こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。
ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!
訪問リハビリの領域は、高月収・高年収なのは事実は話ですよね!
セラピストなら誰でも知っているかと思います。
実際に病院勤務・施設勤務のセラピストと比較すると100万以上(150万円以上)年収が違ったりします。
それを求めて(興味を持って)訪問リハビリ領域に就職する(転職する)のは、なんらおかしな話ではなく、ごく当たり前なことかと思います。
ですが、訪問リハビリ領域のことをよく知らないで就職してしまうと高確率で後悔することになります。
少しでも後悔するのを防いでいけるように今回は、このブログで訪問リハビリ領域に就職する際の注意点を解説していきます!
是非、この記事を最後まで読んで頂き活用して頂ければと思います!
訪問リハビリ領域に就職したいと思っている全ての方におすすめです。
訪問リハビリ領域に就職する際の注意点|高年収に騙されるな!
訪問リハビリ領域に就職する際の注意点は、以下のようになります。
・病院、施設勤務より働かなければ高年収にならない
・事故に巻き込まれる可能性がある
・事業所がいきなり潰れる可能性がある
・退職金がないor少ない可能性がある
・常に孤独との戦い+豊富な知識が必要になる
です。
訪問リハビリ領域に就職する際は、上記のことに気をつけて行動していかないと後悔するハメになります。
では、具体的にどういうことかを上記の項目5つを詳しく解説していきます!
病院、施設勤務より働かなければ高年収にならない
訪問リハビリ領域に就職する際の注意点は、病院・施設勤務より働かなければ高年収にならないということです。
確かに病院・施設勤務時より訪問の事業所では基本給が高く設定されていたりしますが、その分ボーナスが少なかったり昇給額が少なかったりします(もちろん『全ての事業所が』といは言いませんが)。
なので何となく訪問の事業所で何年も働いても努力をしない限り給料が変わらなかったり、年収が大きく変わらなかったりするリスクもあるということです。
では、なぜ訪問の事業所が高年収をうたっているのかと言うとインセンティブ制を導入しているからです。
インセンティブ制を簡単に解説すると
・多く利用者さんを診れば診るほどお金をあげますよ
・自分で仕事を取ってきたらお金をあげますよ
・事業所の為に利益を上げる(売り上げを上げる)ことをすればお金をあげますよ
と言うことです。
何が言いたいのかと言うと事業所は、自分で事業所の為に売り上げを上げる努力をしなければお金はあげないよということです。
売り上げをあげる努力をし続けられれば高年収になりますが、その努力を怠った瞬間、年収がみるみる下がっていくと言うことです。
年収500万円の時もあれば年収600万の時もあれば年収450万ということも容易に起こるということです。
現状、病院や施設で働いていていれば、さほど大きな努力をしなくても(大きな声では言えませんが)年収は右肩上がりにあがっていきますが訪問の事業所で働けばそうも行かなくなります。
事業所で売り上げをあげるという事は、嫌なことも積極的に行なって行かなければならないということです。
そこも十分理解したうえで就職しないと後悔することになります!
事故に巻き込まれる可能性がある
訪問リハビリ領域に就職する際の注意点は、事故に巻き込まれる可能性があるということです。
病院・施設で働いていれば外を大きく動き回るという事は少ないですが、訪問では外を大きく動き回りますよね!
そして、訪問時の移動手段は、主に車・バイク・自転車が多いかと思います。
限られた時間の中で決まった人数の利用者さんを診て行かなければならなくなりますので、時間の制約を受けやすくなります。
例えば1つの訪問先で30分多く時間が掛かってしまった場合、その30分を取り戻す為に車・バイク・自転車を急がしたり、近道を行なったりしながら時間管理を行わなければなりません。
結果、心に余裕がなくなる可能性があります。
それに伴い交通事故にあう可能性を高めてしまったりします。
ひとたび、交通事故に遭ってしまったら
・利用者さんからクレームが入ってしまったり
・事業所の売り上げが下がり自分の年収も下がってしまったり
・事故した車などの弁償をしなければならなかったり
・怪我をしてしまったら仕事が出来なくなり年収が下がってしまう
などのリスクも沢山あります。
高年収の裏には、様々なリスクを背負って行かなければならなくなります。
リスクを理解したうえで働かないと自分の人生を棒に振ってしまう可能性があります。
事業所がいきなり潰れる可能性がある
訪問リハビリ領域に就職する際の注意点は、事業所がいきなり潰れる可能性があるということです。
母体がしっかりしている(病院が系列である)訪問事業所なら、そう簡単に潰れなかったりしますが(その代わりに給料が低い)個人で行なっている事業所では、売り上げがあがらなくなった瞬間に事業所が潰れます。
見通しが甘い社長さんの下で働いていたり、無計画の社長さんの下で働いてしまうと、いきなり無職になったりもします。
訪問リハの領域に勤めるという事は、このリスクも背負って行かなければなりません。
毎日が全力勝負ですし、売り上げを上げるとうプレッシャーを病院・施設勤務より感じなかればなりません。
先が見えない環境で働くことになりますので、常に不安を抱えながら仕事をして行かなければなりません。
『すぐに、また職場を変えるから良いや』と思われる方には、良いのかもしれませんが神経質な人には向かないのが訪問リハの領域だったりします。
退職金がないor少ない可能性がある
訪問リハビリ領域に就職する際の注意点は、退職金がないor少ない可能性があるという所です。
若いうちなら頑張って訪問を何件もまわったり、自分で仕事を取ってきたり、事業所の売り上げをあげるための貢献が出来たりもするかもしれませんが歳を重ねれば体力もなくなりますし行動力も次第に落ちてくるかと思います。
給料も落ちてくる可能性もあり(上記で挙げた基本給が大きく変わらない為)加えて退職金も満足した額をもらえなかったりします。
結果、老後に不安を抱えてしまう可能性があります。
若い頃に周りより給料が高いからといって散財してしまうと、老後はお金がなく路頭に迷ってしまうという可能性も出てきてしまいます。
若い頃に給料を沢山もらえる分、しっかりと貯金して退職時には退職金が殆ど入らないということも想定しながら働いていく必要があります。
訪問リハ領域で働くって意外とリスクがつきものなんですよ!
