こんにちは!なおです!
このブログでは『心を軽くする考え方』『医療』『リハビリ』の3つを柱に情報発信を行っています。
ブログを通しあなたの人生を少しでも良い方向に変えていけるような“お手伝い”が出来るようになることが最大の目標です!是非、参考にして頂きながら今よりも良い毎日を歩んで下さい!
今回は、作業療法士臨床実習指導者講習会を修了した作業療法士が作業療法実習指導を行う際に注意することを5つを書いていきます!
作業療法士自身も自分の身は自分で守る時代になっています。
1つ指導方法を間違えれば足元を救われます。
自分がした行動のせいで人生お先真っ暗になったりします。
それを何としても防ぐ為にも実習指導をする前に是非、この記事を読んで下さい!
そして自分自身の言動には、くれぐれも気をつけてお過ごし下さい!
後悔しない作業療法士人生を歩んで下さいね!
作業療法実習指導を行う際に注意すること|指導者はこれだけはやるな
早速、作業療法実習指導を行う際に注意すること5つを以下にまとめます!
・異性の学生さんと個室で2人きりにならない
・どんなにイラついても絶対に怒らない
・プライベートの誘いは絶対にしない
・身体に触れる実技練習は最低限にしておく
・学生さんをいつまでも病院・施設に残さない
です。
十分気をつけて下さい!
では具体的なことを以下に書いていきます!
異性の学生さんと個室で2人きりにならない
作業療法実習指導を行う際に注意することとして異性の学生と個室で2人きりにならないようにすることです。
同性ならまだ良いかもしれませんが異性はまずいです。
特に指導者が男性で学生が女性であるパターンが一番気をつけた方が良いです。
・フィードバックをする際に部屋を変えて2人きりになる
・実技指導目的に2人きりになる
・スタッフの見えないところで2人きりになる
は非常に危ないです。
学生さんから『セクハラ』と訴えられてしまったら、もう言い訳が出来なくなってしまいます。
学生さんと2人きりになるということは、それだけリスクを背負うことになります。
実際にセクハラと騒がれてしまっても2人きりなので他の目撃者もいません。
絶対に学生さんと2人きりの空間にはならない方が良いです。
ぜひ、肝に銘じて行動してみて下さい!
どんなにイラついても絶対に怒らない
作業療法実習指導を行う際に注意することとして、どんなにイラついても絶対に怒らない・脅さないようにしましょう!
例えば以下の発言はしないようにしましょう!
・やる気ないなら帰れば(帰っていいよ)
・実習に何しに来ているの
・作業療法士に向いてないよ
・ふざけるな
・ばか
・そんなことも出来ねーのかよ
・もっと頭使って動けよ
などです。
昔の学生さんなら一度は言われた言葉ではないでしょうか!?
今の時代、これらを言ってしまったらアウトです。
パワハラで訴えられてしまったら100%負けます。
また、上記の言葉をきっかけに学生さんが病んでしまったり自殺まで追い詰めてしまったらもう最悪です。
物事が大きな方向へ向かってしまい懲戒処分を受けてしまう可能性もあります。
とにかくイラついても言葉を発する前に一度飲み込むようにしましょう。
本当に言って良いことなのか悪いことなのかは冷静に判断しなければなりません。
それが出来ないようであれば学生さんの身も自分の身も守る為に学生指導は行わない方が良いです。
発言には十分気をつけて指導を行っていきましょう!
一度でてしまった言葉は取り消しがつきませんからね!
プライベートの誘いは絶対にしない
作業療法実習指導を行う際に注意することとしてプライベートの誘いは絶対にしない。
例えば
・連絡先を聞く
・プライベートで連絡のやり取りをする
・良かれと思い飲み屋に連れて行く
・休日に会う
・遊ぶ
などです。
絶対にやめておいた方が良いです。
学生さんとの個人的なつながりが病院にバレてしまったら病院全体を巻き込む大問題に発展してしまう可能性があります。
指導者の身勝手な行動でリハビリ科の印象を指導者が落としてしまう可能性があります。
どんなに衝動に駆られても学生さんとの個人的なつながりは実習中やめておきましょう。
(学生さんから求められても)
身体に触れる実技練習は最低限にしておく
作業療法実習指導を行う際に注意することとして身体に触れる実技練習は最低限にしておくことです。
今の時代、ハラスメントで溢れ返っている時代です。
少しでもハラスメントになることは極力避けていきましょう!
