こんにちは!なおです!
このブログは『医療のこと』『生きための知恵』を柱に人生頑張っている方に向けて情報発信をしていくブログです!
ブログ×ツイッターを通し様々な方と楽しみながらコミュニケーションを取れればなと思っています!
外出制限や宴会が禁止とされている中なのに
なぜ研修医や医療スタッフは飲み会、カラオケ、ナイトクラブに行ってしまったのか。
常識では考えられない出来事ですよね!
命を預かり治療を行うものが
世の中の常識から外れた行動をしてしまった。
なぜなんだろう!?
そこには医療職ならではの『しがらみ』や『思考』があるのではないかと感じます。
2度と同じことを繰り返さないようにするためにも
なぜ外出制限がされているにも関わらず行動をしてしまうのかを分析し再発防止に務めていかなければならないと思います。
今回のブログでは、それを分析していこうと思います。
そしてその分析した内容をみなさんにシェアしていきたいと思います。
ぜひ、医療に関わる人、これから医療職に携わる人、医療職の新人さんにこのブログをみて頂きたいです。
悪いことは言いません。大人しく家で過ごしていきましょう!
医療職の飲み会〜感染を防止する為に出来ること〜

医療職の飲み会の実態を以下にまとめて行きたいと思います。
・医師からの誘いには断りにくい
・医療職だから感染には気をつけられているという驕りがある
・キツい勤務、研修後で気が緩む
・飲み会が派手
・1次会のあとは必ず2次会がある
これが医療職の飲み会の実態です。
全ての病院で同じことが起きている。とまでは言いませんが
少なからず、どんな病院でも大抵上記のことは起こっています。
特に病院の規模が大きくなれば大きくなるほど
上記にあげたことは起こりやすくなる傾向にあるのではないかなと思います。
院内感染を防いでいく為にも
1つずつ深く分析して対策を考えていきたいと思います。
医師からの誘いには断りにくい
病院全体の利益をあげているのは主に医師です。
(もちろん看護師やコメディカルスタッフも利益をあげてますが、医師にはかないません。)
お金のかかることは、ほとんど医師に権限・決定権があります。
新しいことを初めてたい、最新の医療機器が欲しい
などは、医師でも部長クラス、副院長、事務局長、院長レベルまで話を通さなければなりません。
その為、様々な医師とコミュニケーションを取っておくと上級医の先生まで話が通りやすくなったりします(看護師、コメディカルから医師より医師から医師の方が最初の段階では話を聞いてもらいやすくなったりします)。
自分もなんども感じたことがあります。
『いけるよね』は何よりの印籠だったりします(この紋所が目に入らぬか・・・ばりにw)。
医療職の人に取って実際に飲みニケーションは存在します。
飲みの場で様々な先生達と仲良くなっていると
・仕事において自分の話を聞いてもらいやすくなる
・相談事をしやすくなる
・多少、無理なことでもどうにか聞き入れてくれたりする
上記のことがあるだけでも、仕事は非常にしやすくなります。
これが飲みニケーション出来ていないと
あとは実力でものを言わせるレベルまで努力をしていかなければなりません。
実力で物事を言わせるようになるレベルまでは相当の時間をようしますし
医師を超えるのは非常に難しいことです。
仕事を効率よくこなしていくには、非常にハードルが高くなってしまったりするので飲みニケーションは本当に欠かせません。
これが医師からの誘いが断りにくい理由です。
このようなことが蔓延していると院内感染も起こりやすくなってしまいますよね!
対策としては、医師に誘われる前に手をうつことが重要(様々なパワーが働く前に手をうつ)だと感じます。
医療職だから感染には気をつけられているという驕りがある
医師、看護師、コメディカルスタッフ関わらず
医療職の人は少なからず病気に対する驕りがあったりします。
根拠が少ないのに
・わかったつもりになってしまう
・これぐらいなら大丈夫だろうと思ってしまう
・何かあってもすぐに対処できると思ってしまう
・自分は感染対策バッチリだと思ってしまう
なんて思い込み勝ちですが、危ない考え方です。
医療の勉強をしてきているので、なんだか変な自身がつきやすいですが
医療人も人間です。人間に起こりうることは、みな平等に起こります。
どんな時にも気を抜かず
自分に異変を感じたらすぐに病院にかかる、感染症にかからないように世間一般の方が行なっていることをしっかりと行う。
これが出来ないと院内感染を起こしてしまうリスクが高まると感じます。
1人1人が根拠のない自信やプライドは捨てて
医療者でも感染してしまうリスクがあると言うことを忘れずに行動できれば不本意な院内感染は抑制出来ると思います!
