こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。
ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!
臨床実習において事前に準備できる教科書は集めておきたいですよね!?
今回は、自分が学生の頃に本当に役に立った教科書と臨床実習指導者として『これだけは確実におすすめできるという教科書』を紹介していきます!
是非、これから紹介する教科書を持ってない方は実習を悩まず乗り越えていく為にも購入を検討してみてください!
作業療法臨床実習において確実に役に立つおすすめの教科書を7つ紹介
では、早速どんどん紹介していきたいと思います!
ベッドサイドの神経の診かた
解説
はじめに紹介するのが『ベッドサイドの神経の診かた』です。
最近では、この教科書を購入しない学校も増えて来ていますが『なぜ?』と思える程よい教科書になります!
載っている内容は
・運動機能の診かた
・反射の診かた
・感覚の診かた
・脳神経の診かた
・精神状態の診かた
・運動麻痺の診かた
など、その他にも多数、本当に分かりやすくまとまっています。
図も適所に使われており文字だらけではないので視覚的にも理解しやすい教科書になっています。
臨床実習に行く学生さんだけではなく検査測定に行く学生さんにも強くオススメしたい教科書になります!
ポケット版 OT臨床ハンドブック 第2版
解説
次に紹介するのはポケット版 OT臨床ハンドブック 第2版です。
これは、作業療法に特化する教科書になります。
内容は疾患別になっており疾患の解説、診るポイントは○○、評価するものは○○、治療するポイントは○○などがまとまっています。
ちなみに載っている疾患は
・脳卒中
・パーキンソン病
・脊髄小脳変性症
・筋萎縮性側索硬化症
・多発性硬化症
・ギラン・バレー症候群
・脊髄損傷
・頸髄疾患
・末梢神経損傷
・腱損傷
・骨折・脱臼
・大腿骨頸部/転子部骨折
・切断
・関節リウマチ
・膠原病
・熱傷
・がん
・発達障害/神経発達症
・認知症
・スプリント・アームスリング・自助具
です。
基本的に学生のうちに経験する疾患は網羅されているかと思います。
身体障害、老年期障害、発達障害どの領域に行っても役立つ本だと断言できます!
分からなくなったらサラッと読み返し理解を深めることもできます!
実習のお供に持っていても損はしない教科書になります!
作業で語る事例報告
解説
次に紹介するのは作業で語る事例報告です。
このブログでは事あるごとに紹介させて頂いている教科書です!
・作業療法がどういうものなのか
・何に焦点を当てて作業療法士が介入していかなければいけないのか
・検査の説明
・レジュメの書き方
・有名な先生方の事例報告(レジュメ)
などが載っている教科書になります。
作業療法士になってから、この教科書が発売された為、実習生の頃は持っていませんでしたが実習生なら絶対に持っておいた方が良い教科書です。
特に実習生さんに役立つのはレジュメの書き方に関してだと思います。
どうやってレジュメを書いていけば良いのかが非常に詳しく載っています。
この教科書を持っていると持っていないではレジュメのクオリティーもかなりの差が生じてくるかと思います!
臨床家になってからも非常に役に立つので持ってて損しない教科書になります!
脳卒中機能評価・予後予測マニュアル
解説
次に紹介するのが脳卒中機能評価・予後予測マニュアルです。
脳血管障害系の実習に行かれる実習生さんは絶対に持っておいた方が良い教科書になります。
とにかくこの教科書の良いところは脳卒中の予後予測がエビデンスレベルで記載されているところにあります。
実習中にエビデンスベースの文献を探そうとすると本当に時間がかかり、いつまで経っても寝れないという状況になってしまいます。
レジュメ作成の際、考察の部分にこの教科書から内容を引用したり、治療を行なっていく上での根拠にすることも可能です。
ネットで文献を探し回るより圧倒的にこの教科書を見てしまった方が楽です。
急性期でも回復期でも生活期でも使うことが可能です!
自分で文献を探すのが苦手という方にオススメです!
