忙しいです!
世間話をしている暇なんてないぐらいです!
次から次へと業務を行って行かなければなりません。
新人の時には、覚えることもたくさんあります。
頭は常にフル回転かと思います。
そんな中では、どうしても自分のやりたい事を優先しがちになってしまいますがそこをグッとこらえて呼ばれたら相手中心に動いて下さい!
それが出来ないと患者さんに大きな損失を与えることになります。
病院に入職したら1分1秒を争う現場となります。
・点滴が遅れた
・心電図変化を見落とした
・転倒していたのに長いこと気づかなかった
・呼吸が止まっているのに気づかなかった
・薬を定時に飲ませ忘れてしまった
・薬を出す時間を間違えた
時間管理が行えず上記のことが起きたら全て命取りに繋がります。
時間管理は絶対です。徹底するように心掛けて下さい!
メモはしっかりと取る
新人として知っておきたい心構えは、メモはしっかりと取ることです。
教えてもらったことは、よっぽどのことがない限り繰り返し先輩に聞かないことをオススメします。病院に働いている先輩方は忙しい業務の中動いています。人の命を預かって動いています。そんな中で、新人教育を行っています。
教えてもらって当たり前とは思わず先輩の大切な時間を無駄にすることのないように行動して下さい。
メモを取らなければどんどん忘れてしまうのが人間です。
教えてもらったことを忘れないように、とにかくしっかりとメモを取りましょう!
先輩にお金を払って教えてもらっている訳でもありません。
先輩は先生ではありません。もう同士です。
あなたも働いてお金をもらう立場になっています。
自分で学んで行かなければ成長はありません!
みなさん、忙しい現場で働いています。
そんな中で先輩は新人さんのために時間をさき、教育をしてくれています。
その気持ちには、常に感謝の気持ちを持って下さいね!
先輩の言ったこと全てをメモるぐらいの気持ちで取り組んでいきましょう!
そして、分からないことが出てきたら、まずは自分で調べる癖をつけていきましょう!
いきなり先輩の足を止めて聞くようなことはやめましょう!
分からないことがあれば
・教科書を開く
・文献を読んでみる
・ネットで調べてみる
・同級生に聞いてみる
などの工夫をして日々を歩んでいきましょう!
分からないことがあったら積極的にメモをとることを心掛けていきましょう!
患者さんの声にはしっかりと耳を傾ける
新人として知っておきたい心構えは、患者さんの声にはしっかりと耳を傾けることです。
目の前の患者さんが『何をして欲しいのか』をしっかりと聞けるような医療スタッフになれるように心掛けて下さい。医療スタッフにとって、患者さんとしっかりとコミュニケーションを取れるようになることは絶対です!
病院で働くスタッフとしては、信頼関係がものをいう現場に立ちます。
信頼関係が築けないと患者さんは、心を閉ざしてしまい、本音を聞き出せなくなってしまいます。
・何か困っていることはないですか
・今日の調子はどうですか
・具合悪いところありませんか
・ご飯食べれましたか
・眠れましたか
などは、自ら積極的に問いかけていきましょう。
そして、様々な情報を聞き出していきましょう。
少しずつ信頼関係を築いていき、最終的にはなんでも話てもらえるようなスタッフになりましょう!
新人のうちから、患者さんの訴えにしっかりと耳を傾けられる癖がつくと2年目、3年目でも同じように患者さんに接していけるようになります。
そしてクレームは医療事故を未然に防いで行けるようにもなります。
信頼してもらえるスタッフになれるように患者さんとは、積極的に会話をして行くように心掛けてみて下さい!