キツい勤務、研修後で気が緩む
医療職の人は非常にストレスが溜まりやすい環境に置かれます。
・医療事故を起こさないように最善の注意を払って仕事をしている
・患者さんの治療方法に関して常に悩んでいる
・上司、部下からのプレッシャーを感じることがある
・何も患者さんに出来ていないのではと思うことがある
・患者さんの感情に引っ張られることがある
上記のことを日々感じながら働いている為、そこから解放された後の羽目の外し方はメーターを容易に振り切ってしまいます。
ストレス発散目的に飲みに行きたくなってしまったり、大声で騒ぎたくなってしまったり、誰かに愚痴を聞いてもらいたくなってしまうものです。
今は感染の観点から外でストレス発散を行うのではなく、在宅でストレス発散を行う手段を考えて行動することが重要となります。
在宅でストレス発散という思考が定着すれば、必ず院内感染を防げるようになるかと思います!
飲み会が派手
医療職の飲み会はとにかく派手なのが特徴です!
(もちろん静かに飲み会を行う病院もあるかと思いますが)
特に外科系の飲み会は医師、看護師、コメディカル共にド派手です。
自分が新人で入職して初めて飲み会に参加した時の衝撃は今でも思い出せるくらいです。
・大声で話す
・酒を浴びるほど飲む
・酒の回しのみは当たり前
・抱き合う
・動き回る
なんてのは日常茶飯事です。
ここは『大学のサークル飲み会か』と思うぐらいです。
1〜2年同じ病院に勤めていれば
どんな飲み会になるかぐらいどの医療スタッフも分かっているはずです。
最初の項目にも書きましたが、基本的に『医師の誘いは断りにく』ものです。
なら最初から『会自体を開かないように持って行く』のが非常に重要な手段です。
会を開こうとした段階でスタッフで一致団結して『今世の中は感染症が流行っているのでやめましょう』とみんなんで言っていく必要があります。言えば会は開かれなくなりますし、一個人が責められることも無くなるかと思います。
病院全体で様々な会を開かないように1人1人が意識して行動していくことが、院内感染拡大を防いでいく方法です!
1次会のあとは必ず2次会がある
これも医療職の飲み会では、あるあるのことです。
1次会で終わる飲み会なんてまずないです。
特に看護師やコメディカルスタッフは、医師をもてなそうとして
張り切り過ぎてしまう人も多くいるぐらいです。
お酒が入った2次会、3次会はさらに『どんちゃん騒ぎ』がエスカレートしていきます。
もうここまで来てしまうと医療職なんて無縁の世界に突入していきます。
夜通し『酒を飲む』『騒ぎ続ける』という環境が続くため
非常に身体も疲れますし、免疫力も格段に落ちていきます。
そうなれば容易に感染症してしまうリスクを上げてしまいますよね!
1人1人が感染症に対する厳重な意識をもち
誘惑や上からの圧に負けずに行動していくことで院内感染を食い止めることが出来るようになるかと思います!
まとめ

本日のブログまとめです。
医療職の飲み会〜感染を防止する為に出来ること〜
・医師から誘われる前に飲み会自体を開かないようにする
・医療人も常に感染してしまうリスクがあるということを自覚する
・ストレス発散を外で行うのではなく家で行うようにする
・誘われても誘惑されない心を持つ
上記3つのことが院内感染を起こさないようにしていく為にも非常に重要なことです。
1人1人が自覚して行動していくことで、不本意な院内感染は防いでいくことが出来ると感じます。
感染してしまってからでは遅いんです。
感染する前に驕らず、しっかりと行動していくことが大切ですね。
以上、本日のブログでした。
本日も観てくださっている方、本当にありがとうございました。また、時間がある時に気軽に観にきてくださいね!
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