病気がみえるvol.11 運動器・整形外科
解説
次に紹介するのが病気がみえるvol.11 運動器・整形外科です。
整形外科疾患が多い病院に実習に行く際は、この教科書一冊持っていれば疾患のことで悩むことはなくなります。
何と言ってもこの教科書の良いところは図が豊富で分かりやすい所になります。
実習が終わっても国家試験の勉強教材としてそのまま使用することが出来ますし資格を取り臨床に出てからも大活躍する教科書になります!
4年生なら国家試験の勉強をクエスチョンバンクを使用して勉強する人も多いかと思います、同じ会社が作成している教科書になります!
整形外科の疾患のことで本当にマニアックな整形外科医でも調べなければ分からないこと以外はモーラされています!
整形外科中心の病院に行かれる実習生は本気で購入を検討してみてください!
上肢運動器疾患の診かた・考えかた
解説
次に紹介するのが上肢運動器疾患の診かた・考えかたです。
整形外科領域に実習に行かれる方が治療を行なっていく為に使用が出来る教科書になります。
少し資格を取った後の臨床むけではありますが、実習生のうちからでも十分使える内容が載っています。
内容としては脊椎、肩、肘、手、指に部位別に解剖学的な説明と治療方法が書かれています。
骨の解剖学を理解する、どのように骨が動くか、どうやって疾患を見ていくか、どのように動かすべきか、どのような所に注意をしてアプローチをしていくのかが写真付きで載っています。
少し踏み込んだ治療方法を知りたい実習生さんには非常にオススメな教科書になります!
疾患別 作業療法における上肢機能アプローチ
解説
最後にオススメする教科書が疾患別 作業療法における上肢機能アプローチです。
脳血管疾患から難病、整形外科疾患まで多種多様な疾患に対して現役のセラピストが実際にアプローチしている内容が文字と写真付きで解説されています。
何をどうやって上肢にアプローチしていけば良いのかが非常に分かりやすくまとめてあります。
この教科書の良いところは、複数の疾患を取り上げて解説していますが、1つ1つの解説が長くなく完結的にまとまっています。なので自分の知りたい疾患のことだけをサッと読んで理解が出来る所にあります。
この教科書もそうですが実習中にも使えますし資格を取ってからも非常に使える教科書になります!
持ってて損はしない教科書になりますので興味のある方は是非、購入を検討してみてください!
臨床実習において教科書選びは非常に重要
臨床実習というのは、いかに効率よく過ごしていくことが大切になります!
一番勿体無い時間の使い方は、自分の調べたいことが中々見つからず
・教科書探し、文献探しに時間を使ってしまう
・集中力を無駄に途切らせてしまう
・時間を無駄に消費してしまう
・睡眠時間を削ってしまう
・いつまでも作業が終わらなくなってしまう
ことです。
これらを防いでいく為にも実際に使える教科書や文献を実習が始まる前に集めておくことが非常に大切な作業になります。
ですが、ただ漠然と教科書・文献を集めてしまうのもNGです。
集め過ぎても今度は情報量が膨大となってしまい自分の調べたいことが中々見つからないという状況にもなってしまいます。
なので、是非上記に紹介させて頂いた本教科書の中で1〜2冊を選んで手元においておけると時間を無駄に使うことなく過ごしていくことが出来るようになるかと思います!
ぜひ、もう一度上の項目に戻って頂き、自分の必要そうな教科書を購入してみてください!
それが実習中のあなたをあなた自身が救うことに繋がりますよ!
良い教科書はいつまで経っても良い教科書!
いかがだったでしょうか!?
作業療法臨床実習において確実に役に立つおすすめの教科書を7つ紹介と題して記事をまとめて参りました。
良い教科書はいつまで経っても良い教科書だと思います!
このブログを書く際に、もう一度上記に記載した教科書に目を通し熟読しましたがやっぱり臨床実習においては役立つものばかりだなと思いました。
実習生の時に実際に使っていたものや臨床実習指導者の立場になったからこそ今の実習生さんにおすすめしたい教科書も上記に載せさせて頂きました!
ご自身の実習にあった教科書を是非、選びお守りがわりに持ってて下さい!
必ずあなたを救ってくれます!
以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
その他にも
などの記事を書いています。気になる記事がありましたら是非、覗いてみて下さい。
少しでもあなたの未来が良い方向に向かうことを祈っています。
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