教科書通りに全て進めようとしない
新人として知っておきたい心構えは、教科書通りに全て進めようとしないことです。
新人さんのやりがちなこととして『教科書にあてはめよう』としてしまうことがあります。
もちろん教科書を読んで、知識を蓄えて患者さんに接するのは基本的なことであり大切となりますが全てが全て教科書通り当てはまる訳ではありません。
むしろそれを行ってしまうと重大な見落としをしてしまったり、間違った方向で物事を進めてしまう可能性も出現してしまいます。
・関節リウマチなのに、息苦しさを訴えている。でも教科書的には、そんな症状は出ないから大丈夫か。
・心筋梗塞の人なのに腕が上がらないと言っている。でも心筋梗塞で腕が挙がらなくなる症状は出ないから様子を見よう。
上記のように教科書に当てはめていたら、間違いなく患者さんに大きな不利益を与えてしまいます。
そうならないようにする為にも『患者さんの訴え』には全力で耳を傾け、しっかりと分析していきましょう。
『痛い』『苦しい』『身体が動かない』と訴えたら、教科書に当てはめるのではなく、何が原因でそうなっているのかを考えてみて下さい。
しっかりと、目の前で起きている事象に対してアセスメント、プランを立てれるように心掛けて下さい。
失敗は隠さない
新人として知っておきたい心構えは、失敗は隠さないことです。
ミスを隠蔽しようとすると人が死にます。間違えたら間違えたでいいんです。次失敗しないように上司としっかりと話合い、インシデントレポートを書いて自分を見直し反省し少しずつ成長できれば良いんです!
新人さんは、何も経験がない状態で医療現場に立つことになります。
国家試験に受かったので最低限の知識はあるかと思いますが、それだけでは全然足りないのが実際の現場になります。
なので、どうしても失敗してしまうこともあります。
ただ、それは別に恥じることでもなんでもありません。ただ、知識不足なだけです!
人が怪我したり死ななければ失敗は失敗でいいんです。
次同じ失敗を繰り返さないように学んでいけば良いんです。
一番やってはいけないのが『やっちゃいけないことをやってしまった。怒られる。隠そう。』はNGです。絶対にやらないで下さい!!!
上記にも書きましたが、ミスを隠蔽すると人が死にます。
ミスを隠蔽して、人が死んだら『殺人』と同じことになります。
『殺人』をする前に、ミスを認め反省し次に生かして下さい。
その方がよっぽど良いです。
ミスをミスだと素直に認められるように心掛けて過ごして下さい!
医療従事者としての自覚を持つことが大切
病院や施設に勤めたら患者さんにとって1年目だろうと10年目だろとう関係ありません!
医療従事者は医療従事者です。出来ない。分からないでは済まされません!
出来ない。分からない。を少しでもなくしていく為に上記に項目で説明してきた心構えを持ったり知識不足・技術不足を補う為に勉強を行っていくんです。
日々学び日々知識を更新していく現場が医療の現場になります。
人は残念ながら優しさだけでは救えません。救う為には知識と技術が必要となります。
そして、医療は日進月歩の世界です。
昨日正しいと思っていたことが明日は間違っている。そんなこともあり得る世界です。
情報収集や知識を深めていく行動だけは忘れずに過ごしていくことが、より患者さんに良いことを還元していく為の行動になります。
新人時代は、何かとうまくいかないこともたくさんあるかと思います。ですが試行錯誤しながら前に進んでいくことで着実に成長していくことが出来ます。
失敗と挫折を繰り返し歯を食いしばりながら前に進んでいく。その繰り返しが一人前の医療従事者へと成長させて行きます。
他人と比較することなく自分のペースで前に進んでいければ十分です。
是非、素敵な医療従事者になってください。
新人時代はとにかく素直に過ごして行きましょう!
いかがだったでしょうか!?
新人の心構え5選|春から病院や施設で働かれる方へと題して記事をまとめました。
本日のまとめです。
新人の心構え〜医療職の方へ〜
・時間は絶対に守る。自分より相手優先で動くように心掛ける
・メモはしっかりと取る。自分で調べる癖をつけるように心掛ける
・患者さんの訴えには耳を傾ける。信頼関係を構築出来るように心掛ける
・教科書に当てはめない。目の前の事象を分析するように心掛ける
・失敗は隠さない。隠蔽しない。ミスをミスだと認められるように心掛ける
新人時代は良い意味でも、悪い意味でもスポンジのように物事を吸収出来る時期です。
たくさんのことを学び、たくさんのことを経験し、たくさんの失敗をして、たくさん怒られて、たくさんの成長をしていきます。
最初は、大変かと思いますが、それが必ず将来のためになります。
必ず新人時代に様々な経験をしておいてよかったと思える時期がきます。
上記のことを参考にしていただきながら、間違った方向に進まないようにしてみて下さい。
このブログをみて頂いた医療人の方が輝けることをお祈りしております。
以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
その他にも
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少しでもあなたの未来が良い方向に向かうことを祈っています。
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