こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。
ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!
医療系のみなさんにとって『留年』はシビやな問題ですよね!
みなさんは『留年』に対してどんなイメージをお持ちですか?学校をサボったから、遅刻ばっかりしたから、テスト勉強をしなかったから、提出物を出さなかったから。基本的にはネガティブなことが思いつくんではないでしょうか?
基本的にはそのイメージで正しいかと思いますが
・無遅刻、無欠席
・提出物の遅れはなし
・膨大な課題もこなす
・担当した患者さんからも泣いて喜ばれるぐらい感謝される
・3-4時間睡眠で2ヶ月頑張る
これでも落とされる時は落とされてしまいます。
上記の内容は実際に自分が経験した内容です。
学校の授業ではなく、これは『実習』の時に起きた出来事です。
何がいけなかったって『病院スタッフとのコミュニケーション不足』が全てでした。
その結果、1年間『留年』という期間に費やすい日々が始まりました。
しかし、今では学校生活もなんとか乗り越え、病院勤務7年目を迎えることが出来ています。
1年間『留年』した経験から得られたことを皆様にお伝えしていければと思います。
留年はしても大丈夫です。むしろチャンスです
結論からお伝えしますね。
留年はしても大丈夫です。むしろチャンスです!!!
そんな風な声が聞こえて来そうですが、そうではありません。
確かにサボって留年になってしまった方に関してはフォローしようがありませんが、最初の項目のように自分みたいに必死やってきたのにダメだった人はむしろチャンスなのです!
具体的なんでチャンスなのかというと
・自分自身を見つめなおす時間が出来る
・同級生より基礎学力・基礎対人力を高めて卒業出来る
・国家試験の勉強がゆっくり出来る
・周りと違う経験が行える為、臨床に出てからより学生の気持ちに寄り添える
が挙げられるからです。
留年というパワーワードに負ける必要はありません。
長い人生において数年の留年なんて大したことはありません。
自分も留年しましたが今は資格を取得し病院勤務も10年目になります。
今となっては留年もいい思い出になっています。
では、なぜチャンスにもなるのかを上記の項目を具体的に説明していきたいと思います。
自分自身を見つめなおす時間が出来る
辛い作業になるかも知れませんが、自分自身を見つめ直す時間が出来ます。
留年決定の後って良い意味でも悪い意味でも時間が膨大にあるんですよ。
遊んでしまえば、それまで。自分をポジティブ7ネガティブ3ぐらいで振り返ると前を向いて歩いて行けるようになります。
ここでネガティブな部分も振り返る理由としては、次に同じ失敗をしないようにする為です。なんで留年したのかが理解出来ていないと同じ失敗を再度繰り返す可能性があります。
その為、ネガティブな部分にも焦点を当てて振り返ります。
実際に自分が振り返った内容を下記に書き出しておきます。
【ポジティブ フィードバック】
・全ての日程を無遅刻・無欠席でいくことが出来た。
・患者さんに対しては良い支援が出来た。
・言われた課題に関しては全て行うことが出来た。
・怖い先生に対しても勇気を振り絞って声をかけることが出来た。
・自分なりに全力は出し切れた。
・提出物も遅れることなく提出出来た。
・短い睡眠だったが実習中は一度も寝ることなく過ごせた。
【ネガティブ フィードバック】
・指導者や周りのスタッフとのコミュニケーション不足があった。もっと、自分で物事を調べて、自分なりに解釈して表出していくべきだったな。
・自己評価が高かったな。もっと自分を客観的に見ればよかった。自分の置かれている立場や周りからどう見られているのかを知った方がよかった。
・分からないものは分からないとはっきり言うべきだったな。分かるふりをして過ごしてしまっていたな。修正するべき部分だな。
自分の場合はこんな感じで振り返りを行いました。
これを行なったことで修正するところが見え、良いところは伸ばしていくことが出来ました。ポジティブ7ネガティブ3法則いいと思います。
もし留年してしまった方や何かに挫折をしてしまった方はポジティブ7ネガティブ3法則を試してみてください。
同級生より基礎学力・基礎対人力を高めて卒業出来る
これも当たり前ですよね!
