こんにちは!なおです!
このブログは『医療現場で得た後悔しない為の生き方』『作業療法学生と若手に作業療法の考え方』『生活と暮らし』を柱に人生頑張っている方に向けて情報発信をしていくブログです!
ブログ×ツイッターを通し様々な方と楽しみながらコミュニケーションを取れればなと思っています!
今回は、上記のように思われている方に対してドクターに物事を報告する際の注意点と効率良く伝えるコツをお伝えしていきます。
自分がドクターに電話を掛ける時に意識していることも交えながらお伝えしていきたいと思います。
このブログを見て頂ければ明日からすぐに実践出来るようになるかと思います!
是非、最後まで目を通してみて下さい!
ドクターに物事を報告する際の注意点

では、早速
ドクターに物事を報告する際の注意点をお伝えしていきます!
意識することは5つ
・予め報告する内容をまとめておく
・カルテを開いた状態で報告する
・端的に伝える
・自分の意見も持っておく
・逆質問された時に分からなければ正直に分からないと伝える
です。
これらを意識して行う事でドクターの時間を多く取ってしまう事もないですし効率良く物事を伝えられるようになります!
具体的にどういうことかをこれから解説していきます!
予め報告する内容をまとめておく
ドクターに物事を報告する際は、予め報告する内容をまとめておくのがコツです!
優しいドクターなら伝えたいことを感じ取ってくれ対応してくれるかもしれませんが全員が全員そうとは限りません。
中には『だから何!?』と怒ってしまうドクターもいるかと思います。
ドクターに不愉快な思いをさせないようにする為に
・誰が
・いつ
・どこで
・どのように
・どうした
・何をしてほしい
を予めまとめておきましょう!
例えば伝える例文として
のように伝えるとスムーズに対応してくれるかと思います。
是非、上記の四角で囲った部分を参考に伝えることをまとめてみて下さい!
カルテを開いた状態で報告する
ドクターに物事を報告する際はカルテを開いた状態で報告するようにしてみて下さい。
特に新人さんや経験年数が短い人程、カルテを開いておいた方が無難です。
ドクターからの予想外の質問あるあるとして
・その症状はいつからなの
・血液検査のデーターはどうなの
・発症(受傷)してからどのくらいだっけ
・今、何の治療をしてたっけ
・家族構成どうだったけ
・介護保険申請してあったけ
などが多いのかなと思います(パッと思いつく限りでは)。
もちろん頭に入っていれば、それを答えれば良いのですが変化球の質問が来てしまった時、答えられないと頭が真っ白になってしまいそれ以降のことを上手く伝えられなくなってしまう人もいます。
そのような状態を防ぐ為にもカルテを開いておき変化球な質問に対しても直ぐに調べられる状態でいると安心して電話を行う事が出来るようになります。
小さな事かもしれませんが、これだけでも上手く物事を伝えられるようになるので是非、実践してみて下さい!
端的に伝える
ドクターに物事を報告する際は、なるべく端的に伝えるようにして下さい!
報告も出来れば2〜3分以内で終えられるように意識して行うとよいです!
ダラダラと電話してしまうとドクターが患者さんのもとへ行く時間も遅くなりますしドクター自身の帰る時間も遅くしてしまいます。
要点を絞って伝えましょう。
そして、伝える時も『あれも、これも』とならないように最も重要な事1つだけを伝えましょう。
伝えたいことを2つも3つも伝えると高確率でドクターは忘れます。
忘れ去られてしまったら、もう一度電話しなければならなくなります。
それを防ぐ為にも要件は1つだけ伝えるようにしてみて下さい!
そして、端的にを意識する事が大切です!
自分の意見も持っておく
ドクターに物事を報告する際は、自分の意見を持っておくことも大切です。
例えば先ほどの
リハ科のなおですが今お時間よろしいでしょうか!?○階の○○さんなんですが午前中、病室でリハビリを行なっていた時、気分不快の訴えをし嘔吐してしまいました。その時のバイタルが血圧190台で著明な頭痛と発汗、嘔気を訴え持続しています。診察して頂くことは可能でしょうか?
という伝え方と
リハ科のなおですが今お時間よろしいでしょうか!?○階の○○さんなんですが午前中、病室でリハビリを行なっていた時、気分不快の訴えをし嘔吐してしまいました。その時のバイタルが血圧190台で著明な頭痛と発汗、嘔気を訴え持続しています。
看護師にベッド上安静にして下さいと伝えたのと更に症状が悪化するようであれば再度、看護師の方から先生に報告するようにお伝えしたのですが、それでよろしいでしょうか?
という伝え方だと後者の方が良いかと思います。
それは何故かというと後者の方が『どういう状態で』『どういう対処をした』が明確に分かりドクターも物事の優先順位をつけやすくなるからです。
後者の方の伝え方は
血圧上昇は運動負荷に対するもので血圧も変動しやすいものだと考えベッド上安静をしてもらった。経過をみて症状が悪化しないようであれば一過性の血圧上昇とそれに伴う頭痛、発汗、嘔気の可能性がある。逆に時間経過と共に症状が悪化するようであれば別の疾患を疑わなければならない状態。
という意味合いが後者の方には含まれています。
自分の意見や考えを持ち患者さんに接することや多部署の医療職とコミュニケーションを取ることは非常に大切です!
逆質問された時に分からなければ正直に分からないと伝える
ドクターに物事を報告する際は分かることだけ報告する。そして逆質問された時、分からなければ正直に分からないと伝える事が大切です!
質問されて分かりませんせんがダメな訳ではありません。
ドクター同士の会話ではありませんので今分かっている事だけを伝えればそれでよしです。
医療者として事実を正しく伝えるという事が大切です。
分からないのに分かったように答えて後から違かったというのが最悪のパターンです。
分からない事を分からないと伝えても犯罪にはなりません。
分からなければ後から勉強すればそれで済む話です。
学生の頃は、もしかしたら分かりませんは言うな!だったかもしれませんが資格を取り医療者になれば患者さんの安全が第一優先です。よっぽど緊急を要さないような状態でなければ分かりませんでも許されます(もちろん勉強はしなければなりませんが)。
事実を正しく伝えることを意識して報告しましょう!
嫌がらずドクターにどんどん電話をかけてみましょう!