もし身体に触れる実技指導・実技練習を行いたいのであれば人の目に触れる場所で行いましょう。または学生さんと同性のスタッフにお願いして実技指導・練習を行うようにしましょう!
学生さんが指導者に触れて行う実技練習もやめましょう!
それもセクハラになる可能性が十分にあります。
ハラスメント系は周りに証人がいなければ訴えられたら確実に負けます。
良かれて思ってやったことが裏目に出ます。下心がなくても裏目に出ます。
ハラスメントとはそういうものです。
どんなに信頼関係が築けていると思っても学生さんを完全に信用しない方が良いです。
悲しいですが・・・。
実技練習には要注意していきましょう!
学生さんをいつまでも病院・施設に残さない
作業療法実習指導を行う際に注意することとして学生さんをいつまでも病院・施設に残さないようにしましょう!
基本的には学生さんは定時に帰ってもらうようにしましょう。
定時に帰れるようにスケジューリングするのはスーパーバイザー、ケースバイザーのやるべきことです。
新しくできた実習制度では。1週間実習に費やして良いのはMAX45時間までと決まっています。
その時間をオーバーしてしまうのは、いわば働かせすぎと同じことになります。
勉強させすぎ、実習させすぎは学生さんの疲労に直結します。
疲労はメンタルに様々な悪影響を与えます。
昔の実習はいつまでも残してフィードバック、指導、勉強会の参加は当たり前でしたが今の時代は大きく様変わりしています。
とにかく残さないが大原則です!早く帰らせるようにしましょう!
昔の実習と今の実習は確実に違うことを自覚する
昔の臨床実習といえば
・まず定時には帰れない
・身体に触れて行う実技練習は男女関係なく当たり前
・膨大な課題
・レジュメ、レポートは必須
・とにかく寝れない
・レポートを破かれる
・罵られるのも当たり前
・暴言を吐かれるのも当たり前
でした。
ブラック以上の何者でもありませんでした。
今の臨床家は上記のようなブラック実習を乗り越えて臨床の現場に立っています。
なのでついつい『自分たちと同じような実習を』と思ってしまう指導者もいるかもしれませんがそれを行ってしまったらアウトなんです。
昔と今の実習指導のあり方が確実に変わっていることを自覚し柔軟に対応していきましょう!
今の実習は
・定時に帰らせる
・身体に触れて行う実技練習は行わない
・課題は出さない
・レジュメ、レポートは任意
・沢山寝てもらうように配慮する
・レポートは破かない
・罵らない
・暴言を吐かない
が絶対です!
今の実習形態に合わせた指導を心がけていきましょう!
それがスーパーバイザー、ケースバイザーのやるべきことです!
とにかく優しく指導し必要以上に関わらないことが重要
いかがだったでしょうか!?
作業療法実習指導を行う際に注意すること|指導者はこれだけはやるなと題して記事をまとめて参りました。
臨床実習は、とにかく優しく指導し必要以上に学生さんと関わらないことが重要です。
寂しく感じるかもしれませんが上記のことが一番問題を起こさずに済みます。
今の実習形態は非常に指導者がやり辛くなっているのが実情です。
ですが時代が変われば実習指導内容も変わっていくことは当たり前のことです。
柔軟に対応していき実習指導者側が時代に沿って変わっていけるようにしましょう!
ぜひ、このブログを熟読して頂き日々の臨床に役立てて頂ければと思います!
お互い作業療法士として1人でも良い後輩育成を行えるように頑張っていきましょう!
以上、本日のブログでした。
最後まで目を通して頂き本当にありがとうございました。
その他にも
などの記事を書いています。気になる記事がありましたら是非、覗いてみて下さい。
少しでもあなたの未来が良い方向に向かうことを祈っています。
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