目の前の大きなお金に飛びついてしまうと後で大怪我してしまいます。
注意しながら行動してくださいね!
常に孤独との戦い+豊富な知識が必要になる
訪問リハビリ領域に就職する際の注意点は、常に孤独との戦い+豊富な知識が必要になります。
訪問リハ領域では、当たり前ですが出先では常に1人で仕事をして行かなければなりません。
訪問先で利用者さんの状態が良くない、急変してしまった、滑って転んでしまったなどの問題が発生してしまった場合、全て1人でアセスメントして対応して行かなければなりません。
基本的に誰かに応援要請する事は出来ない環境にいます。
病院や施設であれば周りにいるスタッフに協力を頼んだり院内や施設内にいるドクターに連絡をとり対応してもらえますが訪問では1人で全てを対応しなければなりません。
もしお亡くなりにでもなれば、裁判沙汰にもなってしまう可能性もあります。
常に孤独と戦い豊富な知識がないと対応できない現場が訪問リハ領域になるかと思います。
責任も非常に重たいものになります。
全てのことをしっかりと対応出来る人ではないと難しいのが訪問リハ領域のリハビリです。
訪問リハ領域は安易に勤める場所ではないです
上記の項目でお伝えしてきた通り、訪問リハ領域は安易に勤める場所ではないんです。
目先の利益に目がくらみ飛びついて働いてしまうと確実に後悔することになります。
・今までの臨床に疑問を感じ訪問でしか出来ないことがある
・お金ではなく、利用者さんのことを思って働きたい
・訪問リハで様々なことを学んでみたい
・少しでも日常に近い場面でセラピストとして関わりたい
・確固たる信念があるから訪問リハビリで働きたい
など、お金以外にも信念があって働きたいという方には強くオススメできますが『お金が沢山貰える』『楽そう』『自由な時間が多そう』などの理由で訪問リハ領域に携わると後悔する可能性の方が高くなってしまいます。
上記の項目に述べてきたリスクをとってまでも働きたいのかをしっかりと考えてから行動していきましょう!
安易な行動は、本当に自分を苦しめますし自分の家族も苦しめることにもなります。
訪問リハ領域で働く場合は、慎重になってください。
年収を上げたいというのは否定しませんが、決してお金だけに目が眩み漠然と訪問領域に携わるということがないようにしてみてください!
それが後悔しない働き方につながっていきますよ!
今の環境を大切にしていきましょう!
いかがだったでしょうか!?
訪問リハビリ領域に就職する際の注意点|高年収に騙されるな!と題して記事をまとめて参りました。
欲だけ訪問リハビリに携わるのはやめておきましょう!
病院や施設で働けるというのは、非常に守られている環境で働けているということです。
それなりの責任感は背負いますが訪問リハに携わるよりかは強い責任感を背負わなくても良い環境になります。
新卒から訪問リハに携わるにも強い信念がない限りは勤めるのはオススメしません。
何かあったら対処仕切れません。
病院や施設で経験を積み、臨床に対して疑問を抱き訪問だから出来ることがある。と感じた時に訪問リハに携わることを強くおすすめします。
その方が後悔も生まれにくいですしやりがいも感じれるかと思います。
この記事に目を通してくれた方が、良い選択肢が出来ることをお祈りしております!
以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
その他にも
などの記事を書いています。気になる記事がありましたら是非、覗いてみてください。
少しでもあなたの未来が良い方向に向かうことを祈っています。
『悩み事』『もっと聞いてみたい事がある』と言う方はTwitterのDMやブログのお問い合わせから連絡下さい。1人で悩まず一緒に歩んでいきましょう!