作業療法

作業療法では“どんなことが大切”になるのかを解説します!

こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。

ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!

なお
なお
今回は、作業療法では“どんなことが大切”になるのかを解説します!

作業療法を行うにあたり“大切になる視点”を現役作業療法士の立場から解説していきます!

・作業療法士に興味のある方

・作業療法学科に入学される予定の方

・作業療法学科に入学されている方

・春から作業療法士になる方

・若手の現役作業療法士の方

に非常にオススメの記事になります。

是非、最後まで目を通して頂きこれからの過ごし方の参考にしてみてください!

そして、そもそも作業療法士とはどんな仕事なのかが分からない方は

作業療法士とはどんな仕事?|現役作業療法士が徹底的に解説します!作業療法士とはどんな仕事?これから目指したいと言う方が気になることだと思います。この記事を読めば理解出来ること間違いなしですよ!...

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両方目を通して頂けると作業療法士や作業療法のことをより深く理解していくことが出来ますよ!

作業療法では“どんなことが大切”になるのかを解説します!


作業療法を実践していく上で大切なことは以下のようになります。

・傾聴能力

・共感能力

・相談能力

・応用能力

・実践能力

です。

なお
なお
これらの5つが作業療法を行うにあたり非常に重要なスキルになります。

この5つをパッとみて理解出来る方は少ないかと思います。
ですので具体的にどう言うことなのかをこれから詳しくご紹介していきます。

この5つを理解出来れば、どんな患者さん・利用者さんからも信頼される人になれます!

傾聴能力

作業療法を実践していく上で大切なことは傾聴能力です。

なお
なお
患者さんや利用者さんの話に対して、いかに耳を傾けられるかが作業療法を実施していく上では大切です。

話せる能力より聞ける能力の方が大切です。
自分の話をするより如何に相手の話を引き出せるか。

それが作業療法を実践していく上では非常に大切なことになります。

傾聴能力がないとセラピストのエゴでリハビリを展開してしまうことになります。
それでは患者さんや利用者さんが本当に達成したい目標に向かって物事を進めることが出来なくなってしまいます。

なので

・最後まで話を聞く

・しっかりと寄り添う

・少しずつ心を開いてもらえるような関わり合いをする

・相手のペースで物事を進めるようにする

・確実に相手が望む目標達成出来るようにする

この5つを心掛けることが作業療法においては重要なことになります。
簡単なようで非常に難しいことです。

是非、この機会に覚えて行って頂けると今後に役立てることが出来るようになるかと思います!

共感能力

作業療法を実践していく上で大切なことは共感能力です。

なお
なお
話を聞いた後、如何に共感出来るかで作業療法の質を変えていくことが出来ます。

最後まで話を聞いた後に共感出来なければ何も意味がありません。
話を聞いたのなら最後には、話を要約して共感出来るような話し掛けが行えるように工夫していくことが大切です。

話を聞いて聞きっぱなしではNGです。
それでは作業療法士としてダメダメな行動です。

如何に患者さんに寄り添えるかで患者さんの本心を聞き出していけるか、いけないかが変わってきます。

難しいことを言ってしまえばフォーマルもインフォーマルも大切にすることが重要なんです。

フォーマルと言うのは改まって行う面接みたいなものです。
インフォーマルと言うのは雑談や何気ない空間を指します。

どの状態に応じても共感出来る能力や患者さんから発せられる言葉に敏感になれることが重要です。

むしろインフォーマルな空間の方が本音が聞けたりもします。
雑談を雑談で終わらせてしまっては勿体無いんです。

雑談の中からもしっかりと患者さんの訴えたい事を聞き出し共感出来るように心掛けることが大切です。

それが出来ると作業療法の質も高めていくことが出来ます。

相談能力

作業療法を実践していく上で大切なことは相談能力です。

なお
なお
相談されると言うことは信頼されていると言う証拠になります。

患者さんや利用者さんから相談されるセラピストは質の高い作業療法を展開することが出来るようになります。

相談されると言うことは信頼がおける人物であると言うことです。

医療者なのだから患者さんから相談されるのは当たり前なのではないか?と思われる方もいるかもしれませんが中々、患者さんからリアクションが起きるということは少ないんです。

患者さん利用者さんの立場からしたら伝えることに躊躇してしまったり、何も言えない人の方が普通だったりするんです。

その事実がありながらも相談されるセラピストといのは、患者さんや利用者さんの心の隙に入り込んでいくのが上手い人なんだと感じます。

この人なら(このセラピストなら)自分の悩みを解決してくれるかも。っと患者さんから思ってもらえる人なんです。

そう言う存在になれると適切に患者さんに対して作業療法を展開していけるようになるんです。

慕われやすい。親近感を抱いてもらいやすい。接しやすい。と言うのは作業療法士としてとても大切な素質なんです。

相談能力を少しでも高められるように意識して行動していくことが大切です。



応用能力

作業療法を実践していく上で大切なことは応用能力です。

なお
なお
患者さん一人一人にあった作業療法を展開出来るように作業療法を実践していくことは非常に重要なことになります。

その人にあった作業療法が実施できる。
作業療法を勉強していれば当たり前のように出来るのでは?と思われる方もいるかもしれませんが中々上手く実践出来ないのが事実なんです。