ドクターに報告するのって『緊張』するし『怖い』し『出来ればしたくない』と思われる方も多いですが嫌がらずドクターにどんどん電話を掛けてみましょう!
ドクターも普通の人間です。特別な人間ではありません。
頭は良いですが分からないこともたくさんあります。
この世に完璧な人間なんていません。
医療はチームです。チームで患者さんをフォローアップするんです。
フォローアップが遅れてしまう方が患者さんにとって不利益です。
不利益は生じないように医療者として責任のある行動をしていきましょう!
何度も何度も電話を掛けるうちに慣れてくるものです。
ドクターが『どの情報が欲しいのか』も自然と分かってきます。
初めは勇気がいることですが緊張もいつまでも続きません。
病院のヒエラルキー的にはドクターが上です。分からない事があればドクターに聞けば良いんです。
ドクターの指示以上の指示はありません。
指示を聞いておけば、もし仮に何かあってもドクターの指示と伝えればそれでOKなんです。
逆にドクターの指示もなく、あれやこれやをやってしまう方が危ないんです。
なので怖がらずバンバン電話を掛けてドクターとコミュニケーションを取っておきましょう!
その方が患者さんに対しても良いですし業務的にも滞る事なく物事が進んで行くようになりますよ!
なるべく落ち着いて電話を掛けましょう!

いかがだったでしょうか!?
ドクターに物事を報告する際の注意点〜効率よく伝えるコツ〜と題してブログをまとめて参りました!
ドクターに電話を掛ける時は、なるべく落ち着いて電話を掛けるように心掛けてみましょう!
電話を掛ける前に深呼吸をして伝える内容がまとまっているかを2〜3確認し、もう一度深呼吸をして電話を掛けましょう。
早口にならないように出来るだけゆっくりとした話し方で伝え分からないことがあれば正直に分かりませんと言えるようにしましょう!
怖がらない。苦手意識を持たない。いつかは慣れるんだと思って頑張ってみましょう!
このブログを見て頂いている方が少しでもドクターと円滑なコミュニケーションを電話で取れるようになることをお祈りしております!
以上、本日のブログでした。
本日も観てくださっている方、本当にありがとうございました。また、時間がある時に気軽に観にきてくださいね!
そして、何かあればTwitter、お問い合わせから連絡下さいね!!!
1人で悩まず一緒に歩んでいきましょう!