時間が出来る分、たくさん勉強も出来ますし、ボランティア活動で自分を高めていくことも出来ます。
学校の先生の臨床現場にお邪魔してリハビリ助手みたいな役割もやったことがあります。
全ては経験。他の同級生より1年分多く先生方に教えてもらった、自分を見つめなおしながら現場で実績を積むことが出来た、国家試験も1発合格出来るだけの学力を身につけることが出来た。など、やはりここでもなるべくポジティブに前向きに過ごしていく事を心掛けました。
『遊び』という誘惑もありましたが、遊びたくなったらアルバイトをして気を紛らわせてました。笑
留年はいわばチャンスです。
臨床に出てから一気に飛躍する為の準備期間だと思い過ごして行った方が良いと思います。
国家試験の勉強がゆっくり出来る
上記にもちょろっと書きましたが国家試験の勉強がゆっくり出来ました。
具体的にやれたこと
・10年分の国家試験問題コピー。同類問題に振り分け。まとめて解説作り。
・同級生との問題の出し合いクイズに参加する。
・模試の問題解説作り。
・10年分を10周ぐらい行なった。
・ほぼ、全ての問題を暗記するぐらい勉強が出来た。
・+α応用的に学ぶことも出来た。
です。時間があるから出来る所業かなと思います。
これだけやれば、かなりゆとりを持って試験に取り組めるかと思います。
国家試験前日も『これだけやってきたんだ』『これだけやってきて不合格なら仕方がない』と割り切りがつき、たくさん睡眠もとることが出来ました。
実際の国家試験の得点も200点超えを達成することが出来ました。
臨床に出てからも、国家試験で勉強した知識を応用しながら作業療法を展開することが出来ました。
周りと違う経験が行える為、臨床に出てからより学生の気持ちに寄り添える
これは、指導者となってからの話ですが、指導を行うに当たって、より学生に近い考えで物事を進められるようになります。
それを感じたのが『臨床実習について考える』と言う勉強会に行ったときの話です。
周りの作業療法士さんは『学生の質が落ちた』『眠たそうに実習にくるのがよくない』『表出が少ない』などかなり他罰的な発言をしておりました。
自分は『それって学生の立場だった頃の自分の感情を忘れてはいないかな?』と正直思ってしまいました。
ここを自分なりに深く考察して行きました。
たどり着いた答えがストレートに卒業したセラピストはいい意味でも悪い意味でも学生の頃の辛かった思い出と言うものが薄れやすいんだなと思いました。
逆に自分は実習で留年をしているのと、自分なりに自分自身のことを見つめ直している為、学生さんと接していても『きっとこう言う気持ちで今取り組んでるんだろうな』『ここが大変になってきたのかな』などより具体的に想像して接することが出来るようになってます。
どちらかと言うと他罰的ではなく、自罰的に『自分の教え方がよくないからも少しこうしよう』や『こうやったら、こういう反応が返ってくるかな』など様々な所に予測を立てて接することが出来ているのかなと思います。
1年の留年期間で、卒後臨床教育をおこなに到るまでの勉強を行うことが出来ます。
留年したからと言って落ち込む必要は全くなし!
いかがだったでしょうか!?
留年はしても大丈夫です。むしろチャンスです。【医療系の皆様へ】と題して記事をまとめてきました。
本日のまとめです。
・留年はしても大丈夫です。むしろチャンスです。
・自分自身を見つめなおす時間が出来る分、成長に繋がる。
・同級生より基礎学力・基礎対人力を高めてスムーズに病院勤務が出来る
・国家試験の勉強がゆっくり出来、余裕を持って合格点が取れる。
・周りと違う経験が行える為、臨床に出てからより学生の気持ちに寄り添える。より学生の辛さをくみとりながらみのある実習を過ごしてあげさせることが出来る。
留年=劣等生では絶対にありません。
留年したからこそ気づけること、やれることはたくさんあります。
絶対に卑屈になる必要はありません。自分の可能性を信じて前を向いて前進していって欲しいです。
継続して行えた努力な何にでも勝ります!!!
諦めず頑張ってください。
以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
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