それだけ作業療法とは奥深いものなんです。

常に学ぶ姿勢を持ち自分を高めていく努力を積み重ねないと、すぐにセラピストのエゴになってしまうんです。

患者さんの回復に合わせて適時、治療プログラムを変えていく。
ぼんやりとリハビリを実施しない。
常に1歩先の治療展開を考え応用的な考えの元、患者さんにアプローチをしていく。

簡単なようで難しいことなんです。

ここをめげずに立ち向かえる作業療法士は優秀な作業療法を行うことが出来るようになります。

作業療法を実践していく上では応用能力は絶対に持っていなければならないことになります。

実践能力

作業療法を実践していく上で大切なことは実践能力です。

なお
なお
勇気を持って実践してみる。学んだことをすぐに実践していく。その能力も作業療法を実施していく上では重要になります。

実践能力も作業療法を実施していく上では非常に重要になります。
周りから“やるな”と言われたからやらない。では、患者さんが本当に望んでいることに対して支援が行えなくなってしまいます。

周りがどう思おうが患者さんの為ならなんでも実践してしまう。
それぐらいの勇気とガッツがあった方が確実に良い作業療法を展開していくことが出来るんです。

自分が正しいと思った事を実践する。
患者さん、利用者さんがして欲しいと言った事を実践する。

それが出来ると作業療法の質を上げていくことが出来ます。
実践する能力は、簡単なようなで難しいことなんです。

患者さんファーストより上司ファーストになってしまいがちなんです。
そこを乗り越えて物事を実施できる作業療法士はやっぱり優秀なんです。

患者さんファーストで作業療法を実施出来るのは非常に大切なことになります!

何事も患者さんファーストが重要!


作業療法を実践していくにあたって患者さんファーストに出来ないのはNGです。

会話の無い介入を行うセラピストがいたとするならばそれはセラピストのエゴになりますいです。

なお
なお
きつい言い方をしてしまえば良い介入は絶対に行えません。

リハビリがセラピストのエゴになってしまったら終わりなんです。

話し合いをしないでリハビリを行うセラピストなんているの?と思われる方もいるかと思いますが実際にいるんです。

自分が病院に勤務していて感じることや外部の作業療法士・理学療法士を見ていて感じることは、残念ながらセラピストの中には話し合いをせず型にはめて治療を展開する人がいます。

なお
なお
正直、そんな方々を目にするとがっかりしてしまうのが本音です。

初めて患者さんとお会いした時にはもちろん、どんなセラピストでも話し合いや会話はするんですが途中から徐々に会話が少なくなりセラピストが引いたレールの上に乗せたがるセラピストは残念ながらいます。

最悪な場合そもそも話し合いや会話を行わないセラピストいます。

特に新人から数年経過されたセラピストに多い傾向かと思います。
(中には経験年数20年を越えをされているのにも関わらず上から目線となってしまい、話し合いがでいない方もいらっしゃいました。)

支援・治療を受ける側も怪我や病気をして混乱しているので“言われるがまま”となってしまう方もいます。

作業療法はあくまでも主体は患者さんです。

治療をおこなっていく中で主体をセラピストからクライエントに徐々にうつしていくのが真のセラピストの役割です。

主体をクライエントにうつしていく中で大切となるのが常に話し合う・毎日の状態変化を敏感に捉える・相手がどんな人かを常に探るということです。

常に話し合いをおこない

・現状の身体の状態、精神面を聴取・把握する

・日常生活上でどんな事に困難感を生じているのかを聴取する

・リハビリの目標を一緒に定めていく

これがベースとして聴取した上での治療展開を行っていくが正しいんです。

常に今やっていることがセラピストのエゴになってないかを自問自答して患者さん投げかけ意見をもらうということは非常に重要なことになります。

セラピストは決して有頂天になってはいけませんし、絶対的な自信を持ってはいけないんです。

常に患者さん・利用者さんの状態を観察し下から下から物事を訪ねて本当にやりたい事を聞き出して行かなければならないんです!

どんなに経験を積んでも初心を忘れてはいけない!


いかがだったでしょうか!?
作業療法では“どんなことが大切”になるのかを解説します!と題して記事をまとめてきました!

なお
なお
どんなに経験を積んでも初心を忘れてはいけないんです。

常に作業療法を実践する上で“何が大切なことなのか”を想像しながら患者さん・利用者さんには接して行かなければならないんです。

絶対にセラピストのエゴになってはいけないんです。

セラピストのエゴになった瞬間、作業療法士としては終わってしまいます。
常に分析し目の前の人を深く知ろうとする行動こそが大切なんです。

是非、このブログを参考に作業療法を少しでも良い方向に展開出来るようにしてみてください。

そして作業療法士として大切なスキルを高めて行ってください!

以上、本日のブログでした。
本日も観てくださっている方、本当にありがとうございました。また、時間がある時に気軽に観にきてくださいね!
そして、何かあればTwitter、お問い合わせから連絡下さいね!!!
1人で悩まず一緒に歩んでいきましょう!

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